見出し画像

ひとり旅日記ギリシャとイタリアへ24日目:世界遺産アマルフィ海岸周辺へ

2018年1/24アマルフィ海岸

ホステルのスタッフの子が、「アマルフィに行くという人が他にもいるから、もし良かったら一緒に行ったら?」と親切に言ってくれたが、自分のプランがあるからね…。その人は韓国人で、韓国語で話し掛けられた時点で、ゴメン。このやり取りの後、日本人女子大生がやって来た。少し話してみると、日本の大学を休学して、親に借金して、ロンドンに半年滞在しているとの事。建築デザイン専攻との事で、「日本から出ないと」との言葉に、自分がNZに留学する際におとんから「外から日本を見て来い」と言われた言葉に通ずる。と思った。彼女は自分で考えて、行動した上でこの言葉に至ったのだと思う。「その考え方、良いね!」と伝えて自分は席を立った。

ポンペイに行った時と同じ時刻の私鉄は遅れてた。ソレントに着いて、1日バス乗り放題チケット8ユーロをバス乗り場の近くの簡易チケット売り場で買って、バスに乗り込んだ。って、先に自分が宿を出たのに、朝会った韓国の子も同じバスにいた。

バス発車まであと30分。乗車したまま待った。発車してから見たガイドブックによると、世界遺産アマルフィ海岸までバスで30分とあったが、ソレントから28km離れたアマルフィまでの海岸線のカーブが続く道路で、本当にその時間で着くのか?怪しい。

ミノーリ町歩きしたかったがバス乗換えのみにして、ラヴェッロに行くと決めた。乗換えバスが来るまで45分待ち。リンゴかじりながらバスを待った。いろは坂並みのカーブをいくつか経て、20分の乗車でラヴェッロ着。ガイドブックだと、インフォメーションは13-14時昼休みってな事で、あと10分。記載されてた場所から移動してる!近くの工事現場の兄ちゃんがたまたまエーゴ話せて、新しい場所を教えてくれた。移転先を知らせる貼り紙には9-19時まで開いてると書いてあったから、もはや昼休みに閉まるとかカンケーないだろう。そうであって欲しい!

歩いて新しいインフォメーションの扉をドキドキしながら触れた。鍵がかかってたりしないよね…。開いた︎!良かった〜マジで。おじさんに挨拶して、ラヴェッロの地図をもらい、見所を教えてもらった。良かった。ここに先に来て。でも、行きたかったチンブローネは諸事情により閉まってて、いつ開くかはインフォメーションのおじさんですらわからないらしい。あぁ。ここに行きたくてバス乗り継いで来たのに。次のバスの時間も調べてもらった。有難い。でも、本当に14時台のバスないの??ってことは13:45のに乗らないとアマルフィ回れないじゃん。「大聖堂は開いてるよ!」との事で行ってみよう。それにしても、ガイドブック、ラヴェッロの情報をもう一度精査して欲しい。

大聖堂のモザイクの説教壇は確かに美しかった。あとは海岸線の景色の写真撮って、アマルフィ行きのバスに乗った。途中の丘の折り返し地点の道路工事箇所で、折り返すのにバスを何度も切り返してた。ここから海に落ちたら困る!と手に汗握りながら、狭いスペースでなんとか切り返ししてくれた運ちゃんに拍手。

やっとアマルフィ海岸着。トイレに行きたい。公衆トイレは1ユーロ。コインがない…。で、カフェでエスプレッソ注文。まずはトイレを借りた。便座付いてて助かった。トイレから出てくるまでエスプレッソ淹れるのを待っててくれたのは良いが、1.5ユーロに5ユーロ札出して、お釣り間違えるとか、ザケンナ💢観光地。気づかない人からは絶対チョロまかしてるであろう常習犯のハズ。

日本のツアー2団体が去るまで、大聖堂の階段に座ってランチ。米はやっぱウマイ。食べてる最中に、かーなりDな花嫁と小太り花婿が世界遺産の地で写真撮影。全く絵にならない2人だった。

