こわがりな私に出来たこと③(ハンドメイド)

4年以上かかったけれど、大学の通信教育部を卒業した私。

問題はここからでした。

学歴がほしいと高校卒業程度認定試験を受けたり、
大学の通信教育課程で勉強していたけれど、
そうしていることで、そうしているうちは、
外に出られなくても、まだ許されるような気がしていたのです。
外に出られなくても許される理由がほしかった。
そんな思いもありました。

それが、ついになくなってしまった。

相変わらず、外に、社会に出るのがこわい。
働きになんて行けない。
そんな状態でした。

そんなときに、ハンドメイド作品をネットで販売している人達がいること、そんな場所があることを知りました。

小さい頃から、何かを作ることは好きでした。

けれど、ハンドメイドの販売なんて簡単なことではないはず。
そもそも、販売とかそういったことを全くしたことがない。
外で働いたことがないのだから、当然といえば当然なのですが。

不安だらけでしたが、ネットでハンドメイドの販売をしている人達に憧れたし、ネットでハンドメイド作品がずらっと並んでいるのを見ると楽しそうでした。

不安だらけでもあったけれど、
｢これなら、私にも出来るかも｣
とも確かに思ったのです。

小さい頃から何かを作るのが好きだった。
といっても、ずっと何かを作っていたというわけではありません。

ハンドメイド作家になろうと決めるそのずっと前に、
とあるハンドメイドの本と出会い、惹かれ、購入し、
それを眺めて楽しんで大切にしていましたが、
自分には作れないだろうと、なんとなく思っていました。

アクセサリーなんて作ったことがなかった。
とても難しいことと感じていました。

作り方なんて全く知らない。
そういったアクセサリーのパーツをどういったところで購入するのか、購入できるのかも知らない。

販売するにしたって、どういったことを販売ページに書けばいいのかもわからない。
発送方法にどんなものがあるのかもわからない。
その発送資材もどんなものがいいのか、どこで購入できるのかもわからない。

全てにおいて、わからないことだらけからのスタートでした。

そこもまた、通信講座を受けてみたり、
本を参考にしてみたり、
作家さん達を参考にさせてもらって進めていきました。

もう何年も続けられていますが、
ハンドメイドにおいて、正直、今でも思うようにいかないことでいっぱいです。

そんなこともあり、ハンドメイドにおいても、私の人生全体においても、このままではいけないという思いは消えず。
いつまでも、自分の中に閉じこもっているだけではいけないと、ずっと考えていました。

そして、あるとき、
(一気に怪しさを感じられる方もいらっしゃるでしょうが…)
宇宙の法則や引き寄せなどのスピリチュアルな世界と出会ったのです。

※続きます。