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【2-42】古民家生活1周年(~647日目)
古民家を借りること
今の家をお借りしてから、あっという間に1年が経過した。
去年の今頃、電気のブレーカーを落としたせいで、給湯器の水が凍って破裂して、とんでもないことになったのも、昨日のことのよう…。
去年に比べて寒さに慣れてきた気がする。
(去年に比べて寒くないのかもしれないけど)
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家を借りることについて。
今お借りしている家は、築50年は経過しているので、古民家と呼んでいいかな。
最近、古民家の改修とかテレビや動画でよく見るし、わくわくするけれど、実際は様々なハードルがある。
家は人が住んでいるから生きているように思える。
実際に人が住まなくなった家は、傷むのも早い。
賃貸物件だって、前の人がいなくなってしばらく空室だった部屋は、使ってもいないのに痛みが出てきていたりする。
住んでいなくても持ち主がしょっちゅうメンテナンスをしていればいいけれど、遠方に住んでいたり、その後に使う予定が無いのに通って手入れをするのは、相当な手間がかかる。
かといって、思い出がたくさんあったり、大切な財産を人に貸すのも抵抗があったりして、結局空き家のままになってしまったりする。
空き家になったまま朽ちてしまうのは勿体ないと思うけど、自分が住む家を探しながら様々な空き家を見るにつれ、空いてるんだから貸したらいいのに、というような簡単なことではないなと思うようになった。
私は物に対してあまり執着がないけれど、今自分が使っていなくて多分一生使わないものでも、もしそれに価値があるって言われたら、人にあげるのは勿体なかったり、他の人から見たら価値が無くても、私にとって大切な物だったら、やっぱり手放したくないと感じるかもしれない。
空き家問題。
空き家はたくさんあるけれど、実は探している人もたくさんいるんだよなぁ。
私にもできることがありそうだ…。
寒さに慣れたのか鈍くなったのか
秩父地域、雪はそれほど降らないけれど、みっちり寒い。
ひたすら、凍るイメージ。
とはいえ、寒さに慣れてきたのか、去年に比べて今年は心底冷える感じがしていないな~と呑気に構えていたのもつかの間、いよいよ寒さが本気を出してきた。
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でも、畑の霜も溶けなくなってきてるのに、ダウン着ないで外に出ても大丈夫だし、風呂に入るときだって、「おっしゃあ!うらー!」と気合を入れれば湯船にお湯貯めなくてもシャワーで我慢できるし、朝も布団から出て着替えるのに、ショイショイと掛け声かければ、大丈夫だし。
慣れってすごい。
ミツバチも、冬越しするのにガッツリ囲いをせずに、巣門を狭める程度にするだけで寒さに当てた方が良い、ということを聞いた。
去年はカバーをかけたり、蓋の内側に断熱入れたりしたけど、今年は何もせずにミツバチ達の生命力にかけている。
去年、この家に来た時に、元々ここに住んでいたおばあちゃま、どうやって暮らしてたんだろうって思うくらい寒く感じたけど、きっと子どもの頃から秩父の環境の中で暮らして来たんだろうから、慣れていたんだろう。
快適ってキリがなくて、求めすぎると快適の幅がどんどん狭まってしまうような。
環境を適応させる知恵も必要だけど、環境に適応する力は、自分の快適の幅を広げてくれるのかもしれないな。
人間関係も同じね。
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蜂蜜考
冬の間に、興味を持ったはちみつ屋さんを訪ねて歩いたりする。
自分が養蜂をやっていて、教えを乞うというのは、なかなか難しい。
養蜂家は、自分独自の方法を持っているし、必ずしもウェルカムじゃなかったりするし、細かい事教えたくないって人もいる。
わざわざ時間を空けてもらうのも、気が引けるし、実際に会わないと、どういうやり方をしているかはわからないので、自分で養蜂をやっていて、お店を開けているという所を探して、蜂蜜を買いに行きつつ、あわよくば話ができたらいいな…という感じになってしまう。
秩父界隈の場合は、知り合いの知り合いだったりするし、近すぎると少し難しいので、行ける範囲の中で知り合いがいなさそうなところ。
群馬栃木山梨あたりか。
そんな感じで何件かお伺いして、タイミングよくお会いできて、色々お話を聞かせていただけたり、巣箱を見せてくれる方もいたり。
準備無しで、巣箱を見せてもらえるか、自分も巣箱を見せられるかっていうのが、一つの指標なのかもしれないな。
それにしても、人と話をするのが嫌いなわけではないんだけど、初対面だと息も絶え絶えになってしまう。
ご近所さんと話をするときも、緊張してしまって。
話をしているだけなのに急に眼が痒くなってしまって、泣いてるみたいになっちゃうし。
もうね、つくづく自意識が過剰すぎるのよ。
自意識過剰は思春期に全て置いてきなさいって。
人はそれほどこちらのことを見ていないし、考えてもいないもの。
ふぃぃ。
去年の今ごろはこちらから
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