木曜日に生まれると
昨日の春の嵐
凄かったですね
みなわん大丈夫でしたか?
ごーごーびゅーびゅーという
風の音を聞きながら本を読んでました
気に入った本は繰り返し読みます
特に村上春樹さんは
何度もなんども繰り返し読みます
これは2周目
村上春樹さんは
文体が明瞭で軽く読みやすく
登場人物同士の会話に
はっとすることが多いです
この
『街とその不確かな壁』は
1985年に刊行された
『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』を
書き直したような始まり方をします
40年近く前に書いたものを
コロナ禍真っ最中に籠りっきりで書き直し
ご本人曰く(珍しくあとがきがある)
これでは足りない、と後半を付け足したんだそう
荒れ狂う風の音を聞きながら
けど本の中は静まり返っています
村上春樹さんの作品は
とても不思議な感覚の中に
連れて行ってくれるのでとても好きです
で、街と~
この中に生年月日を聞き
その日は何曜日なのかを教えるという
特殊な能力を持った少年が出てきます
主人公「私」もこの少年に
誕生日は「水曜日」だと教えられます
さらに
「水曜日生まれの子供は苦しいことだらけ」と
一緒に働く図書館の司書に教えてもらいます
マザーグースの一節だそう
ふと気になって調べました
こういうときネットってありがたいですね
曜日どころか
生まれてからの日数
生誕1万日後、2万日後なんてのも
教えてくれるのね
わたすは木曜日
………く、苦難の道?
なんだかちょっとブルー
ところでこの物語の主人公「私」も
この少年が教えてくれた
誕生日の曜日が正しいかネットで確かめます
「私」行きつけのコーヒーショップの
女性店主も誕生日の曜日を教えられると
ネットで確認
『非ロマンチック』
わたしも同じように感じてたし
ネットで調べながら
ホントかよ?と複数のサイトで確認したので
十秒以上かかっちゃってるし、、、
木曜日に生まれた子供は
マザーグースが歌うように
苦難の道ばかり歩むのであります
生け花教室 西宮市
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