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アムステルダムおすすめ観光地10選

北ホラント州に位置し、世界屈指の国際都市と言われるオランダ最大の都市・アムステルダムは世界各国の企業が集まる国際ビジネスの中心でありながら、多くの文化施設や商業施設を持つ観光都市でもあります。
今回は、オランダを観光するならぜひとも訪れたいアムステルダムのおすすめ観光地をご紹介します。


アムステルダムの基本情報


観光地紹介に入る前にアムステルダムの基礎的な情報を少し。
アムステルダムの起源は13世紀に”アムステル”川の河口に”ダム”を築いたところにさかのぼります。海に面した立地を活かしたハンザ同盟との貿易やバルト海交易で発展し、17世紀のオランダの黄金時代には世界でもっとも裕福な都市とも言われていました。

運河に囲まれた街並みはアムステルダム駅から放射状に広がっており、その多くは現在に至っても当時と変わらない姿を残しており、唯一無二の景観を有しています。

一方で、多様性に富んだ自由な都市風土を持ち、大麻や売春が合法化されていたり、世界で初めて同性婚を認めるなど、現代社会をけん引する都市でもあるんですよ。

そんなアムステルダムのミュージアムや買い物スポット、そして自然を満喫できるスポットをさっそく見ていきましょう!

①アムステルダム中央駅(Amsterdam Centraal)

観光の発着点はオランダ最大のターミナル駅であるアムステルダム中央駅から。
左右対称で赤色の外装が特徴的なこの美しい駅は19世紀に建てられたネオゴシック建築で、この街の玄関にふさわしく、どっしりとした威厳を放って構えています。

その見た目や開業時期から東京駅のモデルになったとも言われていますが(アムステルダム中央駅:1889年・東京駅1914年)、それを明確な言及をした資料はないそうです。しかし、両駅は2006年に姉妹駅になっていることもあり、なんだか親近感を感じてしまいますね。

アムステルダムで訪れたい美術館


アムステルダム観光でぜひとも訪れたいのが、ゴッホ、レンブラント、フェルメールなど、オランダの名だたる巨匠たちの絵画が見られる美術館。

②アムステルダム国立美術館

1885年に開館したオランダ最大の美術館であるアムステルダム国立美術館では数々の有名絵画を一度に鑑賞することができる人気観光スポットです。
ここでは光と影の魔術師と呼ばれた17世紀の画家・レンブラントの「夜警」やオランダの都市デルフト出身の画家・フェルメールの「牛乳を注ぐ女」、そして言わずもがな、数々の名画を生み出したファン・ゴッホの「自画像」を見ることができます。

広い館内には名画巡りの合間に一息つくことができるカフェや美しい内装を持つ図書館も併設されており、ゆったりと観光できます。

チケット、企画展等の情報は公式HPよりチェックしてください。
公式HP:https://www.rijksmuseum.nl/en
住所:Stadhouderskade 78, 1072 AE Amsterdam
(*館内は写真撮影可能も可能です。)

③ゴッホ美術館



オランダで生まれ、数々の名画を生み出した巨匠・ヴァンゴッホ。
彼の作品を世界で最も多く所蔵しているゴッホ美術館もアムステルダム観光の目玉の一つです。
言わずと知れた代表作「ひまわり」や日本の浮世絵の影響もうかがえる「花咲くアーモンドの枝」、「黄色い家」をはじめとし、およそ200点のゴッホの作品を見ることができ、ゴッホ好きにはたまらない美術館でしょう。
多すぎて何を見たらいいのか、という方は日本語の音声ガイドの利用もおすすめです。

※チケットはオンラインでのみ購入可能です。
公式HP:https://www.vangoghmuseum.nl/en
住所:Museumplein 6 1071 DJ Amsterdam

④アムステルダム市立美術館

アムステルダム国立美術館、ゴッホ美術館のあるミュージアム通りを歩いていると、ひときわ目立つ平たく白い屋根の建物が見えてきます。
その見た目からバスタブとも言われているアムステルダム市立美術館は主に近現代美術作品を多く所蔵しており、現代アートが好きな方におすすめの美術館です。
オランダ出身のモンドリアンやピカソ、セザンヌなどの作品に加え、世界的に有名な日本のアーティスト、草間彌生さんの作品も展示されています。
ミュージアムショップでは現代美術館ならではのオシャレなオランダ雑貨も売られているのでお土産を探してみるのもいいですね。

公式HP:https://www.stedelijk.nl/en/visit
住所:Museumplein 10, 1071 DJ Amsterdam

アムステルダムで訪れたい博物館

⑤ネモ科学技術博物館

アムステルダム中央駅から徒歩で00分ほどの場所にあるこの特徴的な建物がネモ科学技術博物館です。ここは博物館と名づけられていますが展示作品を見るというよりも、科学を利用した遊びや実験を体験できる子ども向けの施設です。アムステルダム特有の施設ではないかもしれませんが、観光につかれてしまったお子さんの息抜きに、また雨が降ってしまった場合などにもぴったりの場所です。もちろん大人でもわくわくする展示も豊富ですよ。

