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【援助計画】口腔ケア

男子看護学生の鳩ぽっぽです。
今回は口腔ケアの援助計画です。
口腔ケアはケア度の高い人は毎日行います。また、患者さんからすると侵襲度の高いケアであり、抵抗がある場合も想定されます。
今回はケア度の高い患者の口腔ケアを書いていきます。

口腔ケア

必要物品:スポンジブラシ、歯ブラシ、舌ブラシ、水、フェイスタオル、ガーグルベースン、保湿剤、ゴーグル、手袋、エプロン、ビニール袋、(バイトブロック)

①装具をつけて、口腔内の観察
どのくらい汚れがあるかを確認
大きな汚れがあればスポンジブラシからスタート
特になければブラッシングからスタート
フェイスタオルを襟元にかける←濡れないようにする

②スポンジブラシで大きな汚れを取る
スポンジブラシを湿らせ、唇、口腔内を湿らせながら汚れを絡め取る。
←舌、口蓋、奥歯後ろは汚れが溜まりやすいため、注意して取る

③ブラッシング
歯ブラシを軽く濡らし、歯磨き粉をつけて鉛筆のように持つ←力加減を調整しやすいため
小刻みに動かして、歯を磨いていく←力を入れすぎないように汚れを取るため
噛みつく患者の場合はバイトブロックを噛ませて、隙間からブラッシングする←歯が折れないように前歯を避けて噛ませる

④舌ブラシで舌の上をきれいにする
←舌苔予防のため

⑤口腔内を洗い流す
水を口に含み、すすいで、ガーグルベースンに出してもらう
困難な場合は、水で湿らせたスポンジブラシで口腔全体を濡らし、口腔内吸引する

⑥保湿ケアを行う
必要に応じて、唇や口腔内を保湿剤で保湿する←口腔内乾燥を予防し、自浄作用低下や口腔内の汚れの堆積を予防するため

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まとめ

今回はかなりざっくり書きました。
教員によってはブラッシング方法の選択なども気にすることがありますが、歯の状態を見て、通常通り磨いていけば大丈夫です。
義歯の場合は、義歯のみで流水と軽いブラッシングでOKです。
嚥下機能が低下している人は口をすすぐことも困難な人がいるため、今回の援助計画を参考にしていただけると幸いです。
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援助計画のまとめはこちら→https://note.com/810poppo/m/m8260a8a422c8

鳩ぽっぽの経歴はこちら→https://note.mu/810poppo/n/n59147f8e4b2f

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