見出し画像

ひとり旅日記北欧周辺へ29日目:ガマン大会並のサウナの後にフランスに移動。

2017年1/27バーデンバーデンバーデン→ストラスブール→リヨン。

朝6時に起きて身支。朝食7時過ぎに行ったら誰もいなかった…。小麦はエンリョして、チーズ、生ハム、サラミ、ヨーグルト、バナナ、キウイ、ゆで卵、コーヒー。チーズ、初めて見たハーブが入ってるやつ。おいしかったから3枚もらった。ソーセージ、バター、ジャム、個装チーズを明日明後日分もらった。ってか、やっぱオスロの朝食はホント良かったな…。ホステルだったのに。

8時前にカラカラ浴場着。すでに受付開いてた。ひととおり水着ゾーンに入り、腰にイイ感じで当たるジェットバスでほぐして、38℃の温泉に浸かってからサウナコーナーへ。サウナ込16ユーロ/2時間って安くね?設備も立派なのに。

2階がサウナ。さっさと水着を脱ぎ去り一番初めに入ってしまった95℃。修行だったね…。ドライ過ぎて鼻の穴痛かった(苦笑)。5分でギヴアップ。外に出てどんな種類のサウナがあるか見てみた。と、アウフグースの時間が書いてあった!9時~ね。あと15分。ってなことで、違うサウナに5分ずつ入った。

そしてアウフグースの時間。え?また修行??95℃の所だなんて!扉を開けて一度外気を入れ込む為に、係のお兄さんがタオルで風を送り込んで少し温度を下げた後、いざスタート。どこのサウナ行ってもアウフグースは大人気。こんな熱いサウナも然り。自分の場所確保できたのがなんと熱を発してる石の側…。今まで体験してきた中で一番ヤバかった。今日のはガチでガマン大会の域。

石にかけられたアロマ効果がある水が一瞬で水蒸気となって立ち昇って行く。熱波が発生した時に、そうそう。これこれ!と思ったら大間違い。お兄さんがタオルを振り回してデカイ扇子で水蒸気を含んだ空気をかき混ぜる度に、熱風が全身を駆け抜ける。って、熱過ぎないか?こんなに熱いのはマジ初めてなんスけど。

しかもお兄さん、石に水かける→タオル+扇子で空気かき混ぜる×3セットくらいのサービス…。かなり長いアウフグースだった。マジ修行入ってた。身体からの汗の噴き出し方がハンパないのにもビビった。最初このサウナに5分いた時にはこんなに汗出ませんでしたが…。お兄さんが全ての作業を終えてサウナを後にするや否や、自分ともう1人のおばさんもサウナを出た。限界過ぎ!シャワー浴びて水風呂。水風呂の水が肌に突き刺さる感じが痛くて30秒が限界。

しばし休憩。とイスに腰掛けた。心臓くん、キミはかつてこんなに力強く鼓動したことがあるかね?と問いかけたくなる程、心拍数が早くなる訳ではなく、ドクン、ドクン…と一回毎の心臓のポンプの動きがゆっくりと力強く血液を送り出してた。今は心臓の為に休もう。イスに座ったまま、心臓が通常の動きに戻るまで10分かかった。どんな修行したんだ?自分。マラソン走ったって、こんなに長く心臓だけの為に安静にしないぞ?

この後は癒しの時間にしよう。次のサウナはミスト出てないのに湿度高めの57℃のサウナ。ここは居心地良かった。自分の対面に座ったおじさんがちーんちーんぶーらぶらそーせーじ…やってた。そんなつもりなくとも見てしまった…。別に比べるワケじゃないけど、明らかに周りのおじさん達よりズバ抜けてデカイ…。それを主張するためのぶーらぶらなのか?不自然な動きだった。ってか、必要なくね?その動き。

バーデンバーデンは温泉保養地だからか、サウナルールはないのかね…。この居心地良いサウナでみなさんおしゃべりしてた。独なのに、珍しい。バーデンバーデンに泊まった特典は、このカラカラ浴場同じ料金で1時間延長可能だったけど、チェックアウトして鉄道移動しなきゃ。だから2時間チョイで宿に戻った。宿で化粧して11時前のバスに乗って駅へ。

2回目仏へ。世界遺産の町、ストラスブールへ。バーデンバーデンから乗換え1回。乗換えに下りた駅は待合室なく、外で電車来るまで40分待ち…。金属のベンチに座ってお尻冷えたくないから立ちっぱ。今日は無風の晴れの日で良かった。これで大寒波だったら、どこに身を隠せば良いのか?ともかく天気に感謝しながら、バター塗っただけのサンドイッチで軽く昼食。

さっきの電車と違って、定刻通りに来た。しかも珍しく車内wifiあったからメールチェックできた。乗車時間はさっきも乗換後も20分。乗換え待ちとトータル同じ…。仕方ない。

