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No.013 量子の世界で本質に迫る

地球に国境は必要なのか!?
提唱:パラダイムシフト

量子の世界で本質に迫る
 階層構造で述べたように、ミクロ圏は、人から一番遠い存在であり宇宙に一番近い存在である。その一番遠い存在である量子の振る舞いは、あまりに類似している。

 一般的には、量子の世界と人間の世界は、まったく別のものと考えているからそこに相関があるとは考えていないのではないだろうか。
 ミクロ圏の電子を例にあげる。電子は無機物であり人間は有機物だからまったく別世界だと考える。人間とアメーバとの類似性については語られることであり類似しているところはあるだろうと考えているのではないだろうか。しかし、電子には構造も形も内部に機関も無い。ここで無いというのは観測出来ていないということである。無いから誰しもが類似しているとは考えなかった。

 人間は、電子で出来ている。分子や高分子で出来ているが主成分は水である。この水(H2O)である水分子を構成する原子の数が合計3である。さらに自由電子が多数飛び回っているので人間は電子が主成分である。と考える。2つ以上の電子は、同じ場所には居られない属性を持っており、電子を圧縮することができない為に形が形成される。酸素や水素の中心にある陽子は、電子に比べて800倍の重さではあるが占有する領域は電子よりもわずかである。電子には大きさは無いのですが広がりがあり、電子が可視光を吸収し、反射するから観測出来るのである。では、電子である人間は、何をもらい、何を受け継いでいるのだろうか。量子の世界で本質に迫ることにする。

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