ご長寿さん

看護師をしていてふとした時に思うことを書いてみよう。

高齢化社会に突入している日本では順調に高齢者の人数が増えている。一方で少子化も進んでいて若い世代がどんどん少なくなっている。
このままいくと若者いなくなるんじゃないの?とちょっと不安になったりもする。

そして、最近の問題でもある団塊世代のお父さんお母さん達が還暦を迎えてきてることである。戦後の日本を支えてきた偉大な世代。
人生100年時代‥‥
うーん、これから看護師足りなくなるなぁ。。なんて考えながら仕事をしていたりしていなかったり。

そこで一つ思うことがある。

寿命ってのびたなぁ‥‥いいことでもありちょっと延びすぎじゃないって思うこともある。
この意見には人それぞれあると思うから個人的な意見なんだけどね
普段看護っていう仕事してるから思うだけなのかなぁ?もちろん健康で長生きできるなら越したことはないと思ってるけど、長期に入院して色んな治療して家に帰れると思いきや普段の生活は無理だから施設へなんてよくある話だと思う。それは看護師として看護をしてて心が苦しくなるときもある。
それでもどうしても 生 っていうものに思い入れがあるならそれもいいのかもしれないけどね☆

じゃぁ何でそんなに寿命って延びてるんだろう?
個人的に思うのは医療技術発達しすぎなんじゃないの?って思う。でも、勘違いしないでほしいのは、先進医療で救われる命もたくさんあるからそういう意味では研究者の方々には頑張ってもらいたい。

言いたいのはそういうことじゃなくて、現代の医療はよくも悪くも命っていうものを延ばすことができちゃう位進んできてるってことなんだな。
でもそれを理解してるのは臨床で働く多くの看護師で、その後のことまで考えてるのもまた多くの看護師ってことなんだよな。

患者さんの背景には多くの家族や友人、知人がいるけど、今をよくなってほしいっていう気持ちが強くて、なかなかその後まで考えられない人も多いように思う。
高齢者が増えていく日本ではこれからそういったことを考える機会が否応なく増える。

何が言いたいかっていうと、長生きするのもいいことだし、それを望む本人や家族の気持ちを尊重していくとこも大切だけど、人間生きてたらいつかはガンになるし、皮膚も内蔵も歳をとる。その現実を無理矢理曲げないほうがいいってこと。
現代の医療はそれが出来ちゃうから怖いなっていつも思う。

看護師のつまらない意見を最後まで読んでいただいたかたありがとうございます。言いたいことが少しでも伝わるといいな(^^)(笑)

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