ストラスブールのデッカイ駅の、ものすんごい端に申し訳なそうにチョコっと停まったローカル線2両編成。こんなに目立たない所に停まるのか…。ロッカーに荷物預けようにも、デッカイのは埋まってた…ってか、鍵かけないで突っ込んであった荷物、大丈夫?中サイズになんとか押し込んだ。今まで、ロンドンとクラクフで同じ荷物預けたけど、ここのロッカー代が1番高い気がする。7.5ユーロ。しかも18:30に窓口閉まると言う…。自分が次乗る電車は18:36だから別にいーけど、遅い時間に移動の観光客に対して厳しくないか?けっこうなロッカー代請求してるクセに。

小さいリュックに水と防寒具、念の為の傘を入れて出発。少し歩くと旧市街。まずはお目当て、プティットフランスへ。名前と現実が一致しないのは、ストラスブールが歴史的に独↔︎仏ち属する国が変わってきたのが関係してるのか?建物が独風で、まだ独にいるかの様。それにしてもストラスブール、可愛い町。どこ写真撮っても絵になるっていうか。

可愛いらしい手芸屋さんがあったから入ってみた。リボンに釘付け。かわいすぎ…。リボンを手にすると思い出してしまう、印ジャイプルのリボン卸売市場。クレジットカード使えないし持ち金ないしで諦めた苦いリボンの思い出。リボン。可愛いけど一体何に使うのか?色々アイデア巡らせたが、どうにもアイデアの収拾がつかず、ムダに脳ミソフル回転させるだけさせて店を出た。

滞在可能時間5時間強。町歩きガンバロウ!で、プティットフランスを後にしてインフォメーションへ。大聖堂の近くにあるハズが移転とのこと。移転先の地図確認してたら、ちょうど中から人が出てきたから移転先の方向教えてもらった。

いっとき間借りしてるらしい所に、小さい臨時カウンターがあった。「地図ください!」1.5ユーロ。仕方ない。大小の地図とともに冊子もくっついて来た。最初は日本語あるって言ってたのに、在庫切れって…。フツー朝イチで在庫チェックしないか?もしくは昨日閉める前にチェックとか。なんか仏だよね…。そ-ゆ-とこ。ま、ぃぃゃ。

大聖堂は立派過ぎて、可愛い町並みとのギャップ激し過ぎ。いっときここらでイチバンの大聖堂だったらしい。ものすんごくデッカイゴシック様式。でも、中は別に…。ってなことで滞在時間短く。それよりなによりこの可愛い町をできるだけ歩きたい…。でも燃料切れ。英メニューあったカフェで、スモークサーモンとサワークリームのガレットを注文。案外スモークサーモン盛ってくれたは良いが、しょっぱすぎ…。ピンクペッパーが良い仕事してた。もっと散らして欲しい。「しょっぱ~」と言いながら完食。

しょっぱいモノの次はお約束で甘いもの欲しくなる。チョコ100%のホットチョコ飲みたーいッッッ!歩く先にあったカフェのメニューを見てみるも、なかなかホットチョコの文言が見当たらない。やっと見つけた店で注文。ぁあぁ…ココアかよ。でも身体あったまったから良しとしよう。

中心部の通りで気になるストッキング屋発見。35ユーロで伊製ならイラナイや。やっぱ次の旅は伊だな。シャレオツストッキング欲しい!今回はメジャーとか反射板とかキーホルダーとかしか買ってないな。あ、スニーカーも買ったか!

日も暮れてきたし、目もいい加減可愛い町に慣れてしまったし、歩き疲れてきた。TGV乗るまであと1時間もある…。どうでも良い店やスーパーに入って時間つぶし。早めに駅に戻った。

着いた時には気付かなかったけど、ストラスブールの駅は面白い造りだった。近代的なガラスの外観の中に旧市街が等身大で入ってる感じで。ロッカーに預けた荷物拾って、TGVに乗った。モンサンミッシェル以来2回目。新幹線だけど、リヨンまで3時間ちょっとかかるのか…。wifi繋がったから、おとんに「これから新幹線」ってメールしたら、「そりゃ良いな」と返信あった。

変な時間にガレット食べてからビミョーな空腹感を、今日2本目のバナナ(少しでもバックパックの荷物減らしたくて)と、ブリュッセルで買ったご褒美チョコ2粒食べた。TGV。「オレ、今メッチャ速く走ってるゼ!」って瞬間だけ速度表示出た(笑)。最高時速315km/h。ずっと表示出てて良いから早くリヨンに着けませんかね…?スピード出るとやっぱそれなりに揺れるね…。のぞみってこんなに揺れたっけね…。って最後に乗ったのいつだ?

3時間も目開いてらんないから寝た。リヨンのは定刻より6分遅れで到着。リヨンも世界遺産の町。ってか、駅デカイ…。どっちの出口が自分の宿の通りなんだろ?駅のセキュリティのおじさんに宿の住所見せたら「あっちだよ!」と教えてくれた。22時過ぎ。駅からそんなに遠くなくて良かった。宿予約時に駅近で探しといた去年の自分に感謝。それにしても、疲れの限界。すぐ寝た。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?