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満たされる退屈

流行りのタイミングはあると思うのだけど、このところの少年マンガの主人公は生まれ持った特殊な環境や時代背景、偶発的、必然的に備わる能力がありその前提で物語が進む。
貴方は、彼ら彼女らの無敵感への純粋な憧れや渇望があり、そこには「自分には無いんだもの、だから絶対、"こう"はなれない」という絶望も付随している。これに気付くのはたぶん少し大人になってから。

一方、仮面ライダーやガンダムは どうやら地球で起こっているし、貴方が想像しうる時代(平成令和あるいは大正など)と、環境(場合によれば確実に日本)に於いて、種々イベントが発生する。
いや、ガンダムは別の銀河かしら、、、
絶対に手に入らないはずの主人公性を、貴方の想像と企業努力で補う。
食べると不思議な力が身に付く実は作れないんだ。
キン肉マンならウォーズマンを見ような。

流行っているもの売り出されているもの大人の身近にあり玩具にしやすいものがモチーフになることが多いので、そう、例えば私はUSBメモリを見てニヤリとしたりガラケーの5を3回押したりね。果実がトランスフォームして鎧になったり、喋るベルトと車に乗った日にはびっくりした、貴方もそうじゃない?


こうもSNSが蔓延()すると、知らないものを感想や解説から知り得てしまうわけで。
例の作品は、長男が集中すればなんとでもなる/たまに業界の闇や課題の進捗を耳元で囁かれるやつ
にアップデートされた。

思い付かないから今日はこのへんで。
またあとで。

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