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頭が言葉で溢れる瞬間を大切に.

はじめの一歩

人の思考に興味がある。

あの人は何を考えているのかな、どんな気持ちなのかな、
頭いっぱいに想像を膨らます。
そして、それに合わせて自分を変容していく。
それが「自分」だと思っていた。

世界中で猛威を振るうコロナウイルスは、
例外なく私の生活そして思考を大きく変えた。
朝から晩までびっしりのスケジュール帳は一変し、
空白期間が3か月続いている。小学校低学年の頃以来の暇さだ。

この3ヶ月は自分と向き合う貴重な期間だった。

自分と会話する感覚。頭が言葉で溢れる瞬間。

これまで、自分の脳内をこんなにも多くの考えが、疑問が、想いが、言葉が溢れていることに気づかず生きていた。
いや、気づかないフリをしていたのかもしれない。

頭は必死に動いているのに、それを外に出すことを躊躇していた。
自分の無知からくる自信のなさと、
相手の思考を意識するあまりの逃げ、だ。

このまま、浮かんでは消えていく言葉を無視し続けて良いのだろうか。
いや、惜しい気がする。
きっと憧れのライターさんのような文章は書けないけれど、
それでも何かにぶつけてみたい。
自分の中で何かが沸き上がる。こんな感覚は久しぶりだ。

ウイルスは強敵。ただ負けてばかりではいられない。

"この期間があったからこそ”と、何十年後かに言えるように、

『今日、note始めます。』

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