アイアンマンバルセロナ2024 - 番外編
Ironman Calellar - Barcelonaのシリーズも最終回、番外編として、ガチなアスリート視点ではなく、むしろ観光客目線で気づいたこと、また、このレースに興味を持って「いつか挑戦してみたい!」と思っていただいた方々への参考情報をまとめたいと思います。
スペイン滞在のTips
お金はどうする?
今年は仕事で数回の海外出張があり、その時の経験から「おそらく同じかな」とぼんやり推測してましたが、結果としてスペインも同じでした。
それは『現地で紙幣を使う機会はゼロ』ということ。一応、家にある100ユーロ(円換算すると1万6,000円くらい)のユーロ紙幣は持っていきましたが、想定どおり、財布からこのユーロ紙幣が出ることはありませんでした。
ほぼ全ての場所でクレジットカードが使えるし、また、iPhoneにクレカ登録してしまえば、iPhoneのタッチ決済で事足ります。英語が話せなくても、買い物で支払う時もiPhoneを見せて「Touch, please」と言えば、決済端末を出してくれますので、それで支払いできます。
なお、注意点としては1点、特にカレーリャではAMEXはほぼ使えませんでした。使えたのはR1の鉄道に切符を買う時とIronmanのエキスポでのグッズ購入くらいでした。なので、VISAかMASTERカードのご用意を😅
スペインの物価(肌感)
日本に比べて物価は高いと言えますが、ただ、食品や外食、公共交通機関の料金はやや安めな印象を持ちました。現地でよく購入したミネラルウォーターは0.7ユーロ(日本円で115円)くらいでしたし、料理も日本の食事処と比べると、そもそも量が多いので、コスパ感はイコールか、むしろスペインの方がお得感があるような気がしました(ちなみに料理の味を考えると、断然スペインの方がお得感あり!😆)
現地語対策
地元のレストランに行くと、英語のメニュー表があったりなかったり、でスペイン語やカタルーニャ語でのメニューから料理を選んだりする場面に多く遭遇します。そういう時はGoogle レンズのアプリが大活躍します。スペイン問わず、海外へ行く時は必須のアプリですね。
使い方は簡単、理解したい文があれば、アプリを立ち上げて、スマホ越しにその文章を映し、翻訳ボタンを押すだけです😌
現地滞在時の食事
スペインの食事事情として外せないのは、スペインでのランチは午後1時以降、夕食は午後9時以降、という点でしょうか。我々の訪問時期が10月だったこともあり、日没は19時くらいでしたが、それこそ真夏は日没が21時くらいになるので、その関係のようです。ただ、夕食については、人気店は海外からの観光客が多く、普通に18時半とか19時に行っても混んでました。
カレーリャ編
◼︎CASA Carlos
https://www.instagram.com/explore/locations/257771561/casa-carlos/?__d=1%2F
現地到着初日の夜に利用した地中海レストラン。覚えているのは「ビールが美味しかった」というのと「肉のボリュームが凄かった」の2点😋
この夕食の各自負担は3,200円ほどでした(4人割り勘前提)
◼︎365 Obrador
https://365obrador.com/
スペインのカフェのチェーン店みたいですが、Calellaのメイン通りに店舗を構えていました。滞在2日目の朝に利用。大変美味しかったです。
◼︎Canape Calella
https://www.instagram.com/explore/locations/239514072/canape-calella/
2日目のランチで利用。13時からEnglish Briefingがあったので、そんなにゆっくりできませんでしたが、ボリュームあるハンバーガーいただきました😋
◼︎Frankfurt La Riera Calella
https://www.instagram.com/frankfurt_la_riera/
席の順番待ちができているほどの有名店で、多くのアスリート集団もここで食事していました。我々は2日目(金曜日)の夕食に利用
確かに何食べても美味しかった!(すいません、フワッとした表現で)
そして、お腹一杯で満足度MAXになりましたが、金額感は1人あたり4,500円程度(4人割り勘前提)。日本でこの金額でこのクオリティーはないですね😎
◼︎Can Xena
https://www.tripadvisor.com/Restaurant_Review-g580327-d5036980-Reviews-Can_Xena-Calella_Catalonia.html
3日目(土曜日)の朝食として利用。宿から徒歩1分もないところにある、まさに地元の人しかいないレストラン。皆さん、朝からアルコール飲んでました😆
このお店はとにかく、強烈なFCバルセロナ推しのお店とわかるくらい、至る所にバルサポスターや写真が飾られていました。サッカーのシーズンが始まると、ビール片手にサッカー観戦・サッカー談義に花が咲くんだろうなぁ、と容易に想像つきます😊
ちなみに、各自割り勘の朝食代は1,300円ほどでした(4人割り勘前提)。
◼︎El Cielo Calella - Los Extremeños
https://www.xn--elcieloextremeo-crb.com/
3日目(土曜日)のランチで利用。精肉店と隣接しているお店ということで、かなりいいお肉料理がいただけます。私は前日に続いて絶品ハンバーガーをいただきました(そして、トリュフ入りをチョイス😋)
