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【松原仁議員】在日クル*人の隠れPK*リスクについて上川陽子大臣に問う!

<文字起こし>
2024年5月8日 国会中継
―松原議員

PKKのロを大変に褒め称える歌を歌った民族祭が、かつて行われたということも我々は承知しております。その歌は最近は歌われなくなったということでありますが、ある瞬間にそれが変わってしまうリスクというのは常にあるわけであります。PKKについてお伺いいたします。国内のクルド人が、トルコ政府がテロ組織とみなすととにEU・米国も同様の立場を取るPKKの旗とともに写真を明示している。このことと構成員であることの相関性についての認識があるか問います。

―警察庁千代延長官官房審議室
官房審議官です。お答えいたします。警察におきましては、警察法第2条に定める公共の安全と秩序の維持という責務を果たすため、必要な情報について収集・分析を行っておりますが、個別の団体や個人につきましては、事柄の性質上お答えを差し替えさせていただきます。我が国を取り巻く国際的な情勢が目まぐるしく変化してる中、警察といたしましては、引き続き治安対策に万全を期してまいる所存でございます。

ー松原議員
関係があるともないとも言わなかったっていう認識であります。つまり関係があるかもしれないし、ないかもしれないという認識であります。PKKとなると、これはもう国際的にですねえ、組織という風に認識をされてるわけでありますから関係があるとかないとかって明確に簡単に言えないていうのは、認識してあるわけであります。一般社団法人日本クルド文化協会について、トルコ政府がPKKに資金提供しているとしテロ組織支援者と認定し、トルコ国内の資産を凍結したが、日本の警察庁は組織支援者という扱いをするのかお伺します。

―警察庁千代延長官官房審議室
お答えいたします。警察におきましては、警察を第2条に定める責務を果たすため先ほど申し上げました通り、平素から必要な情報収集分析を行っておりますけれども、個別の団体個人につきましてはお答えを差し替えさせていただきます。その上で一般論として申し上げれば、警察は事件として取り上げるべきものがあれば、法と証拠に基づき適切に捜査することとしております。事例にいたしましても、警察といたしましては、引き続き治安対策に万全を期してまいる所存でございます。

ー松原議員
これ今、私の質問はね、テロ組織支援者というこの表現自体が日本にはないということだから、該当するかどうか言えないっていうことで私は認識しておりますが、それでPKKは国連安保決議1267を踏まえた我が国が実施する財産の凍結等に関する特別訴訟に基づく指定がされている国際テロリストかどうかお伺いいたします。

―警察庁千代延長官官房審議官
お答えいたします。お尋ねのクルド労働者党PKKにつきましては、当時の国際テロリスト財産凍結第4条第1項に基づき、国際連合安全保障理事会決議第1373号により、その財産の凍結等の措置を取るべきこととされている国際提出として、平成27年10月30日に指定されており、その後現在に至るまでその指定が延長されているところでございます。

―松原議員
従って、我が国にあるpkk財産は凍結されるのかお伺します。

―警察庁千代延長官官房審議官
お答えいたします。先ほど申し上げました通り、クルド労働者党は国際テロと財産凍結法に基づき、財産凍結等の措置を取るべきこととされている国際テロとして指定されておりますので、同法に基づき国内取引に対する財産の凍結等の措置が取られる対象でございます。

―松原議員
我が国からPKK送金を行うことは、許可されるのか質問します。

―梶川大臣官房参事官財務省
お答えいたします。ご指摘の団体は現在外為法に基づいて、テロリスト等に対する資産凍結等の措置の対象者になっておりまして、当該措置の趣旨に鑑みまして同団体に対する送金について許可することは想定してございません。

―松原議員 
PKKはEU・アメリカ以外にもイギリス・オーストラリア・ニュージーランド・カナダにおいては組織として制裁対象かお伺いします。

―松尾大臣官房サイバーセキュリティ情報化参事官
本日現在把握してる範囲では、EU・米国・英国・オーストラリア・ニュージーランド及びカナダにおいては、PKKを制裁措置の対象としていると承知しております。

―松原議員
PKKについてはこういったやり取りをさせていただきましたが、冒頭の質問に関して、現在日本にあるですね、このPKKの旗をバックにしたり、またPKKのテ〇をこの大変に褒めたえる歌を歌った民族祭がかつて行われたということも我々は承知しております。その歌は最近は歌われなくなったということでありますが、こういったことが一部地域でですねえ、もちろん現状は、本当にその関係性がほとんどないと警察が判断するようなものであっても、ある瞬間にそれが変わってしまうリスクというのは常にあるわけであります。私はその意味において、このPKKの活動が日本においてまだ行われていませんが、これから行われる可能性がやっぱりそれあると思っておりまして、そういったことに対して、これを抑止することが必要だと思っております。このことについて、大臣のご所見をお伺いいたします。大臣。

―上川外務大臣
国際的なこのテロ組織が、それぞれの国におきまして様々な活動してるということについて、日本としては、いずれも注意深くこれを注視というか監視というかしていかなければいけないという風に思っております。いずれの国地域におきましても、こうした活動が様々な出来事につながり得ると事態に繋がりうるということも想定して考えますと、注意深く監視していかなければいけないという風に考えております。

―松原議員
その答弁でいいと思いますよ。それ以上は踏み込めないし、注意深く見ていくと。これは、やっぱりあの後でお答えいただいた政府参考人の方々もですね、閣僚の1人閣議参加する1人が、このような重みのある発言をしたということを是非とも理解していただいて、PKKの活動に関しては注意深く注視をする必要を申し上げておきたいと思います。(文字起こしおわり)

https://youtu.be/vj_ODVHuexU?si=37KxZAxmRyJcTIXH