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宇宙探査の最新ニュース


月面着陸を目指す日本の探査機「SLIM」


2023年9月7日、日本の国産ロケット「H2A」47号機が種子島宇宙センターから打ち上げられました。このロケットには、X線天文衛星「XRISM」と、日本初の月面着陸を目指す探査機「SLIM」が搭載されています。

SLIMは、「スマートランダー」と呼ばれる新しい技術を使って、月の表面に正確に着陸することを目的としています。これまでの月探査機は、着陸予定地点から数キロから数十キロの範囲に着陸していましたが、SLIMは100メートル以内の精度で着陸する予定です。

SLIMは、来年2月に月面に到達する予定です。その前に、月の周りを周回しながら、着陸地点の詳細な情報を収集します。着陸地点は、月の表側(地球側)にある「Shioli」(しおり)クレーター付近です¹²。

SLIMが成功すれば、日本はアメリカ、ロシア、中国、インドに次いで、世界で5番目に月面着陸を達成した国となります。また、SLIMは軽量かつ低コストの宇宙船を開発するための重要な実証となります。

月面着陸は非常に難しい技術であり、多くの挑戦があります。しかし、SLIMが成功すれば、日本の宇宙技術のレベルが高まり、将来的には月や他の惑星への探査や開発が進むかもしれません。SLIMが無事に月面に着陸することを願いましょう!


X線天文衛星「XRISM」


H2Aロケットに搭載されたもう一つの重要な宇宙機器がX線天文衛星「XRISM」です。XRISMは、「X線分光撮像衛星」という意味で、「クリズム」と呼ばれます。

XRISMは、日本とアメリカ、欧州の宇宙機関が共同で開発した衛星です。バス1台分ぐらいの大きさの望遠鏡を持ち、X線という高エネルギーな光を使って宇宙を観測します。

X線は地球の大気に吸収されるため、地上からは観測できません。しかし、X線は宇宙で起こる激しい現象や高温な物質から放出されるため、X線を観測することで、ブラックホールや超新星爆発などの謎に迫ることができます。

XRISMは、打ち上げから約14分後にロケットから分離され、地球の周回軌道に投入されました。XRISMは、約1カ月間の試験運用の後、本格的な観測を開始する予定です。

XRISMの観測によりX線は宇宙の様々な顔を見せてくれると思います。XRISMが新しい発見や知識をもたらしてくれることを楽しみにしています。


まとめ


今回は、宇宙探査の最新ニュースついて、記事を作成しました。日本の探査機「SLIM」とX線天文衛星「XRISM」が打ち上げられたことを紹介しました。SLIMは月面着陸を目指し、XRISMはX線で宇宙を観測します。どちらも日本の宇宙技術や科学の進歩に貢献すると期待されます。私は両方のミッションに興味があり、成功を祈っています。皆さんも宇宙探査に注目してみてください。

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