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夜な夜な散歩

 916文字

 雨降り以外は夜な夜な散歩、公園のベンチでひと休み、名月にススキとお団子、彼方の平安室町君思う。

 夜を司るツクヨミノミコト、秋になり綺麗なお月様今宵は輝いてくれている。
 ツクヨミノミコト😍絶世の美男子と言われて想像しまして、心はハートマーク全開。
 ググって、オッタマゲた、中国の南画、誰が描いたかツクヨミノミコト、ダラ〜とした衣まとい無精髭、放浪をしていて何年もの間、風呂にも入らずが見て取れる。
 年の頃は ? シワが無いから30~40位と見える。
 しぼんだ我が心、ハタと瞳斜め空中に飛ばして何気なく思う、人により好みが全く違うという事。
 嗚呼、私はヒゲが苦手だった、眉毛が濃いのも苦手、(あくまでも第一印象が苦手なだけです🙇)絵はこのふたつが合わさっていた、人変わればこれも又絶世の美男子に瞳ウルウルのお人もいるのだろう、等とありがたや〜満月🌕見上げて公園のベンチ。
 夜の公園の中、月明かりに今宵の公園芝生が夜露でキラキラ、凸凹芝生ボコンの凹みに思わぬ低さ、筋肉の動きは面白い、あると思い踏み出した足が行き着かぬ時、心臓が波打つ、暗がりの階段降りる時、もう1段あると思いきゃ、無かった時の踏み出した足側筋肉痛い、心臓も痛い。

 お団子ススキ、朝つゆにススキまばゆく白いこがね色神様の微笑み、夕日にススキこがね色神様の足音、な〜んてね、書きながら出て来ただけです。

 朝と夜の散歩は長靴履いてウロウロ、何か珍しい物はないかと瞳キョロキョロ、昨夜のさんぽは懐中電灯右手、鳴く鈴虫見つめたくて、一歩踏み出す、鈴虫ピタッ、イヤ〜もうう、何時まで経っても鳴かない、待っている時間の長い事諦めた。
 夜の誰もいない広い公園、田舎の公園使われていない綺麗なブランコ、滑り台、シーソー、色鮮やかに赤黄緑靑色、子供のブランコ私のお尻ぎゅうぎゅう押し込んで、少し漕いで止めた。
 けたたましく鉄の擦れる音、静かな静寂にギイーともギャーともいう音が鳴り響く、(泣) 私の体重が重いのか ?! 驚いてブランコ諦めた。
 ご年配者が増えている昨今、ブランコ、子供だけに限定は悲しい、そりゃあ、入るお人もいるだろうけど、私のお尻はぎゅうぎゅうで両脇が痛いのです。
 

#エッセイ

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