宣伝会議賞

【vol.5】素人コピーライター、宣伝会議賞に奮闘中!

こんばんは!しんみです。

先週は多忙につき、おやすみしてしまいました。
たのしみにしてくださっていた方、すみません、、!

2週間ぶりの奮闘日記、お知らせ盛りだくさんです!!!

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合宿に行ってきました。

10月あたまの3連休、千葉県の古民家でコピー合宿をしてきました!

発起人は、広告業界でバリバリ活躍中のエリート男子。協賛企業賞も何度か受賞しているというツワモノです。

参加者も、わたし以外はみんな広告業界。車の中では、聞いたことのない業界用語が飛び交いまくっていました。ぜったいみんな優秀で「こんなとこに混じって大丈夫なんか、、、」と不安になりつつ、移動中から、いろいろと勉強させてもらった!

途中、海に寄ったり、ごはん食べたり楽しみつつ、夕方ごろ、宿に到着。

はい、最高!圧倒的田舎感!

庭には鯉が!指をひょいひょいってすると寄ってきて、かわいい奴らでした。

部屋のなか!ひろーい!!!
実家に帰ってきたのか!?と錯覚するほどの居心地のよさ。

文豪感たっぷりのイスに、ひとしきり盛り上がる。

「めっちゃいいとこだねーーー!!!」とある程度はしゃいだ後、さっそく勉強スタート。

ひとりで勉強してると、どうしてもダラダラ考えてしまってメリハリがなくなることが多いんだけど、そんな心配いらずのメソッドを、エリート男子が教えてくれました。

はーー!すっごいなあーーー!
こんなの、わたしだったら絶対思いつかない。

なんかね、人が集中するのにちょうどいい時間が、45分か90分なんだってさ。知らなかったーーー

感心するままにメソッドに従いつつも、実際のところ、この勉強法、かなりエグかった、、、

なにって、5分が鬼のように早いの!!!

情報がほぼないままに書くコピー3本のむずかしさよ、、、もとからゆるゆる体質でスピードのないわたし、悪戦苦闘しまくってました。

合宿を終えた頃には、もはや、書く力よりも、人として成長した気すらしてしまった。限界突破した?っていえばいいの?わかんないけど。(適当)

そんな、鬼特訓メソッドに半べそかきながら、下記の課題に取り組みました!

1日目

・キッコーマン
・霧島酒造
・数検

2日目

・バスクリン
・サマリーポケット
・伊右衛門

3日目

・サンゲツ
・セゾン
・トクヤマデンタル
・エーオーセプト
・PR TIMES

改めて振り返ってみると、意外とやってんな!!!
がんばったぞーーー!!!!!!!

ってことで、今回も、発見した切り口をお披露目するね!

キッコーマン

しょうゆで世界は仲良くなれる、かあ、、、?と全員一致の疑問も生まれつつ(これ、言っちゃだめか)ブレストして、コピーを書く。

わりとみんな、グローバルを意識したコピーを発表してた。
わたしも同じで、「食は文化の象徴」というところから広げていけるといいかなあ〜と思い「政治」や「言語」を「食」と掛け合わせてコピーを書けないかな?って考えました。

たとえば、大げさだけど「和食を食べたら戦争する気がなくなった」みたいなことをコピーにするのもありかも?って思った。ただ、政治をからめると、すごく気をつけて書いても、企業のイメージ的にどうなん?ってなりそうで、どのコピーも「これ、大丈夫かな?」という気持ちが拭えず。

でも、「宣伝会議賞は、広告コピーとして機能しないものも選考に通ることがある。なにが選ばれるかわからない!」と聞いたので、「政治×食」で何本か応募してみました。(応募したコピーって事前に発表していいものなのかな?宣伝会議さんに確認して、問題なければ来週以降、何本かお披露目します。)

参加者の中に海外に詳しい子がいて、「フランス人は、ごはんにしょうゆかけて食べるんだよ〜」と教えてくれました。国によっては、しょうゆがテリヤキみたいな味がするんだって。それぞれの国や、原料の生産地によって、味も違うって、おもしろい!
日本だと「いやいや、これにしょうゆかけないでしょ!」と思えるものでも、海外ではあたりまえにしょうゆをかけて食べていたりすることもあるんらしい。いい切り口だ〜。

あとはベタだけど「国際恋愛×食」で書くのもいいよね。


霧島酒造

お次は、霧島酒造。
夜ごはんで霧島を飲んだ後だったので、みんな酔っ払いでブレスト。

個人的に、焼酎はストレートやロックにすると、すぐに酔っ払ってよくないことになるので、あまり好んで飲むことはないんだけど、霧島シリーズは、素材のまま飲まなきゃもったいない!って気がしちゃうなあ。これ、なんでだろ?安定したブランドイメージのなせる技?

