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日本語パートナーズ選考編

たまには役立てそうなものを・・!ということで更新します。

ここ数日は来年の派遣の面接だそうで・・。
終わってしまった人はすみません。
面接と、今書類応募段階の方の役に立てれば、と思い投稿します。

書類選考は、毎回たいして違わないと思いますが、
・応募動機
・何ができるか、何がしたいか
ということをざっくり聞かれます。

私は就活経験者なので、ES記入でこの手の物は散々書きました。
特に私は女子大出身で、食品メーカー志望だったので、
学歴だけではESは通らないことを自覚していて、
かなり力を入れていました。
(結局食品メーカー就職は叶わずでしたが、
ESは結構通過させてもらえました)

なのでNPというかESを書く、という目線でのアドバイスですが、
"いま書いていることは自分にしか書けないことか?"
ということを意識するのがオススメです。

例えば、志望動機として極端な例になりますが、一例を挙げたいと思います。

×の例:"海外で働く経験を積みたい"
→きっかけとしてはもちろんそうだと思います。
 でもこれは学校で学生たちに日本についてより知ってもらうための活動で
 す。自分が主語ではありません。その先に誰がいるのかという
 ことを考える必要があります。
    なぜNPなのか、という理由も大切ですね!

×の例2:"国際交流に興味があるから、海外で人の役に立ちたいから"
→まさにその通りということはよくわかります。
 でもみんなそうだと思います。
 なぜ興味を持ったのか、なぜ自分が役に立てるのか?
  そのあたりを考えてみるといいと思います。

△の例:"海外に行って、日本語を学んだ人に会って、その人たちの力になりたいと思った"
→なんでその人たちの力になりたいと思ったのか?
  というオリジナルのエピソードがあるとより◎
  そしてなぜこのNPという活動を通じてなのか?
 自分なりの考えを書けるといいと思います。

私の場合は下記にいろいろ肉付けをして書きました。

高校生の時、友達の家にラオス人留学生が1年間ホームステイをしていて、初めて東南アジアに興味を持ちました。

それまでは恥ずかしながら、途上国で危ない場所、というイメージしかなかったです。

けれど、友達がいたから興味を持つことができて、
実際にラオスにも行って、東南アジアが大好きになりました。
(東南アジアはシンガポール・ミャンマー以外、有名どころはだいたい行きました)

同様に、海外の人たちが、日本や日本人に対して、良い意味でも、悪い意味でもかなり偏った印象があるなということを痛感することがよくありました。

また、学生時代国際協力に携わる活動をしていましたが、それを"偽善"だったり"えらい活動"だったりと、自分が思わぬ方向に捉えられることが多々ありました。

何事も興味を持って知ろうと思わないと、本質が伝わらないんだなあ、と思うことが何度もありました。

今回のNPに関しても私という1人のネイティブを通して、現地の学生たちに、日本のことをより知ってほしい、たとえ必修でいやいや学んでいる科目だとしても、もっと興味を持ってほしい、そう思ったのが一番のきっかけでした。

ちなみに、私は日本語教員養成課程を大学時代の副専攻で修了していますが、日本語を教えたい、という話はあまり書いていません。
(この資格の有無は選考に関係ないと書かれています)

まず日本語教員の実務経験がないこと、あくまでもアシスタントの立場であるということ、そして正直に日本語教員よりも日本文化を伝えることに興味があること、それも面接で話した記憶があります。

思っていることは人と重なることももちろんあると思います。
でも、”なぜそう思ったか”というところは、似ていても同じということはなかなかない。

そこを考えるといいと思います!就活も同様ですが!
特にサークルとかの役職経験者に多いのが、
"100人の部員をまとめるために試行錯誤しました"
"全国大会優勝のために、練習メニューを工夫しました"
という話を書く人。

もちろん素晴らしい経験なんですが、大会×種目数の数だけ、全国大会優勝チームはいるし、それに役職者の数を掛けるとものすごい人数が同じことを言えてしまうんです。
(もちろんその結果を買われることは多々あります)

だから、結果よりも課程やどう課題を解決したのか、自分はどう携わったのか、ということが重要になります!ちなみに面接も同様です!

"私にしか書けないこと・言えないこと"

をぜひ意識してみてください。

偉そうなことを書いてしまいましたが、一例として役に立てば幸いです

ちなみに、日本語パートナーズの面接ではNPがどういう存在か理解していることがキーになると思っています。

私たちは”教師"ではありません。一人で授業を持つこともできません。
あくまでもパートナーになる先生と一緒に、授業を作ります。

そして、学生たち全員が今後も日本語教育を受け続けるわけではないし、
そもそも日本に対して興味のない学生だっています。
(自分が大学で第二外国語必修で仕方なく中国語を学んでいた時を思うと複雑な気持ち・・・もっとやる気を持って取り組めばよかったと後悔しています。。唯一頑張れなかった授業・・笑)

NPでやりたいこと、どんな活動をしたいのか、”先生”と呼ばれる立場になった時に何がしてあげられるのか、、、など、そのあたりは面接でも聞かれるテーマです。

あとは海外経験とか、虫は大丈夫かとか、そんな話も聞かれました。

それを踏まえた上で、お話しして貰えばきっと大丈夫だと思います!

あとは具体的にどんなことをしたいのか、意思表示は重要だと思います。
そしてそのやりたいことが、 NP活動に即しているのかも、併せて考えてみてください◎

GOOD LUCK!

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