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「オンライン授業の課題」どうだった?学生にリアルな声を聞いてみました!

はじめに

こんにちは。飛田ゼミなんでも取材班2年生の竹嶋海音(たけしまみお)です。

みなさん前期授業お疲れ様でした。課題もひと段落し、夏休みに入った方も多いのではないでしょうか?先月の記事では「オンライン授業」に関するアンケート調査を行いましたが、その中でも「課題」に対する意見が非常に多かったように思います。実際に、個人差はありますが「課題が大変だ」という声はたくさん耳にしますし、私自身も時間調整が上手くできず非常に追い込まれていた印象です。

今回は、そんな「オンライン授業の課題」に焦点を当てアンケート調査を行いました。さまざまな大学・学部にご協力いただいたので、ぜひ最後までご覧ください。

アンケート回答者の基本プロフィール

まずはじめに、今回のアンケートにご協力いただいた計60名の方々の学年と学部を調査してみました!

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1年生10%(6人)、2年生63.3%(38人)、3年生13.3%(8人)、4年生13.3%(8人)という結果になりました。

また、その中で1番多かった学部は商学部で31名いらっしゃいます。

他にも
・人文学部
・看護学部
・スポーツ科学部
・法学部
・理学部
・人間科学部
など計16の学部のありました。

今回も、さまざまな大学や学部・学年の方にご協力いただきました!ありがとうございました!

「課題大変!」ってよく聞くけど実際どうなの?

ここからは、前期授業の課題の実態を調査します。まず、課題の量に対して学生たちはどう思っているのかグラフにまとめました。

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結果、「多かった」と答えた方が圧倒的に多く71.7%(43人)となりました。

では、実際に学生が課題にかける時間はどれくらいなのでしょうか。結果は次の通りです。

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1〜2時間が1番多い結果となりました。もちろん課題の内容にもよりますが、4時間あれば大半の人の課題は終わるようです。

では次に「週に何回の課題提出があったのか」平均の数を調査します。

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結果、3〜5回の回答が多かったです。毎時間課題を出す講義もあるようで、10回以上と答えた方もいらっしゃいました。

そこで「1番多い時の課題提出の数」もグラフにまとめてみました。

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7回、10回以上という回答が1番多い結果となりました。最多では16回という方もおり、1週間でこの量の課題を終わらせるのは厳しいなと個人的に思いました。

では次に「どのくらいの提出期間が設けられていたか」およその数を調査します。結果は次の通りです。

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講義によってそれぞれではありますが、1週間が圧倒的に多い回答となりました。しかし、それと共に「最短では1日で出す課題もあった」というコメントもありました。

では「どのくらいの提出期間があってほしいか」学生に聞いてみました。

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結果、2週間という回答が1番多かったです。

「せめて土日を挟んだ1週間は最低でもほしい」「内容の重いものは2週間ほしい」とコメントがついていたため、最低でも1週間、内容の重いものは2週間、という提出期間が設けられたら良いのかもしれません。

日常生活に影響は…?

ここからは、課題に追われることで日常生活に何か影響は出たのか調査します。早速、結果を見てみましょう! 

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「影響が出た」と答えた方は58.3%(35人)、「影響は出ていない」と答えた方は41.7%(25人)という結果になりました。「影響が出た」と答えた方が若干多いように感じます。

そこで、「影響が出た」と回答した方にどんな影響が出たのか聞いてみました。

・商学部2年生「バイトとの両立が難しい。授業後にその日のうちに提出する課題が与えられた場合は、バイトを休むしかなかった。」「バイトのシフトを入れづらい。」
・生物生命学2年生「学校の勉強以外の興味ある勉強をすることができなかった。(英語など)」
・商学部3年生「参考文献などを多く調べるためWi-Fiのギガ数が超えた。寝る時間が短くなった。」
・理学部2年生「体調不良」

オンライン授業+課題で家にいる時間が圧倒的に増え、孤独感からのストレスを感じる人睡眠不足・疲労から体調不良になる人は多くいました。このような状況が続くとなると非常に大変ですね…。

また、バイトとの両立ができないといった意見も非常に多かったです。実際に毎週行っている活動について調査したところ…

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アルバイトをしている方は48人(80%)と非常に多い結果が出ました。他にもインターンや部活動・サークル活動、または自分の勉強や趣味をしている方もいて、それらとの両立は大変そうだと感じました。

課題形式について

ここからは、どんな課題形式が出されたのか、その中でもどんな課題形式が講義の内容理解に繋がったのか調査します。まずは、どんな課題形式が出されたのか。結果は次の通りです。

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レポート作成の課題が1番多く、問題を解く課題が2番目に多い結果となりました。

では、実際にどの課題形式が講義の内容理解に繋がったと学生は感じているのでしょうか?結果は次の通りです。

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問題を解く課題が1番という結果になりました。その理由を聞いてみると…

・法学部2年生「問題を解くためには授業内容を理解する必要があったので、復習をより丁寧にするようになったから。」
・看護学部2年生「レポート作成は、正直やればいい感があり頭に入らなかった。」
・人間科学部2年生「自分はどこが理解できていないのかが明らかになったから。」

という意見がありました。

レポート作成が良いという意見には、

・経済学部2年生「レポート作成する際に調べものをしたり本を読んだりすることで、知識が増えたと感じるため。」
・商学部3年生「絶対的な正解がない為、自分自身で考える余地がある。」

というものがありました。

このようにレポート作成や問題を解く課題に関しては良い評価が多かったので、今後も続けて良いかもしれないと感じました。

「オンライン授業の課題」に対する学生の意見

最後に、課題に対する学生の不満や意見をまとめてみました。

・商学部2年生「最終課題で一気に課題を出されると手がまわらなくなる。ある程度期間をずらしてほしい。」「毎回課題を出す必要性は無いと思う。理解よりも、課題を終わらせることに時間を費やしてしまう。」
・経済学部2年生「課題の受理確認やフィードバック等があればもっと安心して取り組めたと思う。」
・商学部3年生「文字数が多ければいいというのは負担だった。」「出席確認するためだけの課題はやめてほしい。例えば、授業内容をそのまま選ぶだけの課題とか。これはただの作業。」
・生物生命学部2年生「課題で問題を解かせた時は、解説も入れてほしい。」
・商学部4年生「提出日をGoogleカレンダーに紐付けられたら便利だなと思った。」
・看護学部2年生「毎日24時間家にいる訳ではないので、物凄い量の課題を課せられると凄くきつい。」

やはり、課題の量を調整してほしい課題の受理確認やフィードバック等がほしい、という意見は非常に多かったです。また、当日に急な課題を出して当日締切にするのはやめてほしいといった意見もありました。バイトや部活の関係もあるので、ある程度の提出期間は設けた方が良いのかもしれませんね。

これで全てのアンケート調査は終わりになります。アンケートに協力してくださった60名の皆さん、ありがとうございました!

おわりに

いかがだったでしょうか?

今回のアンケート調査では、課題における学生のリアルな状況や意見を知ることができました。私が特に気になったことは、睡眠不足や疲労によって体調を崩す人が多かったことです。気分転換をはかりながら上手く体調管理できるといいですね。後期もオンライン授業である学校は多いと思いますが、気を引き締めて頑張りましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました。次回の記事もお楽しみに!


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Written by MAMIO

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