必要な人・君<詞>

「好き」とか 「愛してる」とか
凡(ぼん)な言葉じゃ 駄目よ わたしは落ちなくてよと
君は 言ったね
チョイとばかりに自分に酔ってる プレイガールな君
だから落としてやる チョイとばかりに大変だけど 高値の花を落とすのは
僕の決意さ

そうして考えた 思いついたよ 君の眼を
じっと瞬きもせずに ポツリ一言だけ 「君が必要なんだ」

それかわたしへの思い? 口説き文句と思ってる?
瞬間 冷笑したけど 答えはイエスさ

プレイガールは仮の君 ホントの君はただ
愛に飢えてたんだよね 何となく分かっていたよ

必要なんだよ 僕のこれからに 必要なんだよ 君が僕には
プレイガールと 噂され自負をして 男をサンザン 翻弄したけど
違うね君は 高嶺なんかじゃない ごくごく普通の女の子
必要なんだよ 僕の毎日に 必要なんだ とってもとても
だからねぇ君 そういうことで 僕とつきあって 下さいな
お試し期間が 過ぎて飽きなかったら 今度は次の段階へ
それを僕は 今心から望むよ 必要な人・君

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