【関連図】潰瘍性大腸炎
男性産業保健師の鳩ぽっぽです。
今回は潰瘍性大腸炎の関連図です。
解説
潰瘍性大腸炎は指定難病の一つで、最も患者数が多い難病として有名です。
また、喫煙者の方が罹患リスクが低いと言われている数少ない疾患でもあります。
潰瘍性大腸炎は大腸に限局した原因不明の炎症性疾患で、大腸における消化器症状が出現します。
特に、腹痛や下痢が長期的に続くため、適切な対処療法がなされないと低栄養や脱水といった栄養問題につながりやすいです。
また、それに伴い、大腸癌のリスクも高く、定期的な検診が必要になります。
治療は対処療法が基本的ですが、それにより症状は大幅に改善されることが多く、日常生活に支障がないレベルまでになります。
看護としては、内服薬の管理がきちんとできるかといった自己健康管理についてがメインとなると思います。また、消化器症状がひどい場合は、腹痛の軽減や脱水・低栄養の回避など症状の軽減や安楽障害への対処をしていきましょう。
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