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品出しバイト奮闘記

私が塾講師のアルバイトと掛け持ちしているスーパーの品出しのバイト、正確にはドライ部門というのですが(生鮮食品以外を扱うからドライなのか?)一見品出しだけしているように見えて実は色々している。

もしあなたが店内でほしい商品が見つからない時、店員に聞くことがあると思いますが、8割がたドライ部門の人に聞いていると思います。スーパーのフロアをうろうろしている確率が1番高い。商品の案内、これもドライ部門の業務の1つなので、個人的には遠慮せず聞いてもらって大丈夫だと思っています。ただ、人と話さなくて済むと思って入ったバイトが、結構話しかけられることが多かったのはなかなか衝撃でしたが。

ただ、あんまり数が多いと…。クリスマスイブのシフト時、ものすごくお客さんが多いので、商品を次々と店頭に並べなければならなかった。しかしお客さんが多いということは聞かれる数も増えるということ。
「すみません、シャンメリーってどこにありますか?」
「申し訳ありません、もう売り切れでして…」

「あの、シャンメリーありますか?」
「申し訳ありません、売り切れてしまって…」

「店員さん、シャンメリーある?」
「あっ、もう売り切れでして…申し訳ありません」

もうシャンメリーは無いんです!!必要なものは先に買ってておくれよ!!

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口が裂けてもそんなことは言いませんが、やっぱり思ってしまう。5回聞かれたあたりで、ついに店内放送でシャンメリー売り切れが伝えられる。こう思ってしまう私は器が小さいのだろうかと考えたが、後に店長と話したとき、彼も似たようなことを考えていたようなので少しほっとしました。
ぜひとも、イベントの準備は早めにしておくことをおすすめします。バレンタインデーの時は、生クリームが店から姿を消しましたから。

色々しているドライ部門ですが、私のようなアルバイトのメイン業務はやっぱり品出し。中でも私が日々格闘しているのが牛乳である。
牛乳に限らず、商品を前から取ってほしいとは常々思っています。食品ロスという大きな課題もありますが、単純に新しいものをわざわざ後ろに詰めていくのが手間なのです…。少しでも、日にちの長いものを取りたい気持ちはよくわかる。が、さすがに店員の目の前でそれをされてしまうとちょっと引いてしまう。

牛乳を段に詰めるのはなかなかの労力がいる。少しでもスムーズにするには期限の短い物から取ってもらう必要があります。そこで私は、1番下の段に集中的に短いものを置くようにしてみた。1番下は賞味期限が見えにくく、かつ手に取りやすい場所にあるため、よく捌けるのです。試みは成功し、それ以降少し楽に業務ができるようになりました!

他にも他部門のクレームをおばさまから延々と聞かされたり、目線にたじろぎながら値引きシールを貼るなどしています。こんな書き方はしていますが、このバイトは結構楽しいです。
今日もこれから出勤なので、行ってきます。

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