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【2-43】2年目振り返り(〜655日目)

2年目を振り返る

毎年同じことを言っているけれど、あっという間に一年が過ぎようとしている。
移住して丸二年。
一年目に比べて慣れた部分もあるけど、気持ちはなんだかあたふたしていたような気もする。

後悔しても反省しても、やっちまった事は取り返せないけれど、同じような事が起きたときに、少しはマシな対応ができたらいいな。

ニンニク

そんなわけで、ひと月を一行で。

1月…古民家にお引越し
2月…大雪と寒さ対策
3月…芽吹きと内検開始
4月…開花に追いつかないミツバチ
5月…少しの採蜜
6月…はちみつ発送と梅仕事
7月…ミツバチからのお仕置き
8月…暑さとの戦い
9月…草との戦い
10月…スズメバチとの戦い
11月…収穫と処理
12月…冬越しの準備

その時々に、やることをやっていたら、あっという間に毎日が過ぎていくのね。

籾殻まきまき

せねばならぬこと

今まで自分が「〇〇せねばならぬ」ことを、自分の中でどんどん膨らませて増やしてしまってきた部分があって、気がついたら振り回されていた。
綺麗事を言うつもりは毛頭ないけれど、本当にせねばならぬ事は、実はそれほどなくて、思い込んでいるだけだったり、周りの人に良く見られたいだけだったりすることもあったりする。

元々、人の目気にするええカッコしいタイプなので、自分の本当の気持ちよりも、周りに評価されると思われることを優先させた結果、実は相手はそれほどこちらのことなんて考えてないわけで、無理した虚しさ感が残ることも多かった。

やりたくないことでも、楽しめる方向に考えて、全振りできればOKだけど、どうにも思考を変えられない時には無理してやらない方が、結果として他の人に八つ当たりすることもないし、不機嫌を撒き散らすこともなくなる。
自分で自分を褒めることができれば、人から評価されたい欲求は薄まってくる。

長年かけて増幅した自意識と付き合うのは、それなりに時間がかかるけど、自分の思い通りにならない山の自然の中に身を置くことで、少しずつどう見られたいかではなくて、どうしたいかに焦点を当てられるようになってきたかな…。

有馬記念とサードプレイス

かれこれ10年毎年有馬記念の日に共に過ごしている仲間がいる。
仕事も環境も、10年前からは想像もつかない毎日を送っているけれど、毎年無事にその日を迎えると、特別な気持ちになる。

今年は人が多かった

年齢も産まれも育ちも性格もバラバラだけど、肩書きのない関係性は、私にとっては居心地が良くて、そんなサードプレイスがあるから、何処に住んでいても何をしていても、まあなんとかなるかと思えるのかもしれない。

浅草を満喫

実現できるかはわからないけれど、今借りている作業場は元々お蕎麦屋さんをされていたお店で、そこではちみつを販売したりしながら、色々な人にとってのサードプレイス的な場所にしたいという気持ちがある。

流入の少ない地域に移住すると、良くも悪くも地元の人と、外から来た人という区別はされやすいし、利害関係が生まれがちになってしまう。
陰で何を言われていても、自分が直接話をしたことを信じて欲しいと思うけど、なかなか難しい。

出入り自由な、人間関係も流動的なふらりと立ち寄れるサードプレイスがあれば、私も利用したいなと思ったので。

そんなことをツラツラと考えながら。
今年一年お世話になった皆様、本当にありがとうございました。
頂いたご恩をお返しできていない事もたくさんあると思います。
どうか、この不義理をお許しくださいませ。

そして、どうぞ遊びにいらしてください。
秩父、小鹿野観光、目一杯楽しんでいただけるよう、おもてなしします。

去年の今頃はこちら↓

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