見出し画像

【17】7/3~7/8 少しだけ離れて見ること

前置き~さくらももこさんやまめきちまめこさん~

色々なことが起こるけど、少しだけ距離を持って考えること。
子どものころから好きだった漫画家さんのさくらももこさん。
最近ずっとはまってみているまめきちまめこさん。
悲しみや怒りを一歩下がってユーモアに変換していて、そういうまなざしに救われることが多い。
私は少し、問題に首を突っ込みすぎてしまうところがある。
小さな出来事も、気の小ささと心配性で、気になりすぎてしまう。
このブログを書き始めたのも、色々な問題を少し客観的にみられるようにしたいという思いもあったんだけど、現実はなかなか難しく、毎日を静観して笑い飛ばすにはもう少し修行が必要ですな。
そんなことも考えながら、今週を振り返ろう。

7/3(112日目)チャレフェス出店

秩父ウニクスで開催されている、チャレフェスに出店することが決まった。
めった集まるごうぎな祭り チャレフェス
小鹿野町の特産品用のラベルを貼って準備をした初搾りの蜂蜜と、蜜ろうで作ったアロマキャンドルを販売すべく、朝から準備を。

巣箱はお道具箱

こういうイベントに参加するなんて、文化祭以来。
テントを張ったり、机を設置したり。
同じ協力隊の仲間や休日にも関わらず手伝いに来てくれた役場の面々と準備をする。
暑いし、汗止まらなくてびっしょりになるし、雨も降ってくるしで、てんやわんやだったけど、奪われていく体力とは裏腹に、色々な人と話ができて心の中は若返って楽しかった。
照れくさくて、大声で呼び込みなんてできないけど、目が合った人にそっと「試食してみますか?」って声をかけて、食べてくれた人が「おいしい!」って言ってくれてそれだけで嬉しくて、もうそのまま蜂蜜あげちゃいたい。
というわけで、すっごい浮ついて見える写真アップ。
最近はあまり多くの人に触れ合うことがなかったせいで、久々にどっさりコミュニケーション取って、頭煮え切って体力消耗しまくっていて、午後には家に帰りたいお化けになっていたんだがな。

秩父の協力隊のカメラマンさんが撮影してくださった

7/4(113日目)「急な天候の変化にご注意を」

前日の沸騰した頭も冷め切らず、体力も消耗しているせいか珍しく寝起きが悪い。「急な天候の変化にご注意を」とニュースが言っているので、隙間を縫ってミツバチの内検。
まずはとにかく、ミツバチのお世話をすることが大本命。
薄の群の1箱を分蜂して、野沢に運ぶ。
後部座席に積んでひと箱ずつ運んでいるんだけど、後ろでざわつくミツバチ達が逃げだしたら怖すぎるな~という想像をしてしまう。
軽トラか、軽バン欲しいわ…。

ざわついとる

養蜂初めて、今までの自分の生活で検索することもなかったものが、欲しいものリストに増えていく。
お勧めに草刈り機出てきたからな…。
この半年、生活が変わった。
半年前の自分が想像もできなかったことが毎日起こる。
よく考えたら、本当は以前の毎日だって、想像していなかったことが起こっていたんだと思う。
自然相手生き物相手で、自分の力ではどうにもならないってわかっているけど、人間相手だと何とかできるような気になってしまうのかもな~。
コントロールできない部分は、自然も人間も同じなんだよな~。

7/6(115日目)蛍と星空

前日内検途中で雨が降ってきてしまったために、続きを。
焦って内検すると、ミツバチの機嫌も悪いし自分も焦るから荒っぽくなるので、ロクなことがない。
そんなこんなで、残りの群を内検して、女王のご機嫌をうかがう。
来週にはダニ対策をしないとな。
暑くて長時間の作業が難しいので、ちょこちょことこまめにやっていくしかないな。

二日連続で蛍を見に行った。
こういうのが、たまらなく楽しい。
居酒屋で酒を飲むのも悪くなかったけど、夜星を眺めたり蛍を見に行ったりするのは、とても贅沢で自由で、すべての煩わしいことから解放されるような時間。
問題は、具体的に解決すればいい。ややこしくしないのが一番だな。

ファミレスが嬉しい

7/7(116日目)次の世代につながった

分蜂して、女王が産まれていたけど交尾していなかったのだが、2群産卵を確認できた。
王台から女王が産まれて外に交尾飛行に出かけて、戻ってきて産卵を始める。産卵が確認されれば、新しい群が完成したと言っていい。
とりあえず一安心。
6群すべて確認して、半分は女王が誕生している。
残り半分。がんばれ。
クマよけの電気柵をびりびりする実験しようとしたら、めっちゃびりびりしてビビった。いい子はマネしないように。

梨の実も膨らんできた

7/8(117日目)ハチミツ発送

ハチミツ4本セットの通販、懐かしい人たちからも注文を頂いて、嬉しい日々。
生活をしていくためには収入が必要なので、はちみつを売らないといけないけど、売れたということよりも、興味を持って注文してくれる人がいることの方が嬉しい。
自分の中の馬鹿正直で不器用な真面目さのせいで、時々すごく生きにくさを感じることもあったけど、今の生活を始めてから、そんな自分だからこそ信用してくれる人もいるんだよな~と少しだけ自分を認めてもいいかなと思うようになってきている。
お金の計算も、発送に伴う事務作業もあまり得意ではなくて、頭から煙出てるけど、それ以上に食べてくれた人がおいしいって言ってくれるのが嬉しい。自分の手で作って、ちゃんと説明できるものを食べてくれる人のところまで届ける。
きれいごとじゃなくて、こういうことをしたかったんだな~って思う。

準備もまた楽し

とはいえ商売として成り立たせるためには、今年の20倍やってもギリギリ状態。自分一人でどこまでできるかわからないけど、楽しんで生きていけたらいいな。

おくら、採れた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?