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この心と体で。闘病の記録②

おやすみ  おはよう  僕です。
前回の続きを書こうとおもいます。
相変わらず自己満足です。よしなに。

適応障害ふたたび

うつ病の療養しながら就活して
いわゆる準公務員、団体職員?かな
ぼかして言うけどそんな感じの職についた。
自分でもよくやったなとおもう。
離脱症状も もちろんあったよ。
早く社会に出なくては、普通にならねば。
その一心で踏ん張った。

でも、やっぱり希死念慮って背後にいるんだよ。

適応障害の再発のきっかけはパワハラ。
その女性上司はとにかく 情緒がひどかった。
あんまり 思い出したくはないけど。
今日指示されたことが明日には真逆になる
指導を お願いしても突き返される
してくれたと思ったら今度はあやふやで
こうやれああやれと言う割には自分で言ったこと
否定して やっぱりああして 否定しての繰り返し
トイレに行く暇さえくれない
終わるまで席を立つなと監視される
お前の言動がいちいち癪にさわると言われ
しまいにゃ ボスのいない所で怒鳴り出す
僕のやることなすこと全否定して
自分のやってほしいことは
猫なで声でこちらに頼む。

ああ 気持ち悪い。
思い出しては吐き気がする。
体にガタがきて入院したのもこの上司のせい。
腎臓の炎症で入院パート2です。
トイレくらい行かせて欲しかったっすね。

耐えて耐えて耐えて
しにたいと思いながら仕事して
先輩に相談しても助けてもらえなくて
まあまあ となだめられるだけで。
無意識に職場の2階窓に手をかけたときに
このままじゃ だめだ 壊れてしまうと思って
ボスに転勤をお願いした。理性よ ありがとう。

それから転勤して、仕事内容も増えて
バリバリやるぞ〜って仕事してたんだ。
大丈夫 僕は普通だ。普通でいれてる。




2022年の冬、再発の診断がおりた。





「悔しい。消えたい。
なんで。もうあの職場からは離れたのに。
苦手な人はいるけど今の職場は大丈夫なのに。
繁忙期だからもっと仕事しなきゃ。
頑張らなきゃ。僕は   僕は  まだ 。」





「まだ?世の中の『こうであるべき』普通に
すがって 固執してるから 苦しいんでしょ。」

「僕は世の中ストレスフリーな人間と一緒です
希死念慮なんて抱いていません。
うつ?なんですかそれは知りません。
世間様と何も変わらない普通の人間です。
そう考えなきゃ 見て見ぬふりしなきゃ
自分は頭のおかしい人間なんだって
やっぱりどこかズレてるエラー因子なんだって
考えちゃうんでしょ。
頭がおかしいから いじめられるし
パワハラもされるんだって
馬鹿なこと考えちゃうんでしょ。
生きてることが 全部 間違いなんだって
絶望しちゃうんでしょ。」




図星だ。鋭いな。
そんでもって すっごく苦しい。

この会話は夫である彼がしてくれたことで。
いやね、自分でも図星で、分かってんですよ。
彼に舌打ちしたくらいには。

いっちょ向き合ってみますか

この…なんちゅうか、認知の歪み?を指摘されてからそりゃ〜もう 葛藤して どうしたらいいか分かんなくて 腹が立って 悲しくなって 僕が再発したのは仕事ができないからだとか最悪の方向に考え出して 堂々巡りになって。
薬飲みながら夫と対話して考えて考えて考えて 時々 希死念慮がアポなし訪問してきて泣いたり。
冬の繁忙期が来ると焦燥感に駆られて 食欲も性欲も睡眠欲もかなぐり捨てて仕事して 朝起きて職場行って寝に帰るだけの生活して。
落ち着いたと思ったら突然の転勤の内示出されて荒れ狂って 今年の春 退職届を叩きつけてきた。

しゃらくさいんじゃボケ〜〜〜〜〜🍆

僕は おかしくない。
ちょっと考え込む脳みそのつくりしてるだけ。
石橋叩き割る勢いであらゆる推測してるだけ。
完璧主義なのは幼少期 家族の顔色伺ってた癖。
両親とは腹割って衝突して和解できた。
もう愛されてんだって自覚できてる。
謝られたし。がんばった。

本を読むのが好きなのは素晴らしいこと。
美術館とか博物館が好きなのも。
容姿いじめしてきた人間はアホ。
僕はかわいいしかっこいい。
人の趣味を馬鹿にしてきた人間もつまらん奴。
オタ活の楽しさ知らないなんてもったいない。
僕と似ている感性の子は世の中たくさん。
お前らの世界 ちっっっっっっさすぎ!

仕事だって根詰めすぎても良くないわよ。
気を抜くことだってだいじ。
仕事を1番優先してたら体壊しちゃうよ。
パワハラ上司は当たり前におかしい。
守ってくれない会社もおかしい。
自分の代わりがいない職場は更におかしい。
そんなもん 逃げて正解。
逃げることは 心を守ること。

悪いことじゃない。

10年、10年だよ。
ハチャメチャに明るくて活発だったあの子が。
傷ついて自分を責めて殺して180°変わって。

それでもここまで肯定できるようになった。
すごいね、えらいね。
辛いことのせいで人格変わっちゃったって
ず〜っと悲しかったけど。
案外 僕って 根本は同じなんだろうな。

あとがき

適応障害再発って診断されて絶望の日々だった。
でもさ 僕 ちゃんと生きてるよ。

きっと 寛解しました、完治しましたって
お医者様から言われる日も来ると思う。
これ書くまでは そうやって言われるの想像したら
怖くて怖くてたまらなかったんだ。
また再発したらどうしよう。
ていうか ずっとこの苦しさは死ぬまであるし
適応障害の4文字で済むもんじゃないし
はい治りましたよって言われても
希死念慮はお隣に住んでいらっしゃいますし。
無責任なこと言うなよ、って勝手に思ってた。

あら 不思議ね。
いま全然怖くない。
この10年間であったこと 対処してきたこと
全部 自信持っていいんだよね。
振り返ってみたら 生きててえらすぎ。
毒祖父 暴力沙汰 家庭内で飛び交う中傷 罵倒
学校 いじめ 怪我 男性恐怖 鬱 自殺未遂
自傷行為 パワハラ 人間不信 病気 入院
セルフネグレクト 会食恐怖 醜形恐怖 恋愛依存
キリないけど乗り越えてきてんだ僕は。

それにね。高校生のときひねくれてた僕のこと
ちゃんと見てくれた 恩人のおかげで
長い年月はかかったけど
僕は自分が好きだと思った人間のことだけは
信頼できるようになれたし。
自分の好きな人だけでいいって思えたし。
自分のこと愛さなきゃ
誰からも愛してもらえないって気づいたし。

な〜んだ 僕って前向けてるじゃん。天才だな。

そんなわけで 今日も前向きに
この苦しさと付き合ってくことにします。







おわり☁️(^_ ̫ _^)➰