なお、このお店でのランチ代は1人当たり2,745円でした(4人割り勘前提)。
◼︎La Torre
https://www.instagram.com/latorremaremonti/
レース前夜のカーボローディングに利用したお店。パエリアはなかったですが、ピザで有名なお店なので、ピザ3枚とパスタをいただきお腹いっぱいに。
この夕食の各自負担は3,200円ほどで、やはりコスパ最強でした(4人割り勘前提)👍
◼︎Restaurant Pizzeria Don Carlo
https://www.instagram.com/pizzeriadoncarlo/?hl=ja
レース翌日のランチで利用。レースも終わったということで、流し込んだビール、ワインが本当に美味しかった!ちなみに、このお店も人気店で、レース前日に利用したLa Torreは、この店が一杯で並ばないと入れなかったので、代わりに訪れたお店という位置づけです。
確かに、行列ができる人気店だけのことはあるクオリティーでした!
この夕食の各自負担はランチということもありますが、アルコール込みで2,115円!!(4人割り勘前提)👍
◼︎Restaurant Maritim
https://www.instagram.com/elmaritimdecalella/
レース完走記念の祝杯を挙げたレース翌日の夕食で利用したスペイン料理のレストラン。GoogleのReview評点が4.6はだてじゃない、今回も何を食べても大変美味しかったです😋
流石にこの夕食はアルコールも進み、これまでより支払い金額は多くなりましたが、それでも1人当たり4,629円(4人割り勘前提)!コスパえぐいです😳
バルセロナ編
バルセロナは仕事の関係で、滞在日数が少なかったので、行っていないお店も参考までに列挙しておきます!(機会があればぜひ行きたかった・・・)
なお、レストランのお値段については、やっぱり大都会バルセロナだけあって、カレーリャと比べると全般的に高かったです。
◼︎Els 4 Gats
仲間に連れられてきたお店は歴史的に価値のあるレストランだそうで、1900年代初頭、若き日のピカソが好んで通ったカフェ・レストランで、ピカソがメニューの表紙をデザインするという最初の仕事を請け負ったそうです。
ランチ代は、我々の人数が3人だったということもあり、カレーリャで食べたよりはお高くつきました😅
◼︎Bar Pimentel
https://www.instagram.com/elbarpimentel/
楽しみにしていたバルセロナの夕食でしたが、軒並みどこも予約がないと入れない状況でした。そんな中、ホテルのコンシェルジュがお勧めしてくれて、予約まで取ってくれたので、訪れたバーレストラン。
◼︎Peix Vela
https://www.instagram.com/explore/locations/1941711062737096/pez-vela-barcelona/
私自身のバルセロナでの最後の食事となった地中海料理のレストラン。お台場みたいな場所にあるので、3人のメンバーとタクシーで向かいました。
最後のレストランにふさわしく、ここのパエリアが今回のスペイン滞在中、一番美味しかったです。間違い無いです。
(おまけ)行っていないけど、お勧めされたお店たち
◼︎El Chigre 1769
https://www.instagram.com/elchigre1769barcelona/
ホテルのコンシェルジュにお勧めされたお店その1
Google review : 4.5
◼︎El Xampanyet
https://www.instagram.com/el_xampanyet/tagged/
ホテルのコンシェルジュにお勧めされたお店その2
日本のみならず世界中のガイドブックに紹介されている人気バルみたい
Google review : 4.7
◼︎Bar del Pla
https://www.instagram.com/bardelpla/
ホテルのコンシェルジュにお勧めされたお店その3
有名レストランがやっているバルのようで、地元の人が多い模様
Google review : 4.4
◼︎Soluna Restaurant
https://www.instagram.com/solunabcn/
ニースでレストランを営む同い年の松嶋 啓介さんから紹介されたお店
彼のお店で働いていた元スタッフのお店の模様。ジャンルは「和食」
Google review : 4.8
◼︎Dos Pebrots
https://www.instagram.com/dospebrots/?hl=ja
これも松嶋 啓介チョイスのお店で地中海料理のレストラン
値段お高めの高級レストランの模様
Google review : 4.4
◼︎Pur Barcelona
これも松嶋 啓介チョイスのお店で地中海料理のレストラン
値段お高めの高級レストランの模様
Google review : 4.6
スペインでの移動
帰りの鉄道について
鉄道の移動については、「アイアンマンバルセロナ2024振り返り(1)」でバルセロナ市内からカレーリャへの移動の「バルセロナ郊外電車(Rodalies)R1線」について触れましたが、この場ではカレーリャからバルセロナへの上り便についてお話ししたいと思います。
先にお伝えしたい内容を申し上げると、
電車が時刻どおりに来ないし、到着するホームも全然アナウンスがない!