それとねー、女性は、男性にすすめられて焼酎を覚えるイメージがある!
私自身、はじめて焼酎を割らずに飲んだのって、男性から「ちょっと飲んでみ?」って言われて挑戦したのが初だったし、そういう子、多くない?
お父さんだったり、彼氏や男友達、はたまたカウンターで相席したおっちゃんとか。関係性はさまざまだろうけど、男性からすすめられて、偶然のタイミングで飲むっていうのが、女性の焼酎デビューにはありがちなんじゃないかなあ。

もうちょっと色っぽい話だと、「カクテル飲んでる女は、どこか信用できない!」って言ってた男子がいて、めっちゃ心理だ〜!って思った。

女子側の意見としては、別にモテを狙って打算でカクテル飲んでるとかでなく、カクテル好きで飲むことだってあるから、一概には言えないけどさ。
でもたしかに、気負わなくていい男子と飲むときは、カクテルも含んで、選ぶお酒を気にしたりしない気がする。
「本当に好きな子とは、バーに行くより、磯丸水産行きたい。」っていう気持ちも、わかるっちゃわかる。

合宿では、わりと人間関係における焼酎の立ち位置を表すコピーが多かったんだけど、それだと「心にうれしい」の方が強いから、オリエンの「体にうれしい」ってところを伝えるとすると、また別の視点が必要かな〜なんて、東京戻ってきてから考えた。

昨年、お酒大好きな父親が糖尿病になって完全にお酒をやめたんだけど「焼酎なら飲んでも大丈夫なんじゃない?」って母と話した覚えがあって、ビールとか飲むよりは、体に影響ないんだろうなあ。病気をして制限のかかっている人でも、健康に飲むことができるっていうのが叶うなら、人生の楽しみを減らさずに済んで、幸福度をガクッと落とさずにいられそうだね。そういう人の心情や背景を、コピーに昇華できたらいいな。


サマリーポケット

この課題、めっちゃ苦手でした(泣)どういう発想を持ってきても的外れ感あって、正解どこ!!?ってずっと頭抱えてた(泣)

要約すると「宅配型荷物預かりサービス」だよね。
新しいものに敏感な20〜30代がターゲットってことは、好きなモノが確立されて、お金も稼げるようになってきて、購買意欲が上がっている状態の人たちってこと?かな?

部屋にモノが溢れかえるのって、だいたい、服か、本のイメージだけど、偏った趣味のある人は、その趣味のもので部屋がいっぱいになってたりするか。アイドルの追っかけやってる子とか、大量にグッズ抱えてるもんね。

サマリーポケットを使えば、自分だけの秘密のクローゼット、書庫、オタク部屋を持つことができる。好きなときにほしいものだけ取り出せるし、預けているモノをWEB上で確認できる、出張先や旅先にも届けられるっていうのは、ちょっと使ってみたくなるポイントだなって思った。

「捨てたり売ったりするのを迷ってるものを一度預けてみる」「衣替えが面倒だから、ぜんぶ預ける」「引っ越しのときに預ける」っていう切り口も、ブレストであがってました。


伊右衛門

伊右衛門って、すでにブランドイメージが固まりきっているような気がして、めちゃ書きづらい課題だった。「現代人の心に響くコピー」って、あんさんそんな無茶なあ、、、って思わず返事しそうになったよ。

世の中的にはお茶より、水がブームなのでは?って体感がある。いま、水をちゃんと選んで飲む人、多いんじゃないかな?水って、おいしい水と、まずい水、結構差があるし。だけど、お茶に関しては、何を飲んでもわりとおいしいから、水ほど選んで飲むことをしないかなあって印象があって。「なんとなく、これ!」でお茶を買う人が多い気がするんだよね。で、その上位に上がっているのが「伊右衛門」なんじゃないかなあと。それはきっと、ブランドイメージ(=ちょっとお高そうで、日本的な感じ)がちゃんと機能しているところが大きいと思う。

もともとプラスのブランドイメージがあるのであれば「水を選ぶように、お茶も選びませんか?それはきっと、伊右衛門が正解ですよ!」というようなコピーをかければ、「伊右衛門」の新しいブランド価値になりえるのでは!?なんて話したり。

「安らぐためのお茶」「味わうお茶」「旅に持って行きたくなる」「ていねいにグラスにそそぎたい」「差し入れに選びたい」「ママ友にだしても大丈夫」「自信があるから、作り手の名前をだせる」など、いろんな切り口があがっていました。

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と、ここまで書いて、結構な文字数になってきたので、いったん区切ります。

また来週、続きを書きますね!


【vol.6へ続く。10月24日更新予定。】

さいごまで読んでくれてありがとう!うれしいです!🌷