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【2-44】2024年の幕開け(~661日目)
あっという間に過ぎ去った2023年から言わずもがな波乱の幕開けになった2024年。
今年も、日々の出来事をさらして、ひととき笑っていただけるよう精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
帰るところ
高校を卒業し、大学に入学すると同時に実家を離れた。
なんてめっちゃ偉そうだけど、実態は仕送りをしてもらい、親の脛が無くなるほど齧りまくっての独り暮らし。
お金が足りなくなれば、アルバイトをしたりもしたけれど、基本的な生活は仕送りならぬ、親の脛の肉。
その後も紆余曲折ありつつ、短期間居候することもあったりしたけれど、基本的には実家に自分の部屋を持たず、気ままに暮らしてきた。
正月に実家に帰って過ごすようになったのも、ここ数年。
帰省したからと言って特段何をするわけでもなく、買い物に行って脛をかじったり、上げ膳据え膳で食事にありつき、母親の座椅子を奪い高いびきを掻いて昼寝をし、冷蔵庫を漁って奪っていく。
山賊やん…。
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新年早々。
正月だからと地球が遠慮するわけもなくて、明日何が起こるかわからない。
自分もそれなりの年齢になって、親もそれなりの年齢になって、いつまで山賊でいられるだろうな。
平らな土地と山と
実家の周辺は、ほとんど高低差がなく地平線が見えるほど平らなところなので、日照時間が長い。
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今住んでいる地域は、山に囲まれている。
養蜂を始めてから、山の花の蜜に魅了されているので、今は山の生活を続けていきたいと思っているけれど、日々の寒さは正直堪える。
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寒さと言えば、今年はまだ水道が凍っていない。
去年に比べるとかなり暖かい。
今年だけのものか、これが継続していくのかはわからないけれど、気候が変化していくのに合わせて、ミツバチの飼育の仕方も変えていく必要がある。
文献や資料を漁るたびに、自分の力の無さに唖然として焦りばかりが募る。
焦ると隣の芝が青く見える。真っ青。
地平線まで見えるまっ平らなところにいると、山や森にはとんでもなくたくさんの魅力的なものがあるように見えるし、山にいれば平らな陽の当たる場所が魅力的に見える。
地に足がついていれば、比べることなんてない。
自分ができることをすればいいんだから。
なんて、こういう「いい事」風のことを言い出しているときほど、ふわっふわに浮いちゃってる。
とりあえず、干し芋作ろう…。
干し芋作り
美味しいものを食べている時と作っているときは、とにかくハッピーなので、悩める時は手を動かすに限る。
さつまいもを頂いたので、せっせと干し芋作り。
作り方は前にもブログに書いた通り、色々な方法があるみたいだけど、私は丸ごと蒸かして、薄皮を剥いて、皮の下の少し色が黒っぽい部分を削ってから、太めにカットして干す!
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取り除いたくろっぽい部分は、バターを混ぜてさつまいもバターにする。
さつまいもバターうますぎるので、遠慮せずガンガン削る。
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とろとろの焼き芋も美味しいけれど、少しねっとりしてきた干し芋は、何本でも食べちゃう美味しさ。
自分が食べたいものを作る。
養蜂も、この延長線上にある。
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