ホームからホームの移動は、一度地下に階段で降りて線路を横断し、その後、階段で上に上がって行います。ただ、我々の場合は各自が30キロを超える自転車の輪行荷物があり、さらに2番ホームのエレベーターが故障していたので、1番ホームと2番ホームの行き来に大変苦労しました(またもや、自転車を持って階段の上り下りをするという肉体労働発生😫)
もはや電車の電光掲示板は意味をなしておらず、「1番ホームと2番ホームのどちらに次の電車が来るの?」と英語が話せそうな周りの人たちに聞いても「私たちもわかんなーい」って言われて、途方に暮れていました。
ただ、なんとか当初乗る予定の電車から30分遅れで、なんとかバルセロナ行きのR1電車に乗ることができました。これが今回の旅での一番困ったことかもしれません。
スペインでのタクシー移動
Uberも使えるようですが、CabifyとFREE NOWがタクシーアプリとしては主流だそうです。我々もCabifyを利用して移動しました。
詳しくはこちらのBlogに記載がありますので、確認ください。
バルセロナ市内から空港への移動
AEROBÚSと呼ばれる薄いブルーの空港バスが便利です。
購入は英語になりますが、以下のサイトから購入することができます。行き先のターミナル1かターミナル2を選んで手続きを進めていってください。カード支払いでスマホだけで購入が完結します(料金は7.5ユーロ)。
なお、注意点としては、ググると、この空港バスの日本語サイトがあり、そこでもバスの予約が可能ですが、確か12~13ユーロとかなり割高の料金となります。頑張って英語で直接購入してください。
バルセロナの中心にあるPlaça de Catalunyaからバスが出ており、私の場合も、人どおりが多い中、輪行バックを持ってバスに乗りました😅
空港での搭乗手続き
空港バスで国際線ターミナルに着くと、私が搭乗予定のエミレーツ航空のエコノミークラスに長蛇の列ができていました。自転車があるので、トイレにも行けないし、と辛抱強く順番が来るのを待っていましたが、途中でふと気づく。
この長蛇の列は、全員前日までに事前にオンラインチェックインをしていなかった人たちでは・・・🤔
この推測は最終的にビンゴで、オンラインチェックインが完了している人の列が実際に設けられていました(1人しか並んでいませんでした)。後ろからでは全く見えなかったんですよね・・・。
よって、長い行列から離脱して、オンラインチェックイン済みの列に並び、あっという間に搭乗手続き完了(前回お伝えしたとおり、奇跡的に自転車の重量も29.9kgで追加料金なし!)。
事前のオンラインチェックインをしておくだけで、かなりの待ち時間とストレスから解放されますので、ぜひ事前のオンラインチェックインを強くお勧めします。多分、エミレーツ以外の他のエアラインも同じではないかと思います。
最後に
以上、3回にわたる連載ブログになりましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。スペインでの日々で感じた驚きや発見、そして身をもって得た学びを綴らせていただきました。この体験記が、スペインに興味をお持ちの方や、これから訪れる予定の方のお役に立てれば幸いです。¡Hasta luego!(またお会いしましょう!)