公式HP:https://www.nemosciencemuseum.nl/
住所 Oosterdok 2 Amsterdam

⑥ハイネケン・エクスペリエンス

オランダでビールといえば、緑のパッケージが目印のハイネケン!
世界中で愛されてるハイネケンビールの工場見学や試飲はもちろん、ハイネケンの歴史を学べる展示やもあるのでビールが特段好きでないという人でも楽しめる博物館です。
また11歳まで無料で入れるほか、ゲームや映像展示などの子どもが楽しめるコーナーも豊富なので家族連れで訪れるのもおすすめです。

ミュージアムショップにはお酒に関するグッズやハイネケンデザインの雑貨もたくさん置かれているほか、名前入りのハイネケンやグラスも作れるので旅の記念にぴったりです。

公式HP:https://www.heineken.com/heineken-experience
住所 Stadhouderskade 78, 1072 AE Amsterdam

⑦アンネ・フランクハウス

アンネ・フランクハウスは第二次世界大戦中のナチスによるユダヤ人迫害から逃れるため、アンネ・フランクが隠れ家生活を送った場所であり、彼女の死後に出版され、世界中でベストセラーになった「アンネの日記」もここで書かれました。

館内はそれほど大きくなく、当時の様子をそのまま残した屋根裏部分以外は解説展示が中心なので、館内で無料で借りられる日本語オーディオガイドとともにそれぞれの展示の背景理解を深めながら見学することをおすすめします。

戦争や迫害の過去について改めて考えさせられる貴重な場所であり、観光客に大変人気の施設です。
入館には事前予約が必須で、2か月先まで予約が埋まってしまうこともあるので早めに購入しておくことをおすすめします。

公式HP:https://www.annefrank.org/en/
住所:Westermarkt 20 1016 DK Amsterdam

そのほかおすすめ観光地

⑧シンゲル花市場(Bloemenmarkt)

オランダといえば運河やチューリップ畑のイメージが強いのではないでしょうか。
ここシンゲル花市場は1862年に始まった運河の上に作られた花市場なんです。
チューリップを初めとし、季節を問わずさまざまな種類の花の球根や種子、ブーケや切り花が売られていて眺めているだけでも十分楽しめます。
(オランダに住んでいると街中で花束を抱えた人を頻繁に見かけます。オランダの人々が日常でどれだけ花を愛し、生活の一部にしているかを実感します。)
花以外でもオランダらしい大麻をモチーフにしたグッツやお土産も売られているのでぜひ立ち寄ってみてください。
住所:Singel, 1012 DH Amsterdam

⑨運河(カナル)ツアー

周囲を運河で囲まれているアムステルダムですが、それらの運河のいくつかは17世紀の環状運河地区として世界遺産に登録されています。
アムステルダムにはそんな運河の上をボートでクルーズできるツアーが数多くあり、なかにはワインやチーズなどとともに楽しめるプランもあります。すれ違うボートの乗客に手をふったり、狭い橋の下を通ったり、一種のアトラクションに乗っているような気分でアムステルダムの景観を楽しめます。料金やプランは会社によって異なるので、HP等で比較してみてください。

⑩ザーンセスカンス(Zaanse schans)

アムステルダム市内から少し離れたザーンセスカンス村では、アムステルダム市内とは一味違う、伝統的なオランダの風景を楽しむことができます。
オランダの伝統産業に関する博物館もいくつかあり、木靴工場やチーズ工場は無料で見学することができます。またチーズ、チョコレート、ピーナッツバター、その他オランダ雑貨などが手に入るお土産ショップも豊富です。
アムステルダムの都会的な街並みとはうって変わった伝統的な街並みや風車と一緒に写真が撮れるスポットもたくさんありますよ!
村とはいっても 中央駅からバスや電車が出ていてアクセスも良く、十分に歩いて回れる大きさなので、半日でオランダを満喫できます。
公式HP:https://zaanschemolen.nl/en/
住所:Zaanse Schans Google maps

このページではオランダ旅行が初めての方におすすめのアムステルダムの定番観光地10選をご紹介しました。ザーンセスカンス風車村以外は中央駅から徒歩や市内トラムでアクセスできる範囲にあるので当日の天気や気分に合わせて組み合わせてみてくださいね。

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詳細は弊社ホームページまたはロコ旅ページから
弊社HP : https://7ththrow.nl/japanese
ロコ旅:https://locotabi.jp/loco/akinao46

また次回!Tot Ziens!


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