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どちらを選ぶのも自由だね

数年前、同い年の方と
クリスマスの話になったことがあります

その方に
もうすぐクリスマス、
自分はたくさん女性を集めて
盛大にパーティするけどアナタは?
と聞かれたので

「わたしは取り立ててなにもしないですよ
 自分を振り返って戒めのときにします」
とお返事したのがきっかけでした

「なんでやねん
 クリスマスちゅうたら
 大騒ぎして楽しむ日やないかい」

……ナカナカにぬぬぬむむむであります

なので
「クリスマスってどういう日か知ってます?」
と聞いたところ

かたくなに
大勢で大騒ぎ、
もしくは異性を盛大にもてなす日だと
譲らなかったのです

わたしの世代は社会人になったとき
まさにバブル絶頂期

クリスマスは
赤プリ、ティファニーのオープンハート
が、定番でした


なのでクリスマスは
キリスト教の大切な行事であることをお話したところ

「アホちゃうか
 そんなん信じられへん」

まったく聞く耳持たず

さらに
わたしのアタマがおかしい
くらいのことまで言われてしまい
思い込みの怖さを痛感したのでした


生まれたときから信じてたことが
間違いだったと覆されることって
受け入れがたいですよね

ひとはそういうふうにできてる

このとき
わたしは姿を変えカタチを変え
同じことをしていないだろうか

よくよく自分を調べなければと
自戒したのでした


同時期にやっぱり同い年の友人に

「結構いいオトナになったから
 そろそろ本来のクリスマスって
 どんなか体験しない?」とお誘いしたところ

「行く行く~」


クリスマス礼拝に参加した後
一緒にご飯を食べてたら友人が

「ねえ、かなり恥ずかしいこと言っていい?」

「あのね、もりびとこぞりての
 しゅはきませり、って歌詞
 わたし
 シュッ ワッ キッ マセリ、って
 何語か分からないけど外国語だと思ってたの
 あれって主は来ませり、なのね
 讃美歌見てびっくりしちゃった
 半世紀以上も間違てたのよ
 恥ずかし~~~~」


………ええええええ~~~っ!

それを聞いて
ワタスの方がべっくら仰天


「ま、人生100年だからね
 残り50年くらいあるわけだから
 人生の半分誤解ですんでよかったじゃない」
と慰めたのでした

そしてやっぱり
わたしも同じようなことを
姿を変えカタチを変えやらかしてないか

よくよく自分を顧みなくちゃ
そう痛感したのでした


幸せな時代になって
生き方は自由に選ぶことができます

最初の方のように
自分の信じてきたことがすべてと
疑ってみることをしない生き方もできるし

友人のように自分の過ちを素直に認め
正しいことを知ることを選ぶこともできる



ところでみなわん

それこそ本来のクリスマスを
すらすら~っと説明できます?

アドベントって騒いでるけど
それってナニ?

ちゅうことで
明日からアドベント

アドベントの4週間
日曜日ごと4回に分けて
クリスマスとはなんぞや?を
ご説明しようと思う所存であります

お楽しみにネ


へば🎄




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