弁当食べ終えて、大聖堂の中へ。入場料支払えば入れる所があるはずなんだけど…。ここ?でも値段表は裏返しになってて、工事中っぽい。様子を伺ってたら、「どうぞ!」と声掛けてくれた。「良いんですか?」お言葉に甘えて、天国の回廊に入れてもらった。規模はコンパクトな回廊だったけど、柱が二重で美しかった。ゆっくり見させて頂いて、修復してるおじさんたちに「グラッチェ!」自分が出る時に、天国の回廊の門は閉まってた。やっぱり本当は入れない所だったんだ。有難い。支払いもせずに見せてくれて。

今日も良い天気でこれも有難い。メイン通り歩くも、昼休みの時間らしくほとんど開いてない。そんな中、一軒の土産屋で可愛らしい瓶のレモンリキュール2ユーロを見つけてしまった。これイイじゃん。レモンのバスソルトは3ユーロ。レジで会計すると、おばさんがシートを出して来た。読んでみると、「織田裕二が試飲したバルサミコ酢」と書いてあった。アマルフィ海岸行くから彼の映画を観たかったけど、機会がなくてまだ観てない。「自分も試飲できますか?」OKが出て、まずは12年ものから。この時に初めて知った。バルサミコもワインみたいに年代があるんだという事を。美味しい!次は15年もの。3年の違いで、コクと深みが変わってくるんだ…。もはや酸っぱさはほとんどない。レモンバルサミコ酢はアイスやヨーグルトにかけるらしい。おいしいが、12ユーロか…。すぐになくなりそうな量。「考えます」とおばさんに伝えて店を出た。織田裕二なら何本買えるんだろう(笑)。

インフォメーションも閉まってるし。弁当だけじゃ足りないし。数少ない開いてる店の一軒でコロッケ発見。軽くつまみたいだけだから、この程度で良いんだよ。レンチンして出された。冷凍食品か?中のチーズが良く伸びた。町並みも海も写真に納めたからナポリに戻ろう。16:30のバスに乗った。

帰りは左側の席で海岸線と夕焼けを見ながら。完全に陽が沈んだら、自分もバスの揺れ心地良くまぶたが沈んだ。目が開いた時にはバスは渋滞の中だった。エーゴイマイチな乗客の兄ちゃんが、自分と同じく18:22ナポリ行きの私鉄に乗りたい云々運ちゃんに行ってたが、目障り。「席に戻ってくんない?」と自分が言って、座席に戻した。運ちゃんが運転に集中できるようにしろよ💢乱すな!
発車時刻4分前にバス到着。切符買ってギリセーフ。混んでる車両は大声での通話から大声でのお喋りやらで、マジうるさかったから、耳栓登場。ソルトレイクの白い砂漠の全く音のない世界にワープしたいと心から思った。伊人のうっささ、マジ限界かも。

駅に着いて、スーパーに寄って、今日の夕飯どうするかな…と冷凍食品ケース見たら、シーフードミックスがあった。よし。これと野菜炒めちゃお。野菜は人参、セロリ、イタリアンパセリ、玉ねぎがセットでパックになってるのがあったから、これに決まり。1ユーロハムももちろん買って、スーパー出てすぐ食べた。やっぱウマイ。

宿に戻り、冷凍物の解凍面倒だったから、水分出るけどそのままフライパンへ。その水分で人参とセロリ柔くなるように。仕上げに唐辛子振りかけて、今日もおいしくできた。米…。おこげだよ…。明日から火を止める時間早めよう。

ホステルのブラジルのスタッフの子がキッチンに来て、「ウワサで、日本には生理の時温めるハーブがあるんでしょ?」と聞いてきた。「ハーブ?そういうのはないけど、たぶんホカロンかな?持ってるから1個あげるよ」食後部屋に戻ってホカロンあげた。人づてに聞いたらしく、途中でハーブになったらしい。面白い。
部屋に新たに台湾女子2人来て、6人部屋満室。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?