森光七彩の生い立ち②
幼稚園に入ってからの話。
例によって記憶はほとんどないので、親から聞いた話をいくつか。
入園して、教室で先生が弾いていたピアノ伴奏を丸暗記して、家で弾いていたらしい。
父が、「そこの音、間違えているよ」
と言ったところ、私は、絶対これだもん!と言うことを聞かなかった。
後日、参観日で父が教室に来たところ、先生が間違えて弾いていたらしい。要するに、私の音感は正しかったようで、たいそう驚いたと聞いた。
その頃からもっぱらの遊びは弾き語りで、
年長ほどになると数曲オリジナル曲を作って遊んでいた。
と言っても、楽譜は書けないので、歌詞だけを五線紙に書き、伴奏は記憶して弾いていた。
年長のときには、歌のコンクールに出場し、広島県大会で優勝した。
何人が出たコンクールなのかはよくわからないけど…
歌だけは早くも習っていたので。
母が、私に歌が上手くなってほしいと思って、通わせてくれた。
その時すでに、スイミングと絵画、体操といろいろ習い事をしていた。
残念ながら、絵は苦手だし、泳げないし、せっかく通っていたのにもったいないなと思うことがある…
スイミングなんて、「顔つけ 鼻下」までしか合格できていない。笑
(ただ、口を水につけただけ)
行事の多い幼稚園で楽しく過ごすことができた。
小学生になり、早くも人生の転機を迎えることとなる…
明日に続きます。
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