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リビングと廊下の間に扉を作り直す Part1

扉を作るのではなく、作り直す。です。

以前試しに扉づくりに挑戦しました。

その時、全く写真を撮っていなかったので掲載もしていませんでした。

扉の設置場所はリビングと玄関に向かう廊下の間にある階段部分。

冷気が逃げる or 溜まるので室内断熱の一環であり、建具づくりの練習替わりに作りました。


現状のDIY扉

この前作ってみた扉はこんな感じです。

余っていた45mm×45mmの垂木で枠を作り、使い道がなくどうしようかと思っていたベニヤ板で挟んでいます。一応中に断熱材を仕込んでいます。

観音開きのスタイルです。


階段の所にマグネットで留めるようになっています。

隙間があるので遮熱は完全ではありませんが、ある程度の効果はあると思っています。


1月ほど使用していましたが、問題点がいくつか・・・

  1. 扉の幅が狭い。

  2. 扉の奥行が52mm位あって分厚い。

  3. 扉が分厚いので普通に閉めようとすると扉同士が干渉する。

  4. 干渉しないようにすると隙間が広くなる。

  5. 隙間を埋めようとすると、左から先に締めるという具合に必ず締める順番を決めないといけなくなる。


扉を取り付けるときに苦労したのが柱の部分でした。

元々柱が傾いていたので、垂木を使って垂直になるように調整をしました。

扉自体は思っていたより歪みが少なくできました。


今回、問題点の解消を目的に新たに作り直そうと思います。

それと、今までほぞ組など接ぎ木はしたことがありませんでしたので、この機会に挑戦してみたいと思います。


まずはほぞ組の工程を理解するための試作

まずは数種類あるほぞ組を試しにやってみます。

図面で見ると「こういう形」にすればいいと簡単に理解できますが、実際にやってみると寸法通りにできるかかなり不安があります。

材料に限りがあるので、ぶっつけ本番はちょっと怖い。

なので、端材を使って試しに練習してみることにしました。


蟻継ぎ

まずは蟻継ぎに挑戦。

自分でもびっくりするくらい隙間ができました。

柱同士を繋ぐときに使う技法っぽいですが、これはかなり練習が必要っぽいのでちょっと横置いていきましょう。


よくあるほぞ継

穴を開けて突っ込む方法ですが、思ったよりうまくできました。

中央にくさびを打ってみたら、思っていた以上にがっちり固定されました。

コレは使えるな。


扉づくり

まずは両サイドの柱になる部分

この技法は「相欠き」というそうです。

加工後に調べて思ったのですが、この技法は柱に使う物ではないっぽい。

作ってしまったものはしょうがないのでこのまま続行します。

固定するときは楔でも打つかな。


均一に加工するときは電動丸鋸が便利

柱となる部分は手動のノコギリで切っていましたが、扉の骨組みには各材を同じサイズにする必要が多々あるので丸鋸を使うことにしました。

毎回外に出ての作業なので、寒いしちょっと面倒。

材をバイスで固定して動かないようにしてから丸鋸でカットしていきます。


ノコギリでシコシコやっていた部分が綺麗になりました。


ちょっと切りすぎたようです。

どうしようかと思いましたが、ベニヤ板を薄く調整して間に挟む形で対処する予定です。


材料を用意して下地作り

アレコレ調べつつ、ギリギリ取り返せるところで失敗しつつ、少しづつ材料が揃っていきます。


とりあえず材料は揃ったかな。

ここまでで3日ほどかかっています。

一部タッカーで留めた箇所もありますが、ハンマーで埋め込みましたので問題はないはずです。

ほぞ穴も当初はノミで掘っていましたが、電動ドリルで掘る方法もYoutubeで知ってからは楽に掘れるようになりました。


揃った材を仮組み

ちょっと組付けてみる。

扉は縦に長いのですが、購入した材は1820mmと短い。

そのため途中でつぎ足すことになりますので2分割になっています。


組み立てて配置するとこんな感じ。

全長は2350mmあります。

中央付近で柱同士を継ぐ予定です。

中央付近は弱くなると思うので小型の四角系の枠を作り、固定することで強度が多少上がることを期待しています。

あと蝶番が付く付近も補強しておいた方がいいかもしれない。


続きはまた後日。




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