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【5】4/11~4/16 腐蛆病検査と寒暖差

4/12(30日目)腐蛆病検査

埼玉県内で蜜蜂を飼育していると、家畜伝染病予防法に基づいて、腐蛆病検査を受けることが義務付けられている。
というわけで、私のところにも検査に来ることになった。
何か悪いことをしているわけでもないのに、検査しますと言われると、なんとなくソワソワしてしまう。
大師匠Tさんが来てくれて、巣箱の様子を見てくれた。
普段から師匠に教わっているので、大きく間違ったことはしていないはずなのに、やっぱりいつもと違う環境でしかも大師匠にみられるとなると、身が引き締まる。
検査の前に、師匠と一緒に両神のレジェンドSさんの元に行き、見学をさせてもらう。
TさんもSさんも、綿布は被っているけど、素手なんだよな…。
ナウシカだったら「働き者の美しい手だわ」って絶対言うはず。
見事に仕事で鍛え上げられた手をしている。
そんなわけで、検査の人が来てくれて、周囲の環境や育て方等について色々ご教授いただき、病気もなく検査は無事に終了した。

4/13(31日目)暑すぎて頭痛いわ

急に夏日が続く。
とにかく暑くてたまらぬ。
生え盛る草を掃除していただけで、くらくらと頭痛がしてくる。
ここで働き始めて、近所の人が声をかけてくれることがある。
「頑張ってるね」
「何を植えてるの?」

そんな風に、暖かく見守ってもらえることがほとんどなんだけど、時々いきなり怒られることがある。
怒られるというよりは、恐らく何かを教えようとしてくれているのだと思うんだけど、何を言っているのかわからないことも多くて、一方的に怒られている感じになってしまう。
草野球で、フェンスの裏からヤジを飛ばしている感覚なのかもな。
ちょっとめげるけど、それも応援っちゃ応援かなぁ~と、ヘボバッターはプラスに受け取ることにいたしましたとさ。

4/15(33日目)祝移住100日目

小鹿野町に移住して100日目。
祝100日。
っていうか、あっという間すぎるわ。
毎日がアッという間すぎる。
「あっ」って言ったら、今日になった。
そんなことをぼーっと考えていたけど、この間までの夏日が嘘みたいに急に冷え込んだせいで、体調最悪。
ドラゴンボール集まったら「底なしの体力をください」ってお願いする。絶対。もっともっとやりたいことがあるのに、体がついていかない。
今まで養蜂の仕事の中で、あれをやりたい、こうしたい、ああしたい、と思うことはたくさんあるけど、仕方なくやりたくないのにやらなくちゃいけないと思ったことが一度もない。
どれもこれも初めてだし、わからないことだらけ。
暑くてクラクラしたり、煙が目にしみたり、蜂が追っかけてきたりするけど、だからといって嫌になることはない。
我慢したり無理したりすることを美徳としてしまいがちで、私自身もそういう世界をよく知っているけど、今は楽しむことの強さを心底感じていたいと思う。

4/16(34日目)土曜日だけど、内検

基本的に土日は休みにできるように仕事をしようと思っている。
というのも、土日を開けることでイベントにも参加しやすくなるし、今後養蜂を中心としながらもそこから事業展開していく時に、動きがとりやすくなると思うからだ。師匠にも相談したら、理解を示してくれた。
とはいえ、相手はお天気と生き物。
来週天気が崩れてきそうだし、昨日まで雨だったので、巣箱の様子を見に行こうと早起きしたところで、師匠からのメール。
やっぱり行動バレてるな(笑)

朝一は、少し霧がかかっていて涼しかったのでそれほどでもなかったけど、雲が切れてきたら、ワンワンと外に出てきた。
嬉しくて仕方ない。
卵もたくさん産んであるし、蜂児もたくさんいる。
とりあえず、順調ということで、あとはこのままお天気が大崩れしないでいてくれることを祈るのみだな。





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