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【競馬】つい振り返り記事を書いてしまうのが「お正月マジック」

「金杯はもう特別扱いしない」と心に誓った話は昨年しましたっけ。すっかり精神面も大人になったハシスポさんは今年もROMに成功しました。

それにしても、シンガリを悠然と進むマテンロウオリオンがターフビジョンに映された瞬間のざわめきは何度聞いても味わい深い。開幕からノリさんのポツンを食らうとか縁起が悪すぎる。

京都金杯を制したイルーシヴパンサー岩田望来にとっては幸先の良いスタートに。昨年も自身初の重賞勝ちに交流G1制覇、そして年間100勝を達成しながら、取りこぼしも多く数字ほどの信頼を寄せるにはやや心もとないのが正直な印象。それだけに、こういう目立つところでアピールを続けることが、量だけではなく質の面でも充実した成果を残していけるはず。父親さながらの見事なイン突きでした。

中山金杯はラーグルフ。乗れてる時の戸崎圭太は本当にキレイな競馬で勝つよね。年明けのインタビュー記事で「ドゥラドーレスの毎日杯は最高に下手に乗った。あれ以下はないと思うと気が楽になる」みたいなこと話してて、そこまでダメージ負ってたのかと。確かにあの詰まり方と脚の余し方は尋常じゃなかったけどさ。昨年末も全国リーディングに迫る勢いで勝ち星を重ね、そして2023年の開幕日も4勝。9R招福Sのウィルソンテソーロ、12Rのローシャムパークと手駒にも恵まれ、いかにも好機運に乗っかれてる雰囲気。しばらく素直に信用していいんじゃない。

あんまり馬券を買わずにいるのもJRAさんに申し訳ないので複コロでも始めようかと、中京6Rのフリームファクシを選択しようと思ったら途中から元返し級に売れてきたのでパスしてしまった。締め切り直前に[1.1-1.1]になってたのでこれなら買えんじゃね?と思ったけど絶賛お昼ごはん中だったので面倒くなりパス。ぶっこんだ人おめでとうございました。
この馬を絶賛する声も多く聞かれてて、個人的にはまだそこまでか?といった肌感覚なんだけど後日ゴメンナサイさせられるパターンかも。ドルチェモアに続きルーラーシップ産駒が席巻するクラシック戦線になるのだろうか。

坂井瑠星も1Rをマコトヴィクラントで勝ってまず1勝。とりあえずは勝機のあるところでコツコツ数字を伸ばしていくことが重要。しかし9R門松Sでは乗り代わったヴァルキュリアに勝たれてしまい複雑。追い込み届かなかった前走と違い好位をきっちり確保したイーガンくんはやはり有能である。

最近はすっかり振り返り記事を書くのもサボりがちだけど、こうしてつい筆を執ってしまうのもお正月という節目ならではのマジック。で、すぐに飽きてしまうのが人の道というものである。自分に過度な期待を寄せることなく今年ものろっと競馬を楽しんでいこう。

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