そう言えば

今朝方、いきなり思い出した。
(そう言えば今日、10月1日。今日じゃなかったっけ?)
父が他界する、約1ケ月前。
大宮ルミネ内の、某飲食店で、わたしは妹と食事を取っていた。
転院する少し前であっただろうか?
「何があっても、おかしくない状態」
会話が途切れ(?)、食事だけにお互いが集中していた時、ふと。
自治医大の担当医師から重ねられていた言葉が、わたしの中に繰り返された。

「いつまで続くか分からないけど」
続けた自分を、今でもハッキリ思い出す。
「お父さんは、長くない。だから最後まで面倒を見てやろうね」
「うん」
瞬間的に妹も反応。首を縦に振っていた。

あの日は今日。丁度10月1日じゃなかったかなぁ~っ?

重ねられていた言葉が、何故、繰り返されたのかは分からない。
すんなり出たのか?妹に言ったのか?それも謎だ。

けどまぁ、宣言通りに悔いなく最後まで、キチンと面倒見ましたよ。
わたしの人生の、最大の誇りです。

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