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Z世代との接し方・伸ばし方に関する持論

みなさん、こんにちは。
今回はZ世代の伸ばし方をテーマに書いていきます。

そもそも、今回のテーマにあたって重要な言葉はこれです。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」 山本五十六

この中での、最初の「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」が今回のポイントです。

みなさんはよく先輩として、あるいは同僚や仲間、友達として他者を"見る"という行為を行なっています。

その中でも私は現在大学生で、いわゆるZ世代に属する人間で自分自身がその世代であるからこそ直にその文化に接し、享受している側でもあります。
生きている中でふと色々なニュースを見ていると、やれ世代間格差や、コミュニケーションが通じない、最近の若者はetc…、様々な意見が舞い込んできます。
この中では明らかに不思議な価値観を持ったZ世代もいますが、まずは私というn=1、そして私の周りの人間をベースにしながら、Z世代の特徴をまずは見ていきましょう。


Z世代の特徴(周りの人間編)

1.コスパ、タイパ重視

1つ目はコスパ・タイパ重視です。まず、周りの人間を見ていて思うのはみんな非効率なことを嫌うということに思えます。 実際どちらかと言うと、余暇を時間を気にせず楽しむというより、いかに効率よくアトラクションや場所が回れるかということを気にしている人が多いなと感じます。
例えば、旅行でUSJに行ったとすると、アトラクションを回るのに、関してもずっと並ぶと言うよりも、あえていろんなものに回っていくような傾向が強い人が周りに多いです。
また、特に意識が強いなぁって感じるのはタイパです。その時間の中でいかに自分が得できるかもあります。そして、インスタでもよくあるように、それが綺麗であるかどうかも気にしているよう感じます。

2.内輪の中で仲良くする傾向が強い

1つ目は内輪の中で仲良くする傾向が強いというものです。これは趣味が強い人に多い傾向です。実際周りを見てると趣味を持っている人同士が集まって、その趣味に対して言い合ったりお互いに知見を深めていって、その話の中でさらに仲が良くなっているような印象を受けます。
ですから、グループごとに 塊が形成されていってある意味、グループ同士が孤立しているようにも思えてきます。

3.自分の趣味に対してこだわりが強い・他人に寛容的である

3つ目は自分の趣味に対してこだわりが強い・他人に寛容的であるというものです。これはある意味相反的に感じるかもしれませんが、実はつながっています。まず皆さん自分の趣味対するこだわりがそもそも強いです。例えばAと言うミュージカルが好きだとかBと言うアニメが好きだとか大体皆さんスポーツというよりもインドアな趣味を持っている人が周りに多いです。 ですが、こだわりが強い場合であっても他人が持っている興味に対してそれを攻撃的になったり、とやかく言う人というのは実際には見たことがないです。やり押し付けと言うよりもみんな違ってみんなと言う価値観を教育的に学んできたことから、そういった傾向が強いとも考えられます。

Z世代の特徴(自分編)

1.コスパ重視

1つ目はコスパ重視です。 やはり損得勘定と言うのはまず最初に働きます。
自分にどれだけしっかり利益があるか、 そこから自分はどういった成長ができるのかなど、未来の戦略と現在の状況を照らし合わせながら、それが本当に最短経路で誰かを気にする傾向が強いです。

2.周りの人間とのつながりを求める

2つ目はは周りの人間とのつながりを求めるというものです。
自分は内輪の中でもう仲良くすると言うのはよくあるのですが、 その中だけで仲良くするのではなくて、自分とは違う趣味を持った人や話が合いそうな方とも積極的に意見交換するような傾向が強いように思います。

3.他人に寛容的である

3つ目は言わずもがな他人に寛容的であるというものです。
やはりこれも教育の影響受けていて、みんな違ってみんな良いということや。相手にはまず優しくしよう。相手の価値観、まず認めようと言う考え方がベースになってできたものだと思っています。

では、ここからZ世代の伸ばし方に移っていきます。

Z世代の伸ばし方

1.否定から入らない、まず褒めてやる

これはやはり、私自身が 家庭教師や教育実習を行ってきた経験があるからこそ実感していることです。
人間はハングリー精神はそもそも持ち合わせているとは思いますが、相手の成果をそもそも褒めないことや、急な課題を科すと言うのは、相手のモチベーションがそもそも下がってしまう原因になります 相手が多少間違って失敗したとしても、まずはチャレンジしたことを褒めるべきですし、そこからどうつなげていくかと言うのも併せて提示していく必要があります。

2.趣味の世界から人となりを知ってやる

これは趣味というのが、その人が特に熱を上げていることだからです。
その熱を上げていることをに対して、見識があれば、それに対する例えをするのが容易にもなりますし、指導を受ける側の考えとして相手が自分のことを知ってくれようとしているのであれば、自分も自然に心を開いていこうという風な心変わりをしていきます。

3.マイクロマネジメントよりも1歩引いた視点で、客観的な指摘をする

これは自分の主観だけで物事を指導するのではなくて、じゃあそこに第三者がいた場合は、どういうような捉え方をするか、その課題に対して何が間違っていたのか、どういうアプローチに修正していけばいいのかというのを1つずつ指摘していくことが重要です。
実際に1から10まで全て直そうとするマイクロマンジメントをしようとした場合に、やはり相手は疲れてしまったり、自分で考えるということをやめてしまいます。 それを防ぐために1歩引いた視点で客観的な指摘をしていくことこそが、相手が疲れない状態を作ることにもつながりますし、自走を促すことにもなっていきます。

いかがでしたでしょうか?今回のノートに書かれていることはありに普遍的な内容であり、誰でも思いつくような内容でもあります。
ですが、この考えが少しでも役に立てば嬉しいです。


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