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EQ(感情知性)を理解することで、自分のビジネスセンスを高める。

TOP画出典: PRTIMES


IQ、EQ、AQという言葉がありますが、みなさんご存知でしょうか。
私はIQ以外を最近知りました。

それぞれの意味は、次のようになるようです。

IQ:Intelligence Quotient(知能指数)
(人間の知能のレベルを数値化したもの。この場合の「知能」とは、単純に学習によって得た知識等ではなく、「さまざまな状況や環境に合理的に対処していくための土台となる能力」を指す。)

EQ:Emotional Intelligence Quotient(こころの知能指数)
(アメリカで提唱された概念で、主にビジネスにおける対人関係の能力を測るために使われている。「EQ」は「自分自身を動機付け、挫折してもしぶとく頑張れる能力」「衝動を制御し、快楽を我慢できる能力」などから測られ、「いかに自分や相手の感情を把握して、状況に応じた感情のコントロールできるか」を示す基準となっている。)

AQ:Adversity Quotient(逆境指数)
(人間が逆境に陥った時のストレスに対する耐性や、心の強さを表す指標となっている。)


他にも、SQ、CQなんてものもあります。

SQ:Social Intelligence Quotient(社会性の知能指数)
(「対人能力や社会性がどれだけ優れているか」を表す指標として使われている。「SQ」は、「EQ」の概念をさらに広げる形で生み出され、脳科学による裏付けがなされている点が特徴で、「EQ」が単に「自他の感情を理解する能力」を示すのとは違い、さらに「他者との関係まで踏まえて行動できる能力」を示すようになっています。「SQ」が高い人物は、組織のリーダーとしての適性を持つとされている。)

CQ:Curiosity Quotient(好奇心指数)
(「好奇心の強さ」についての指標で、「CQ」の高い人ほど新しい体験にオープンな態度を取り、興味を持ちやすい傾向がある。まだあまりなじみのない概念だが、情報化社会においては重要な指標であるとされている。)


EQについては、以下のように解説されています。

イェール大学学長であるピーター・サロベイ博士と、ニュー・ハンプシャー大学のジョン・メイヤー博士による研究で、「IQが高い人はビジネスで成功する」という考えは必ずしもそうではないことが判明しました。
両博士はさらに研究を進め、「ビジネスで成功した人は、ほぼ例外なく対人関係能力に優れている」という結論にたどり着きます。

『EQ:こころの知能指数』(ダニエル・ゴールマン著)が世界的なベストセラーを記録したことも後押しし、EQ理論が世界的に普及・定着してきています。この「EQ」を意識的に用いることで、困難な状況でも前向きな感情を作り出したり、組織の中で適切な行動を取ることができるようになっていきます。

対人コミュニケーションで難しいのは、自身の状態を認識してコントロールするだけでなく、相手がどのように受け止めるかという点まで想像力を働かせなければならないところです。

ビジネスにおけるコミュニケーションは、上司・部下(先輩・後輩)や同僚といった社内コミュニケーションだけでなく、営業先や取引先企業との交渉・折衝など、企業活動において非常に重要な要素であるといえます。

また、メンタル不調の多くが対人コミュニケーションの問題に起因することから、個々人のEQを向上させることがメンタルヘルスに関する問題の根本解決につながるものとして、その重要性が唱えられています。


不確実性が強まり、世界が変化を続ける中、感情的知性(EQまたはEI)を人生のさまざまな場面で応用することで、確実性を感じられるようになります。感情知能はレジリエンスを身につけるための鍵であり、人が停滞に対応したり、古い思考を脱却したり、新たな目的を見つけたり、自信をもって大胆な行動に出るために必要な要素です。

加えて、周囲の従業員から信頼を集めるリーダーとなる上でも、この感情知能が重要なきっかけとなることが多々あります。感情知能を実践することで、他者に対して、自分を気にかけ、何がその最善の利益かを見極め、その幸福と暮らしを優先してくれるのは誰かという指針を示せるようにもなります。

感情は良くも悪くも伝染します。従業員がある仕事の良し悪しを感情面から振り返るとき、主に思い浮かべるのは日々の実際の業務の内容や福利厚生の内容ではなく、上司と一緒に働くのが楽しかったか、そうでないかという点です。
したがって、感情知能は仕事のダイナミクス、ひいては会社全体の成否を分ける要となるのです。

感情的知性(EQまたはEI)とは、自分自身の感情的な反応を識別し、表現して管理する能力を指し、他者の伝える感情を知覚し、評価して対応する能力も含まれます。また、感情知能や感情指数、感情知性とも呼ばれます。
別の言い方をすれば、「世渡り上手」とも言える能力で、人の心を読み、そのニーズを掴む力が IQ の高さやいわゆる一般的な頭の良さを補完するプラスの力となります。高学歴だけで成功できるとは限らないということです。

高卒で有能なリーダー、モチベーションスピーカーやビジネスオーナーになる人もいれば、MBA を取得しても成功できない人がいるのはそのためです。

生まれながらにして感情的知性が高い人もいますが、十分に時間をかけて努力すれば、誰でも感情的知性に磨きをかけることができます。まずは、感情的知性を構成するさまざまな要素を分解することから始めましょう。

EQにはいくつかの解説がありますが、要約すると、

自分の心の状態を把握しコントロールできる能力、そして他社の感情を読み取り、円滑にコミュニケーションをとれる能力

ということになります。

「感情指数(EQ)が高い人は、人間関係での振る舞いが上手く、年収が高いことが確認されている。これらの結果から仕事場で組織内の立ち回りが上手い人はより高い賃金を稼ぐことが出来る可能性を示唆している。」なんてことも言われています。

高い賃金を稼いでいる人に言わせれば、「組織内の立ち回りが上手い人はより高い賃金を稼ぐことが出来る」ということは当たり前のことと認識していますが、これを理解できていなくて「なぜあいつが・・・オレの方が働いているのに」なんて疑問を抱いている人は多かったりします。

会社は個人プレーのアウトプットより、組織としてのより大きなアウトプットを評価します。
これは、ワンマンリーダーや、力や恐怖で引っ張るリーダーではなくて、自分の心の状態を把握しコントロールし、そして他社の感情を読み取り、円滑にコミュニケーションをとって組織力を発揮できるリーダーが評価されるということです。
そしてこういうリーダーは、冷静でいざという時には的確な判断ができたりします。

さて、このようなEQが高くて、心の余裕があるリーダー(経営者、管理者)はあなたの身近にいるでしょうか。
私が働く職場では、見渡す限りいませんが(嘆)、だからこそそういう人が必要だと日々思っています。

そして、自分自身がそんなリーダーでありたいとも思っています。


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