
沖縄訪問 pico食堂編vol.1
久しぶりの沖縄だ!
たのしみ~、ワクワク、ワクワク…
とか、言っていられない。
今回は仕事である。
いただいたお仕事はきっちりこなさねば!
しかし仕事の前に、まっすぐに行かなければならない所を決めていた。
友人が経営している食堂だ
久々に会う友人である。
訪問は内緒にしてある。
突然の訪問で、どんな顔して驚くか見てみたいと思った次第である。
その食堂はモノレールの首里駅の目の前である。
初めて乗るモノレール、空港ロビーから隣接の那覇空港駅にむかう。

暑い…🔥☀️
やはり東京の暑さとは違う。
突き刺さるような太陽光がまぶしい!
沖縄に来たー!
いや、浮かれていては行けない。今回は仕事なのだから!
モノレールからの風景は初めてである。
青い空に、眼下には那覇市内の街が広がる。
心の中は、「わぉ~、来た~沖縄~!」
静まるモノレール内で、キョロキョロとおのぼりさん状態、まるで不審者である。
落ち着け、50過ぎのおっさんがはしゃぐことではない!と言い聞かせる。
興奮しすぎて写真を撮るのを忘れている。
それにしても奇跡である。
おれは雨男である。
しかし、太陽はカンカン照りではないか!
沖縄は俺を歓迎してくれていると、勝手に思う。
しばらくすると、友人の食堂がある首里駅に到着。
駅改札から10mほど歩く。
入り口に「pico食堂」とある。
ここだ、間違いない!
店の前で立ち往生する…
驚かそうとしていた自分がなぜか緊張している…
忘れられていたらどうしよう?


勇気を絞って、階段から2Fに昇る。
俺 キャップにマスク、伏せ目がちで「こんちは!」
友「いらっしゃいませ!」
お互いに無言…
友 大きく目を開いて、何か言いたそうだが、言葉を失ったかのよう。
俺 「久しぶり!」
友 .……
俺 (あれ?忘れられた?)マスクはずす!
友 ヽ(´Д`;)ノあ…
俺 (なんか言ってるぞ!)
俺 「元気?」
友 ウワワワワ~、えー?どうしたんですか?
興奮状態を抜け出し、やっとまともな会話が始まる。

お互いに募る話もたくさんあったが、何から話したか覚えていない。那覇に店を出して、直後にコロナで苦労したこと。家族のこと。店の経営のこと。新たな商品開発のこと。将来のこと。彼は接客しながら、色々話をしてくれた。もともとサービス精神を持っている人でコミュニケーションの取り方が上手い。それだけでなく、ご近所からもタコライスが評判でテイクアウトが多いようである。人懐っこい口調で、お客様と会話を楽しんでいる。
彼は、東京でお店を営んでいたときもタコライスがメインだった。
当然にタコライスを注文する。
懐かしい味である。旨い!
しかし少し薄味だ。
やはり、沖縄の味に変えたらしい。
これはこれで旨い。


実は、彼が東京で食堂を営んでいたときは、俺は彼のタコライスをそんなに食べていない…
毎日の日替わり定食がとても旨かったのだ。
この店においても他のメニューが有って、とても迷っていた。
しかし、まずは定番を食べなければ始まらない。
最後にコーヒーを飲みほす。
すっかり長居をしてしまった。
また来るよっ!って店を後にした。
さて、ホテルに入って一旦くつろぎたいところだが、まだ国際通りの視察業務が残されている。
何の視察業務かと言うと、夜はしゃぎたい場所探しである。



俺は表通りより裏通りが好きである。
何はともあれ、友人が新天地で立派に店を営んでいることに安心した。
新規開発の際に、協力できるところがあれば協力をしたいと思う。
再び沖縄に訪問できる理由作りのために…
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