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簡単な物干し竿を作る

物干し竿とは、いわゆるステンレス製のアレ。

皆さんのお宅にも当然のようにあるであろうアレ。

多くの人は聞いたことがあるかと思いますが、「さおや~さおだけ~・・・2本で1,000円。2本で1,000円」という移動販売車のスピーカー音。

物干しざおなんて1度買ったら一生もののようなもの。そんな商売が成り立つのか疑問に思ったこともあるでしょう。

今回はそんな物干し竿のお話。


物干し竿が必要になった経緯

私の人生において物干し竿を買ったことは今までありませんでした。

もっと言うと、一人暮らしを始めてから洗濯物を外で干すこと自体ありませんでした。

それが、築古のお家を購入してからは外で干すようになりました。

お家を買った時には既に物干し竿が1本ありましたので、今まではそこにバスタオルを干す程度でした。

他の服や下着、靴下などは室内で干していました。

薪ストーブを焚くと一気に湿度が下がりますので、室内の方が早く乾くと思ったからです。


こういった青いビニール系のロープ状のものに洗濯物を引っかけて干すスタイルです。

カインズで買った気がします。


室内干しなので洗濯物は邪魔になります。

そのため、ロープを使って紐を張ったり垂らしたりできるようにしています。

洗濯ものを引っかけると回収するときはロープを緩め、干すときはロープを張れば多少邪魔ですが、めちゃくちゃ邪魔という事はありません。

ですが、問題点が1つ。

私はタバコを吸うのでタバコの臭いが染みつきます。

そのため、1日で乾きますが、部屋干ししている間はベランダで喫煙しています。

今の時期は寒いのですが、これはこれで有りかなと思っています。

とはいえ、タバコを吸わなくても薪ストーブを焚いたときに出る煙や炭のような匂いは付きます。

風呂上りにバスタオルで体を拭く時に少し臭います。


虫はそういった臭いを嫌うとどこかで知ったことがあります。

焚火などで出る煙は火事と同じことなので虫は逃げていくと、どこかの誰かが言っていた記憶。

囲炉裏がある古民家の屋根裏は煤で真っ黒ですが、虫よけの効果もあるとかなんとか。

ですが、残念ながら我が家にはカマドウマが出ます。

最近ではハサミムシ、ムカデの子供を見かけます。

煙は虫よけになるというのは迷信だったようです。

それはさておき、これからは外で洗濯物が全部干せるように物干し竿を追加したいと思いましたので物干し竿を追加します。


材料はこれだけ

ホームセンターで売っている長い木の棒です。

30mmφ、1820mmのサイズ。

これに紐が通るだけの穴を両端に開けます。

あとは好きな太さのロープ。

以上。


物干し竿の作り方

ロープを開けた穴に通し、片方に輪っかを作ります。反対側は硬結びで留めます。

これを両端に同じように作ります。

紐の長さは今回350mm程度にしました。

これで物干し竿の完成。


物干し竿の設置

適切な高さにビスをねじ込み、紐を引っかければ立派な物干し竿の完成。


べつにビスでなくてもいいのですが、ビスを使用する場合は首下がツルンとした半ネジというタイプがよいと思います。

風などで物干し竿が揺れる度にビスの溝でロープが削られるのではと思います。

以上。簡単ですが、物干し竿のDIYでした。

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