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ひとり旅日記スロベニアとクロアチアへ18日目:ドブロブニクの印象が悪くなった日

2019年1/12ドブロブニク②

朝食後魚市場へ。魚をスープで食べたい。イメージは頭で出来上がってる。きっとこの魚。と思ったのと、もう少し出汁が出そうなもの…とまたまた甘エビ。エビみそ投入したらスープはおいしくなるだろう。23クーナ。約460円。貝類がなかったのが残念。スプリトの方が種類多かった気がする。ドブロブニクにはスカンピもいなかったし。魚屋のお兄さんに頭を切り落としてもらい(でも出汁にしたいから袋に入れてもらった)お会計。「また来なよ!」「うん。また来る!」のやりとり。煮付けにしてみたい魚もあったし。明日日曜は休みだから明後日また来よう。スープに入れたらおいしそうなハーブっぽいのも買った2クーナ(40円)。ついでに魚市場に近いスーパーにも寄った。人参と玉ねぎ。セロリも入れたかったけど、こんな大量にイラナイ…。諦めた。

食材を部屋に置いてから、昨日インフォメーションに貼ってあったポスターのフォークロアダンスを見に旧市街に出掛けた。ちょうど始まる11:30到着。城壁くぐったらもう音楽鳴ってるハズ。ポスターに書いてあった所定の場所に行くも、音楽が流れていなければダンサー達もいない。違う所?耳を澄ませてもどこからも音楽は聞こえない。インフォメーションに戻って聞いてみよう。

「ハロー」昨日のお姉さんがいた。なら話は早いだろう。「このポスターのフォークロアダンスどこでやってますか?」地図で教えてくれた所と自分が行った所は合ってた。「誰もいなかったんっスけど」「え?」お姉さんも驚いてた。「風が強くて寒いからかしら?それともまだ休暇なのかも」だと。そんならポスターに「この日にちはやりません」って、ひと言書けよ💢こんなんで観光地かよ?フザケルナ💢💢観光客に失礼だと思わないのか?夏の観光客は大事にして冬の観光客をないがしろにする所は、一流の観光地でもなんでもない、ただのクソ喰らえだ!ドブロブニク、マジ印象悪い。何が真珠だよ?糞だろ?アドリア海の糞!

気を取直して城壁上ろう。と、入口の金額を二度見したね…。200クーナ(4000円)。最新のガイドブックには120クーナとあったが。それにしても値上げ率ヤバくね?ボッタクリも甚だしい。正当な金額ではない。納得できない金額には金出さない主義だから、パス。城壁に上らずとも見える景色を写真に収めようじゃないか。日本人ツアーのひとり参加のおっさんに「ツアーだと城壁登るんですか?」と聞いたら「そう。1時間。ワンアワーね」ワンアワーって、自分日本人なんっスけど。そっか。ツアーだと上がれるんだ。次回だな。教えてくれて、thanks.

それにしても今日この時間どう潰す?じゃ、旧市街で1番っつーアイス屋行こう。店入った。種類の少なさとマズそうな見た目にヤベッと思った。「イチオシどれですか?」「全部よ」「……」固まったね。一昨日のスプリトみたいに試食もさせてくんないし。店出るお客さんが「オレンジチョコかな。メイビー」「メイビーじゃ困るんっスけど」

「これは何?」「ダークチョコとチェリー」「じゃそれで」組合せが珍しかったからそれにしてみた。支払って席に座ってこのあとどうしようか。とプラン練りながらアイスをひと口。クソマズッ!激甘。でもこれを昼食と思って食べねば…。ツラかった。そして一昨日同様、リュブリャナの毎日通ったアイス屋を懐かしく思い出し、恋しくなった。それとともに、ローマで激しくリピったジェラート屋とミラノのチョコレート屋のジェラートを思い出した。ついでにワルシャワのショッピングモールのアイスも思い出したし。

目の前のこのクソマズイアイス食べながら、写メったガイドブックのこの店の紹介文を読んでみる。「夏場は行列ができる地元で絶大な人気のアイス屋」とある。このガイドブック作った人、ホントにちゃんと食べてこの紹介文書いたの?味覚大丈夫??ってか、このレベルで地元で絶大な人気だと?このレベルで??スーパーの冷凍庫のアイスの方がマシなんじゃね?過去のマズイアイスを振り返ってみる。マテーラで捨てたわ。こんなにアイスのレベル低い国ってあるんだ。トイレ借りて店を出た。

