並走、伴走するね
少し前に極めたければひたすら継続することと書いた
しかも2,3週間じゃない、10年も20年もだ
ところがコレが続けることができないから苦労してるんじゃないかよー、と思われた方も多いだろう
テレビなんかで3分間カンタンダイエット体操なんてやっていて「ヨス、これならカンタン、毎日できるでござる、こりでダイエットばっつす!」なぁ~~んて思っても、その当日でさえやらないで終わっちゃったりって心当たりない?
毎朝、Eテレのテレビ体操をやっている
テレビの中だけど、一緒に動いてくれる人がいるので続いている
独りぼっちだと継続するということが難しい
けど、一緒にやってくれる人がいるとナゼか続くものだ
稽古は毎週かかさず定期的にやるのが確実だけど、そうもいかないのであれば自主練をコンスタントにやればいい
ところがどっこい自分だけだと、これが先のダイエットのオハナシと一緒で「ひゃ~、やらないでしまった、そりでは明日やろう」
……これを繰り返しちゃう
どうしても自主練を頑張れないのであれば、やっぱり稽古に行くしかない
先生に頼るのが一番だ
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長いいけばな稽古人生で色々な人に出会った
その中で稽古で使った花材をいけ替えたことがない、という人がいた
立派な花袋を持っていて、稽古後はそれにその日いけた花材を入れて帰る
そのまま放置、いけ替えることをしない
で、翌週の稽古の朝、花袋の中でオヨヨ状態になっている花材を捨て稽古に来る、というのだ
けれど、毎週欠かさず稽古に来ていた
稽古に来たら、モチロン【いける】ということをする
休むことなく毎週毎週繰り返し繰り返し稽古する
復習しなくても、コンスタントにいけ続ければ確実に上達する
その人も、間違いなく上達していた
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わたしのいけばなの始まりは毎週水曜日欠かさず、だった
わたしの親先生はまったく病気というものをしなかった
だから先生の都合で稽古が休みになったことがない
親が親なら子も子で、わたしも劇的に頑丈にできていて稽古を休んだことがなかった
毎週水曜日、稽古はあった
稽古がないのは元日がある週とお盆の週だけ、粛々と稽古はあった
一人じゃ頑張れないけれど、先生が待っている
そうなると続けることができる
これってホント、間違いない
そして常に寄り添って一緒に走ってくれる、並走してくれる、伴走してくれる、それが習い事の先生
とても頼もしい存在なのだ
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