見出し画像

ひとり旅日記ギリシャとイタリアへ49日目:久々の温泉そして自分が原因でアラーム2回鳴り響いた

※デジカメの年設定狂ってますね…日付けは時差で1日進んでます。

2018年2/19メラーノ

今日は朝ゆっくり目に…。って、腕時計、フィレンツェで電池交換したにも関わらず、また狂い出した。出発予定時刻から10分遅れて宿を出た。9時〜オープンの教会に9:45に到着。目的はせむし男の写真撮るだけ。

次は10時〜オープンの教会。ヴェローナカードに入ってなかったら、絶対来なかった…。テキトーに見て、もう10時半。このあと、メラーノ温泉行くし、帰り遅くなるだろうから、夕飯の為に何か買っておきたい。昨日閉店してたスーパーを目指した。すると、カステルヴェッキオ前にスーパーが。もういい。ここで。そしたら、このスーパー、バラ売りの果物はないけど、安かったからここでランチ用のパン、みかん、りんご、バナナ、夕飯スープを買った。スープ、安い…。4日分の果物、重い…。

今日は熱っぽく、涙がヤケに出る。買ったものが重いからか、歩いてると暑い。汗だくになって宿に着いた11:05。よし。マッハでサンドイッチ作って、温泉に行く準備して、11:30に再出発。11:50発でボルツァノ乗換え。ただでさえ乗換え時間5分だったのに、電車到着遅れ5分。マジか!電車乗り換えダッシュって、日本なら本数少なかったら連絡待ちで接続してくれるけど、この国はそこまで親切じゃないだろうから、ダッシュ。

なんとか乗り継ぐと、車内アナウンスが独語…。え?ガイドブックによると、さっき乗換えた町では70%独語、25%伊語、残りがその他言語らしい。へぇ〜。じゃ、今日は独に旅するって事にしよう♪(笑)。車窓からの景色は、確かに独っぽい家が見えた。伊の中の独。仏ストラスブールに独の建物が並んでたのを思い出した。メラーノの一つ前の駅なんて、まさに独風だった。可愛い。

やっと着いた、メラーノ。雪山が見える。今度はバーデンバーデンを思い出した。温泉保養地。駅から歩いて湯治センターへ。受付の人が「サウナは裸で男女混浴だけど、大丈夫?」と聞いてきた。「もう何回も欧州のサウナに来てるので、大丈夫です」最後はこの旅初でダンケシェン。受付の人、嬉しそうだった。

着替えてコンタクト入れて、いざサウナへ!って、サウナどこ?ここ??と扉を開けたらアラームが鳴り響いた…。スミマセン…。スタッフの女の人、キレてたね…。ってか、案内がわかりづれェんだよ💢親切な掃除のおばさんに教えてもらってやっと着いたサウナエリア。15:03。アウフグース15時の回はもう入れないと言われた…。さすが独。時間に厳しい。次は17時か…。

水着脱いだり着たりすんのメンドーだから、サウナエリアにも温泉あるし、クソガキどももいないから、水着濡らさない様にしようと思った。早速マッパになって、まずはスチームサウナから。そうそう!こうでないと︎!!風邪のウイルスも毒素もなにもかも、全て汗とともに出て行ってくれ!ジャグジーに入って、次は低温サウナ。干し草の香りで超リラックスできる。映像も流れてて、まるで草原にマッパでいるかの如くの心地良さ。

次は外に出て、37度のジャグジー。ガイドブックによると、温泉の効能はリウマチと婦人科系に効果があるとの事。外のジャグジーから雪山を眺める。今度はノイシュバンシュタイン城を眺めながら入った、クリスタルテルメのシーンを思い出した。

本日の外気温9度との表示。温い温泉から上がってもそんなに寒くない。アウフグースが終わった高温サウナで寝っ転がったり。そろそろ垢すりだな…。と、垢すりタオルをスチームサウナに持ち込んだ。塩で垢すりしてる音と垢すりタオルでこする音の間に大差ない。マテーラ以来で垢すりした。そしてこの旅3度目の垢すり。出るわ出るわ…。ひと皮向けて、身体が軽くなった。毎日シャワっても、やっぱり垢は溜まるよね…。