昨日入れなかった教会の一角に、1996年12/6の爆撃の犠牲者を祀ってある所があった。当時の様子のビデオが流れてた。旧港も被害に遭ったんだ。今のヒルトンホテルも教会も、メイン通りも。記憶が正しければ、世界遺産ワルシャワ修復チームもやってきてドブロブニクの修復に協力したとか。戦争で傷付いた同じ立場の者が世界遺産で繋がって協力して修復の技術を伝えた。って話に涙した気がする。ガイドブックによると、博物館共通チケットは100クーナとある。これは支払おう。実際は120クーナに値上がってたが。

まずは海洋博物館。1359年には船の積荷に対しての保険契約書が存在していたのにはビックリ。日本はそんな概念の元で貿易すらしてない時代じゃない?1360〜1500年頃の主な貿易品目は、革製品、塩、羊毛、鉱山資源と資料に書いてあった。何気なく見た気温計にスロベニアと書いてあった。イドゥリアとは書いてなかったけど、水銀を使ってる気温計ならきっとイドゥリアだと思った。

この博物館チケットは9ヶ所周れるとの事で、出来るだけ周ろうと思った。次は近くの小さいギャラリー。Duro Pulitikaという画家の絵が展示してあった。現代アート?ピカソ的な。でもピカソよりも激しくなくてどこか可愛げのある絵だった。写真の許可が得られたから撮った。ねこと魚の絵、好きだな。ここは城壁が近いから少し上らせてもらった。ウロついてるおっさんは監視員だろうね。自分みたいにチケット持ってない観光客を追っ払う為の。

ハイ。次行こう。次もギャラリー。Jasen Rasol経歴読んでみると、フジテレビでドキュメンタリー制作してた事もある、現在フリーカメラマンとあった。しかしながら、魅かれる写真はなかった。

次。総督邸。ここは良かった。でも写真NG。博物館になってて、いろんなものが展示されてた。建物内部の天井画が良かった。写真撮れなかったのが残念過ぎるが。

次は時間的に閉館時間が近づいてる民族学博物館へ。地図的にすり鉢の上の方だから階段を上っていく。上の階の資料館に上がる階段の途中にある窓からの町の眺めは素晴らしかった。窓が邪魔だっだから開け放って写真撮った。4000円払ってまで城壁に上らなくとも撮れる写真はある。博物館の展示はスプリトの勝ち。民族衣装の展示も可愛いのはなかったし、この地方の暮らしの展示も面白くなかった。

次。クロアチアのシェークスピアという、Marin Drzic(1508〜1567)誰だか知らないから、ノーコメントで。

今日行けたのは6ヶ所。7日間有効だから、次回だな。またまた夕焼けの時間。民族博物館と真逆のすり鉢上部に行くのにまた階段上る。ってか、こっちの階段の方がキツイ…。途中にバスケットボールコートがあった。ここまで練習に来るのに、この階段イヤだね…。コートから旧市街を写真に収める。夕焼けが外壁をオレンジに染める。美しい。

昨日歩いてない所を歩き、プジャ門から城壁外に出る。城壁のエッジを撮ったり、外からの旧港を撮ったり。今日は昨日より少し早く旧市街を後にし、調べといたスーパーに行くのにバスを途中下車した。バスチケは1時間有効だから、買い物してバス停戻った。17:45のバスならまだ有効だ。なのにバスが来ない…時間オーバーになってしまい、仕方なくたくさん買った荷物を持って歩いた。

糞クロアチア💢バスで戻れると思ったから大量にチーズ買ったのに。15分歩いて、宿到着。

夕飯にスープを作る。魚をぶつ切りにし、甘エビを頭と身を分ける。鍋にオリーブオイルと玉ねぎだけ炒めて、その後水、人参、にんにく、魚、甘エビの頭を入れて煮込む。味付けはクロアチアの調味料と納豆のタレ。これで大体味は整うハズ。なのに、魚とエビ頭からの出汁が弱い。インスタントみそ汁も投入。やっと求める味となった。

煮立ってきたらきのことズッキーニを投入。火が通ったら仕上げにハーブを散らす。魚は煮るうちに身が骨から剥がれた。味はやっぱりタラっぽかった。二杯飲んで温まった。食休みしてシャワー。途中でお湯がヤケに温くなり、危機を感じた。そんなに使った覚えないけど、タンクのお湯が少なくなってる合図…。水シャワーはゴメン!となんとか温いシャワーで終了。アブねー。明日はノープランでゆっくりしよう。


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