ぷあらに

自然と映画とお酒が好きです。活字を書くのと読むのも好き。ハワイで出会ったおじいさんに名…

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自然と映画とお酒が好きです。活字を書くのと読むのも好き。ハワイで出会ったおじいさんに名付けられました「Pualani」

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頭が言葉で溢れる瞬間を大切に.

はじめの一歩人の思考に興味がある。 あの人は何を考えているのかな、どんな気持ちなのかな、 頭いっぱいに想像を膨らます。 そして、それに合わせて自分を変容していく。 それが「自分」だと思っていた。 世界中で猛威を振るうコロナウイルスは、 例外なく私の生活そして思考を大きく変えた。 朝から晩までびっしりのスケジュール帳は一変し、 空白期間が3か月続いている。小学校低学年の頃以来の暇さだ。 この3ヶ月は自分と向き合う貴重な期間だった。 自分と会話する感覚。頭が言葉で溢れる瞬

    • 忘れたくない、郵便受けを開けるワクワクを.

      郵便受けをぶっきらぼうに開ける。 何も入っていてくれるなと思うのは、 雨で濡れた服のせいか、買い物袋の重さのせいか、 それとも大人になってしまったからなのか。 *** 「ぜったい、ぜったいまた会おうね」 車の後部座席の窓に張り付き、 その姿が見えなくなるまで手を振ったあの日のことは、 15年経った今でも鮮明に覚えている。 新潟から東京への引っ越し。 小学生の私にとって、それは紛れもなく異国の地への移動だった。 何時間か車に揺られ、ギラギラしたビルの軍団を見たときには、

      • 今を生きる女性に見てほしい【ストーリ・オブ・マイライフ/私の若草物語】

        こんばんは。ぷあらにです。 今日、約4か月ぶりに映画館に行きました。 動画配信サービスで映画が簡単に見れる時代ですが、 やっぱり何にも遮られず、全ての時間をその映画に捧げることのできる 映画館が好きだなあと実感しました。 今回は、「ストーリー・オブ・マイライフ」を観て感じた、 女性の生き方について書こうと思います。 以下、ネタバレを少し含みます。 1.あらすじ1868年に発表された小説「若草物語」が原作。 控えめ美しい長女メグ、画家を目指す3女エイミー、 病弱だが穏やかで

        • 羨ましいという感情の一歩先.

          一日の大半を家で過ごす生活も3ヶ月が過ぎ、 もはや元の生活がどんなだったかの記憶が曖昧になりつつある。 思い返せば、初めは意気揚々と「家事」に勤しんでいた。 特に「料理」 毎日、何を作ろうかワクワクし、 自分の作った料理をおいしいと言ってくれる両親の顔を見て、 俄然やる気が沸いた。 数か月前まで「そんなんじゃ一生お嫁に行けないわよ」と 呆れ口調だった母が「このまま一生作って欲しいくらい!」と言っている。 私、意外と料理できるじゃん! *** でも、最近は何かが物足り

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