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【25】8/29~9/2 次の季節に向けて進め

8/29(169日目) 師匠たちのもとへ

みつばち達の餌の砂糖をまとめて注文してもらったのに、運搬の日に予定が入っていてお手伝いもできず、一袋20kgの袋を10袋運んでくださった師匠たちのもとへ、お礼とご挨拶に。
小鹿野町で養蜂を始めて、ありがたいことに、聞きに行けば気持ちよく教えてくれる師匠たちがたくさんいる。
蜂場に行くと「まあ座ってけ~」ってリポDくれて、最近の蜂の様子とか相談に乗ってくれる。
高齢であちこち痛いって言いつつも、人の噂なんてしないで、ミツバチの話で盛り上がれるのが嬉しい。
長生きしてほしい。ずっと養蜂やっててほしい。

8/30(170日目)陰口考

ちょっとした作業をお手伝いして、朝ごはんをご馳走になる。
手伝った作業なんて、手伝ったとも言えないくらいちょっとしたことだったのに、食事を作ってもらってご馳走になった。
独創的かつ、斬新なアイデアで作ってくれた洋風ソーメン、美味しかった。

独創的でうまい

10代後半で地元を離れてから、ご近所づきあいみたいなものはほとんどしてこなかった。
むしろ、そういうことから極力距離を置いて、隣に住んでいる人の顔も知らない生活が長かった。
隣に住んでいる人がどんな人かもわからないし、一人暮らしだと、自分の生活サイクルを知られないように、引っ越ししても隣に挨拶しに行かないほうがいいって事もあった。
小鹿野町に移住して、誰がどこに住んでいて、どこにいるかすぐにバレまくる生活に戸惑いがあった。

地方移住のハードルの一つに「ご近所づきあい」みたいなものがあると思っていたけど「よく思われたい」みたいな気持ちがありすぎると、きついのかもしれない。
顔を合わせれば挨拶をして、困ったことがあれば助けあう。
本当はそれだけのシンプルなことで、噂話や陰口は、都会のオフィスのトイレと同じことだと思っていれば、それほど大きな問題でもないのかも。
言う人は、どこにいても言うのだから。

8/31(171日目)イチゴ植え替え完了

養蜂場のフォーマット変更半年計画進行中。
イチゴの苗を植え替える作業終了。

草に負けるな

とちおとめ、女峰、ジャンボの3種類は、ランナーが伸びてきて、孫ができてきたので、植え替えができたけど、らくなりいちごは、ランナーが出なかったので、もしかするとそういう品種なのかもしれない。
1品目につき4つの苗から、10本以上の孫が生まれたけど、このうちいくつが冬を超えて来年の春まで生き残ってくれるだろうか…。

2月から畑を耕して最初は草も生えてこなかったし、乾燥してぱさぱさの土地だったけど、春を超えて夏になるころには草ぼうぼうで自力での草むしりは困難な状況になっていた。
初めての夏。ここまで緑に覆われるとは思っていなかったし、全然思ったようなお花畑にはならなかったけど、一度失敗しても全て来年に向けて解決したい課題になっていくわけで、そうして毎日が続いていくことに面白さを感じている。

経験があったり、資産があったりすれば、もっと早くもっと直接的に物事は進んでいくかもしれないけど、なにもかも手探りで身一つしかない状況だからこそ、失敗もできるし課題も生まれるし、何より毎日が楽しい。
それは、答えを見つける楽しさなんだと思う。
寄り道だけど、失敗とは少し違う。

9/1(172日目)秩父映画館

作業場、本格始動。
とはうまくいかず汗
雨模様だったし、ここは気分転換に夜の映画館へ。

キングダム

以前は勤めていた会社から歩いて5分程度のところに映画館があって、仕事終わりにレイトショー見に行ったりしていたけど、小鹿野町に一番近い映画館は車で1時間弱、ウニクス上里まで行かねばならぬということで映画鑑賞環境については、半ば諦めていた。
がしかし、なんと秩父に映画館ができた!ってことで、これば実に嬉しい。
映画館で見る映画は、スマホの小さい画面で見るのとは違って、その世界にどっぷり入り込めるような面白さがある。
とはいえ値段もそんなにお安くないし、時間も決まっているし、ハードルが上がってしまっていて、足が遠のいてしまっていた。

がしかし、ひっさびさの映画館。
大げさだけど、少しモヤモヤしていた問題とか、全部ぶっとんでいったわ!
楽しかった~!
武術的な身体の動かし方したくなって、アプリ登録したけど〜。速攻ピキッてなった〜。

気楽に映画に行こうって誘ってくれる人と出会えたことも嬉しい。

9/2(173日目)余計な事の中にある余計じゃないこと

役場での打ち合わせ。
相変わらず、楽しい。
担当の人たちにとっては、余計な時間を食ってしまって、面倒をかけてしまっているかもしれないけど、私にとっては色々な話を聞かせてもらったり、聞いてもらう大切な場所。
今回も、この打ち合わせのお陰で、新しいことが舞い込んできた。
小鹿野町には、地元の木材を使用した木工品がある。
養蜂は冬の間は少し手が空く。
その間に、巣箱のメンテナンスをしたり、巣箱を作ったりする。
そこで、木の加工をしている人の知恵を借りたいと思っていたので、木工品について教わることができるのは、渡りに船。
一見関係ないことに思えることでも、協力隊という立場で、打ち合わせがあるからこそ繋がれる部分もある。
色々な考え方があるから、余計な事には手出しをしないというのも一つの考え方だと思うけど、私は余計な部分にたくさんの必要なことが隠されていると思っているので、こういう広がりは嬉しい。
余白は、余白じゃない。

早速、木工の作業場にお邪魔して、色々教わる。
(そういう時ほど写真を撮影するのを忘れる)
今度行ったら、撮影許可もらお…。

今後のブログに少しずつ登場するかも…。

ケルヒャー、楽しい

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