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【関連図】肺炎

男子看護学生の鳩ぽっぽです。
今回は肺炎の関連図です。
肺炎には、間質性肺炎、誤嚥性肺炎など様々な種類がありますが、今回はそのうちの一つ、肺胞性肺炎です。
一般的に肺炎と呼ばれるこのタイプの肺炎は、感染症タイプです。

解説

肺胞性肺炎は主に細菌やウイルスなどの病原微生物の感染によって引き起こされます。
特徴としては、肺胞に炎症が起こるため症状が激しく起こるものの、完治が可能である点です。
感染症のため、炎症反応が強く、高熱や黄色の痰が生じやすいです。また、病原体が血管に侵入するなどした拡大によって敗血症などの重篤な状態に移行するリスクがあります。
肺胞性肺炎は年齢別では高齢者に多く、加齢に伴い免疫力が低下していることが要因の一つであると考えられています。
治療としては、病原体の種類や型に合ったものを使うのが基本ですが、検査の結果が出るまで待てない場合は、見立てを立てて抗生剤を使うなどして先手を打つ治療(エンピリックセラピー)を行うこともあります。
肺胞性肺炎の場合の看護の観点は、呼吸困難に対する観察・アセスメント、それに伴う安楽障害、脱水のリスクアセスメントがあります。
基本は治療をスムーズかつ効果的に行えるようにしていくことが目標になると思いますので、そこが優先順位としては高くなりそうです。
治療期を脱した患者の場合は、安静臥床による筋力の低下や転倒リスクなどが挙げられると思います。
この辺りは患者の状態によるため、肺炎だけに拘らず、全体を見て判断していきましょう。

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以下、肺炎の関連図です↓

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