リビングと廊下の間にある扉を作り直す Part2
さて、前回の続きで扉を仕上げていきます。
前回は骨組みまで作っていきました。
今回は外側、面にあたる部分の仕上げと取り付けまでいきます。
まずはプリント合板を取り付ける
新しく買った合板ではなく、壁の中に断熱材を取り付けた時に取り外した元壁の合板を使用します。
当然、釘の穴が開いていますが気にしません。というか気にしたらダメです。
合板の幅が扉の幅より小さいのが難点。
今回製作する扉は幅が726mmほどあり、合板の幅が120mmほど足りていません。
ついでに扉の柱にあたる部分を補強しています。
この部分は蝶番を取り付ける部分なのである程度強度はあった方がいいのかなと思います。
合板は幅だけでなく高さも少し足りていませんでした。
20mmの各材を2本追加して隙間を埋めます。
合板を切って・・・とも思いましたが、下なんて大して目につかない部分なのでこれも味だなということにします。
幅が足りていない部分に追加で合板を取り付けます。
思いっきりはみ出した部分をノコギリで切っていきます。
そこそこキレイに収まりました。
縁はカンナをかけて、角もカンナで整えていますので、ささくれはありません。
両面合板を取り付けました。
黒い点は元々ついていた釘の跡です。
今回扉の中に断熱材は入れてず、スカスカな状態です。
柱に扉を取り付ける
右側の各材は垂木で、垂直になるよう調整した柱となります。
ここに蝶番を付けたままにして扉側で高さを調整します。
蝶番の幅の分だけノミで削っています。
高さがズレているように見えますが、扉を上に移動して配置するので問題ありません。
蝶番に取り付けて開閉を確認してみましたが、問題は無さそうです。
取っ手の取り付け
取っ手を取り付けました。
前回の扉に取り付けていた取っ手はもっと外側に付いていましたので不格好でした。
中に補強を入れているので内側に取り付けられるようになりました。
リビングの外と中とでは取っ手の高さが違います。
リビング側は階段を1段上がった状態で使用しますのでちょっと高めに設置。
扉の固定はマグネットです。
階段の1段目の手前に取り付けます。
本当は上にも取り付けたいのですが、マグネットは1個しかないのでとりあえずこのままでいきます。
柱と扉の隙間を埋める
扉を閉めるとこんな感じ。
これからこの大きな隙間を垂木を使って埋めていきます。
分かりにくいかもしれませんが、手前のカーテンレールは扉を付けるまで使用していたものなのでそのうち撤去するので無視します。
1~2mm程度垂木の幅が太くて扉が収まりませんので削る必要があります。
カンナでシコシコ削って調整していきます。
木材は松っぽいです。なんか松のいい匂いがします。
無事垂木の取り付けができました。
まだ隙間がありますが、とりあえず扉としての機能は果たしているので今はこれで良しとします。
今後、いつかは野地板の羽目板を張っていくのでその時にはもう少し見た目が良くなるようにしたいと思っていますが、その時はその時の自分に期待したいと思います。
前回に比べて幅が28mm程度と半分近くになりました。
次に作る時は野地板で羽目板を作った扉なんていいな~。
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