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競馬

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2023年1月の記事一覧

【競馬】シルクロードSとか根岸Sとか振り返り

年明けからの中京芝コースで、大外からゴール前で差し切るような場面を見た記憶がほぼない。直線半ばの坂を登ったところで先頭にいる馬がほぼそのまま押し切るような、そんなレースばかり見ている気がする。そして今週は悪天候の影響を受けながらも高速化。連続開催も5週目、京都競馬場の改装に伴う変則日程に耐えるための措置ゆえ仕方ないのかもしれないが、何ともつかみ切れないまま最終週を迎えようとしている。 シルクロードSも馬場の影響が大きかった。8枠に入ったトウシンマカオとウインマーベルは特に気

【競馬】春を告げる

2月の東京開催が始まれば、もう春はすぐそこな気持ちになれる。めっちゃ寒いけど。 金曜の夜に飲みに行ったら帰りの電車で盛大に寝過ごしてムダにタクシー乗ることになってしまった。悔しい、5,000円返せ。 そんな茶番を演じてたもんで土曜の複コロ候補生など当然ながら更新できず。まあコンシリエーレとかサリエラとかそのへんでしょうという話をしようと思ってたので妥当な結果でした。 ただコンシリエーレはノドの不安がな..いつまでも鉄板かと言われるとやや心配。サリエラは東京の少頭数なら間違い

【競馬コラム】マイネルラウレアに託したい夢

種牡馬ゴールドシップの産駒がデビューして約4年が過ぎた。オークス馬ユーバーレーベンを筆頭に、ウインキートスやウインマイティー、ブラックホールが重賞勝ち馬となった他にもコンスタントに活躍馬を輩出。決して繁殖牝馬の血統レベルに恵まれているとは言えない状況での健闘ぶりは、現役時代に彼に魅せられた身としても十分に胸を張れるものだ。 しかし、どうせならもっともっとデカい夢を見たい。キレッキレの末脚でクラシック戦線を席巻するような孝行息子の登場を。後継種牡馬として堂々とスタッドインでき

【競馬】東海S・AJCCとかの振り返り

プロミストウォリアって、プロミストスパークの仔なんですね..懐かしい。2000年代初頭のダート条件戦で頑張ってた馬。切れる馬ではなかったけど、先行してグイグイ行くスタイルでした。 だいぶ高齢になってから産んだプロミストウォリアにも、そのスピードはより力強く受け継がれていたようで。これで1勝クラスから4連勝で重賞制覇。しかも二度の長期休養を挟んでいることもあって、まだキャリア7戦という底知れなさ。最近のダート路線はまあまあ層が薄いので、今年中に一気に交流G1あたり手が届くかもし

【競馬】1月22日(日)の複コロ候補生

土曜の複コロ候補生3頭はいずれもクリア。パラレルヴィジョンめっちゃ危なかったけどw それより若駒Sのマイネルラウレアですよ。エンジン点火くっそ遅いけど、加速してからの脚は迫力満点。新馬戦もこんな勝ち方だった。これで皐月賞には出られるだろうけど、どこかでさらに賞金加算して日本ダービーまで出走のメド立てたいね。 坂井瑠星はメインの睦月Sをキングエルメスで勝ってJRA通算300勝、そして幸さんも小倉メインの小倉城特別をメイクアリープで制するなどハシスポさん大満足の一日であった

【競馬】1月21日(土)の複コロ候補生

10年ちょい前にハマってた複勝コロガシにもう一回チャレンジしてみようと、年明けからウォーミングアップしてるんですけどやっぱり楽しいですね。平場から重賞まで「鉄板」をくまなく探す作業が、競馬とじっくり向き合えてるって感じがする。 てことで明日の複コロ候補生たちを軽くリストアップ。 ■ 中京5R/3歳未勝利:マテンロウアルテ 先週シャザーンに完敗も、3着以下は離しての2着。初戦もイングランドアイズ、ハーパーとの接戦で今の未勝利では一枚上手の力を持っている。わざわざ連闘で勝ちに

【競馬】暖かかった週末

大学なんちゃら試験とか日経新春杯がある週末ってめちゃ寒くなるイメージがあるんですけど今年は暖かかったですね。だからといって何か活動をするわけではありませんが。 その日経新春杯。今年から斤量のルールが変わったことで、これまでよりプラス1キロ多く背負うことになったのだが、そのおかげでトップハンデ59kgを課せられたヴェルトライゼンデが逞しく勝ち切った。長いブランクから立ち直り、ジャパンCでも3着と好走するなど衰え知らずの6歳馬。今年もまたG1を沸かせる姿が見られそうだ。 父ドリ

【競馬コラム】ミスター淀短距離S

3日間開催最終日の月曜は川田将雅の独り舞台だった。9クラに騎乗し4勝2着4回。連対を外したのはメインの淀短距離S(4着)のみで、「何でオレが買った時だけ来ないねん」と嘆く馬券マンが多かったことは容易に想像がつく。余談ながら「来ない」の関西弁は大阪・兵庫・京都その他で微妙に違うので注意が必要。まあ僕くらいになると「きいひん」も「けえへん」も「こおへん」も全部使えますけど。 そんなパーフェクトユウガに立ちはだかったのが、「ミスター淀短距離S」こと幸英明さんである。単勝9番人気の

【競馬コラム】成人の日と平成のレジェンドたち

僕が20歳を迎えた年の成人の日はサイレントディールが勝ったシンザン記念の日でした。成人式には行こうとも思わず、いつもどおり競馬場で楽しい時間を過ごし、いつもどおり夕方からはバイトに行ったことを思い出します。ちょうど今から20年前。何やら今年は本厄とかいう巡り合せだそうで。 月日の流れはいつだって早い。20年前に競馬界を無双していた武豊も50代半ばを迎え、リーディングトップの座からは随分と前から陥落した。それでも外国人や若手の台頭に懸命に抗いながら、今もなお要所で存在感を示し

【競馬】つい振り返り記事を書いてしまうのが「お正月マジック」

「金杯はもう特別扱いしない」と心に誓った話は昨年しましたっけ。すっかり精神面も大人になったハシスポさんは今年もROMに成功しました。 それにしても、シンガリを悠然と進むマテンロウオリオンがターフビジョンに映された瞬間のざわめきは何度聞いても味わい深い。開幕からノリさんのポツンを食らうとか縁起が悪すぎる。 京都金杯を制したイルーシヴパンサー岩田望来にとっては幸先の良いスタートに。昨年も自身初の重賞勝ちに交流G1制覇、そして年間100勝を達成しながら、取りこぼしも多く数字ほど