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熱狂のじーちゃん(週刊長島diary26)

うれしくって泣いちゃいそうな日々。一週間の記録。

1/25(月) 誰かのせいにしない

「こうしてくれたら」とか「わかってくれるはず」って無意識に期待して、それでうまくいかなかったら相手に不満を募らせるってありがちだけど、なんでぜんぶ人のせいなんだろう。誰かのせいにして生きるのはダサいからやめたい。

1/26(火) 同期の長谷川くん

害獣対策を担当する地域おこし協力隊の同僚、長谷川くんから「銃を撃つ資格をとる」という話を聞く。正しくは『銃猟免許』というらしい。長谷川くんとは同い年で同期入社というなかなかの偶然なんだけど、おたがいやってることがぜんぜん違うからたまにふと聞ける話がおもしろい。

1/27(水) GIFDAY

高城温泉で撮った猫ちゃんの写真でひたすらGIFをつくった。
最近は動画作成に意欲的です。

1/28(木) 鶴の北帰行

長島では毎年1月末から3月頃まで、行人岳の山頂付近でシベリアに帰っていく鶴の群れがみれる。広報誌担当の田上さんと取材に行くも、タイミングが合わずまったく鶴が飛ばなかったので、写真を撮りに来ていたおじいちゃんたちとおしゃべり。昨年撮った鶴の写真をみせてくれたり、鶴の情報をくれたり、鶴マスターのじいちゃん。心強い。

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1/29(金) 定期検診

休み。婦人科の定期検診へ。

1/30(土) 熱狂のじーちゃん

北帰行の撮影リベンジ。行人岳へ。土曜日だからか、二日前よりも人がたくさん。柵に腕をかけ今か今かと鶴を待つ姿は、まるでフジロックやロッキンジャパンでお目当てのバンドがでてくるのを待つフェスキッズのよう。

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木曜に会ったじーちゃんたちに「おお!またきたか!」と覚えてもらえていて、今日もまた、最新の鶴情報を教えてくれる。

この日はかなりの数の鶴がシベリアに向かって飛んで行ったけど、太陽の真下をとおる鶴をレンズ越しにとらえ「まぶしい!まぶしい!」と言いながらシャッターを切り続けるじーちゃんたちの後ろ姿に、熱狂と青春を感じた。

1/31(日) 花束みたいな恋をした

映画『花束みたいな恋をした』を鑑賞。
予想していた何倍も何十倍も心に残る作品だった。

受け取った瞬間が最高潮に美しく、その後は朽ちていくことがわかりきっている花束を、少しでも長く持つようにと水をあげたり、陽を浴びせたり世話をし、枯れるまでの時間を楽しむ。そんな様子を恋愛に例えた映画なのかな。

たとえ枯れてしまったとしても、ゴミ箱にさよならしても、あたらしい花を手に入れても。美しいあの花を大切に愛でていた過去は失われない。

明るくなった客席で「よかったね」と顔を見合わせて(この映画をみて、僕に(私に)出会う前の誰かに想いを馳せたのかな)と切なくなったカップルはたくさんいるかもしれないなあ。


以上。2021年1月25日〜2021年1月31日の日記でした。
また次回お会いしましょう〜!

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▼長島町に移住した経緯についてはこちら


さいごまで読んでくれてありがとう!うれしいです!🌷