アメリカの流行、日本の流行

アメリカに8年も住んでいると、日本の事情からどんどん遠ざかって今は何が流行っているのか全くわからないのですが、一つ言えるのは、アメリカで流行っているものは絶対に日本で流行るということ。逆に流行りの逆輸入というのはアメリカではないない気がします。

アメリカ人と日本人で大きく違うのは、アメリカ人はinsividualism(個人主義)、日本人はcooerativeness(協調性)と国民性が全く違う事。

ファッションに長く携わってきたので、ファッションの違いからいうと、日本では流行のファッションしていないとオシャレではないと判断されてしまう傾向にあります。

一方アメリカでは、流行りはもちろんありますが、セレブリティーの中、TVの中の話であって、本人に似合っていればどんな格好をしていてもオシャレなのです。

ファッション雑誌を見比べれば一目瞭然ですが、日本の雑誌はコーディネートの仕方など事細かく説明があり、ファッションチェックがされていますが、アメリカの雑誌はただのブランド宣伝でしかありません。

アメリカで日本の雑誌出したとしても、こちらでは体型、身長、肌の色、皆様々で決してみんなにとってのオシャレというのが一つではないから意味が無いのです。

ビジネス目線からいうと、日本では1人が注目すれば皆が注目する傾向にありますが、アメリカではターゲットも様々で何流行るかは分からないのです。

また、日本人は文化や流行りの輸入が好きな人種ですから、アメリカや他国で流行ればすぐにそれを輸入し、宣伝などしなくても口コミで流行ります。

アメリカで生活していると自分なりのオシャレが身につき、流行りに流されず自分にあった本当のオシャレが見つかるかもしれません。



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