【詩】寂しさは午前4時にカンカンと怒る
無音の中で孤独が青白く燃え盛る。
凍える沈黙の焼灼が酸素を費やす。
切断された真空のなかで
声の兆しが蒸発していく。
途切れ途切れの鉄の滲みが並ぶ
不自由な辞書。
どのページにもパスワードがなく
鉄格子の外に怯えて横たわる。
地上の人々が
さまざまな表情を振りまく音に
打たれて痛みつけられる。
ただみすぼらしい真実と
息を潜めて静かに眠りにつきたい。
それ以外の真実は
エイリアンのブラッドカラー。
またカンカンに怒る感情に
浅き眠りを裂かれて破れたんだ。
もう髪を引っ張らないで、お願い。
手枷足枷頭のネジを
よく溶けるチョコレートに
変えてちょうだい。
流れるものに身を乗り出して
宇宙を横切る夢とさざめきたい。
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