隠し扉のロックマン

スピッツが大好き。 日常のあんなことやこんなことを書きつらねていきます。

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最近の記事

泣けなくなったのはいつからだろう? そんなことを、ふと考えてみた。 金木犀の香りが、少しずつ街を包みはじめる季節になると、心が少し締めつけられる。 そんな心地が、なぜか好き。 最後に本気で泣いたのは、一昨年の夏。 とにかくいっぱいいっぱいで、思わず涙が止まらなくなった。 いつからか、本気で感情を出すためには、その扉を開けてもらわないと出せなくなってた。 扉を開けてくれる存在が、近くにいる時はそれでもいいんだけどね。 いま、きっと思い切り泣けたなら、心は軽くなるんだと思

    • 金木犀

      金木犀の香りって、なんであんなに心がときめくんだろう。 香りって色んな思い出と結びついたりして、きっと感じ方はそれぞれなはず。 特に思い出なんか無いんだけど、金木犀の香りが漂い始めると、すごくドキドキする。 秋の風は、ほのかに冷たくて優しい。 秋の風の香りは、どこか穏やかで金木犀の香りを引き立ててるような気がする。 スピッツの曲たちを聴きながら、幸せな香りに満ちた街を歩くと、なんだかすごく心が弾む。 もうすぐ、そんな大好きな季節がやってくる。 今年はどんな秋になるかな🫧

      • 旅とスピッツ

        大学1年生になって、少しずつ世界が広がるにつれて行動範囲が広くなっていったころからのはなし。 何かを探してたわけではないんだけど、今までいた世界から抜け出そうと抗っていたのかも。 そんなこんなで、旅に出ることがすごく好きになったんだけど、旅してる時に聴くスピッツはいつも以上に好き。 忘れられないのは、今年の年始に名古屋から彦根まで電車で行った時のこと。 冬の空と山々を眺めながら、「旅の途中」を聴いてたら、嫌なことも何もかも乗り越えられるような気がした。 曲自体は元気を出

        • 空も飛べるはず

          空も飛べるはずって、色んな意味がある気がしてる。 "飛ぶ"って、色んなメタファーとして使われる言葉だけど、一番美しく使われてるのが空も飛べるはずだと思う。 そこに込められた"飛ぶ"の意味は、儚げで、どこか危なさもあって、でも美しい。 いつか、そんな風に美しい言葉の使い方が出来たらなぁって思う今日この頃。

          輪舞曲

          最近自分のプレイリストに、ユーミンの「輪舞曲」が追加された。 元々この曲のMVの世界観がすごくクセになって、そこから聴くようになった🎧 改めて、長く続けてるアーティストってすごいなって思う。 色んな世界が作られていったり、元からある世界を言語化したりしながら、みんなに届けるって、容易ならざることだろうな。 好きなことを仕事にする、って一見うらやましく感じるけど、それはそれで大変な気がする。 趣味としてやっている時は良くても、仕事になれば嫌なこともやらなきゃいけなくなるし。

          台風

          台風が近づいてる。地震も起こってる。 なんかちょっと不安な日々だけど、そんな中でも日常は進んでいくのって不思議。 でも、そうして日常をどんな環境下でも、可能な限り平静を装いながら守ることで、安心感を得ようとしてるのかも?なんて考えたり。 そうしているうちに、不安に慣れちゃったりすることもあるけど、それも自己防衛の術だったりするのかな。 台風のニュース見てて、あれやこれや考えてたら、ちょっと飛躍しすぎてたみたい。 でも、慣れる不安もあるけど、慣れない傷もあるってことを、嫌

          財布のはなし

          友達に、その財布何年使ってるの?って聞かれた。 もう何年になるっけ…?なんて言ったら、そろそろ変えればいいのにって言われた。 たしかに、考えてみたら5年使ってる財布。同年代の友達からすると、5年使ってるのは長い方らしい。 それと同時に、変えない理由を聞かれた。 お金が無い訳でもないし、変えようと思えば変えられるけど、なんか変えたくない。 そもそもボロボロじゃないし、まだかなりキレイなのもあるし、愛着もある。 この財布は貰い物だった。 ある日、前使ってた財布がボロボロで、そ

          はぐれ者だった

          幼稚園の頃は、比較的に平和な日々だった。今でも記憶はちゃんとあって、あそこで遊んだなぁとか、あの時仲良かった子は何してるかなぁとか、今でも時々考えてる。 とにかく、色んな人に可愛がってもらいながら、幼稚園での日々は過ぎていった。 小学校に入ると、どうも上手くいかなくなった。勉強なんか好きになれなくて、何だか先生とも馬が合わない。今思うと、馬が合わないなんてこともなくて、変な子供だっただけな気がするけどね。 そんなこんなで、小学校に入ってからは一転して順風満帆ではいかなくな

          スピッツのはなし①

          今日はスピッツにハマったきっかけとかを書こうかな。①ってタイトルにつけたのは、多分1回じゃ書ききれないと思うから。それだけ色んな思いも記憶も詰まってる。 スピッツにハマったのは、2016年の冬。高校受験を目前に控えた時だった。そして、大きな挫折の渦中だった。 元から部屋に「空も飛べるはず」のオルゴールがあったり、親もスピッツ好きだったりして、スピッツを好きになる土壌はあったのかも。ただ、中3の冬になるまで"音楽を聴く"ことに対して、意味を見い出せずにいた。どちらかという

          スピッツのはなし①

          友達のはなし

          友達のはなしって書くと、誰か主人公がいそうな感じだけど、特定の人ってわけじゃないです。 元々友達は少ない方だった。最低限の世界で収まってた方が、あれやこれやと気遣いしなくていいやって思ってたのかも。 だから高校生になってから、小学校からずっと同じだった友達とも離れて、一人ぼっちで通うことになってからは、友達ができなかった。というか、その世界に馴染めなかった。でも一人でいるっていうのも、プライドが許さなかったんだよね。 そんなわけで、お昼になるとお弁当を仲良しグループと

          はじめましての…

          始めてみたものの何を書こうかな? 今日までの生い立ちを倩々と書いてみようかな。 そんな色んなことに思いを馳せつつ、時には長く、時には短く書いたりするのでお付き合いください😂  季節の変わり目に敏感で、その季節に咲く花々に惹かれたり、季節の食べ物を好んだりと、少し小さい頃は大人びていたらしい。  いつからだろう。自分を出すのが怖くなった。  それは、決して何かの出来事があった訳ではなかったと思う。自分の中で、色々なものが開花していく上で必要なものだったんだろう。  だからとい