16:40。あと20分。水着着てプールゾーンへ。最高温度37度との事で、サウナエリアと変わらないじゃん!と思って、プールエリアはパス。今更水着濡らしたくない。水着着たついでに着替えをロッカーから出した。これでもう水着着なくてもロッカーに戻れる。17時前。既ににアウフグースやるサウナには人が並んでた。今日もアジア人自分のみ。

アウフグース、Yeah〜!これに参加する度に、生きてて良かったと思うよね…。男性がタオル振り回す前に独語でなんか言ってた。自分は「今」に集中。エッセンシャルウォーターをかけた、かき氷状の氷を熱せられた石の上に撒き散らしてく。ジュー。ジュワー。すぐに蒸気となる。そして始まった熱風。まだまだ足りない。氷を石に撒き散らしては男性がタオルを振り回す×3回。途中で1番熱い上段に座ってた人が下の段に降りて来たり。来たよー。来た来た!熱風が。ホントヤバイ。この熱風浴びたら一瞬で汗が吹き出る。こうでなきゃ!熱くてビーチク焦げそうなのに、ヤミツキ。

17:20終了。みんなで水プールに浸かる。はぁ〜極楽だね。って、余韻を味わいすぎると電車に乗れなくなってしまうから、頭洗って乾かして、17:45に湯治センターを出た。身体が軽くなった。心も(笑)。つくづく、お湯に浸かって温まるというのは心身がほぐされると、心からそう思う。日本に帰ったら、ジムの風呂会員にまたなろうかな…。

駅に到着。案内表示板にネットで調べといた時間の電車が出てこない。窓口のおじさんに聞くと、「それはスペシャルだからもうない」とか。怪し過ぎる。「次の電車は乗換え時間7分あるから大丈夫」と言われた。そして、帰りの電車もまた遅れて、乗換え駅でダッシュ。何が乗換え時間7分だよ?

21時過ぎに宿に到着。今日AMに買っておいたスープはレンチン、お茶用にお湯沸かして…。と電子レンジと電気ポットを同時に使用してしばらくすると警報が。本日2回目(苦笑)。火災報知器?火は使ってないし、煙出てないし…。このうっさい警報音、どうやって止めるの?とりあえず音が鳴ってる機械の押せそうなボタンを全て押したら音は止まった。でも、それと引き換えなのか、停電…。

台所と廊下の緊急ライトが点いた。隣の部屋の英語話せる男性が出てきたから事情を話したら、「オーナーに連絡しよう」と、what’s upで連絡しようとしたら、wifiも切断…。ホント、スミマセン。「私が電話したくても、電話を持ってないので、連絡手段がないんです…」と言うと、え?という顔しつつ、オーナーに電話して事情を説明してくれた。彼の英語の方が素晴らしいし、要件伝わって良かった。

20分でオーナーが来るという事で、充分には温まってないスープとお茶を飲んだ。ってか、普通ブレーカーって、上げ下げしたら電気復旧しないか?ってか、伊…。毎日何かしら起きてくれるよね…。台所でひとりで笑ってしまった。30分くらいして電気が点いて、拍手してる部屋もあった。スミマセン…。ご不便をおかけしました。で、オーナーが来た。地下の電気系統見て復旧させたとの事だけど、どうして地下?「みんな大丈夫?」と確認して、オーナーはすぐに帰っていった。ホントにスミマセン…。オーナーさん。夜分遅くに。

ほっとして、引き続き台所でお茶飲んでたら、アジア系女子2人組がやって来た。「ごめんね〜。停電になっちゃって」謝って、そこからおしゃべり。韓国女子だった。フィレンツェのシェアメイトと言い、韓国人のエーゴレベルが上がってる気がする。ひとりは「3/4に帰国したら卒業式だけど、まだ仕事が決まってないんだ…。明日応募〆切の所に送信する履歴書作成中なの」「旅行中なのに大変だね…」もうひとりの子は「ギャップイヤーだから2週間旅することにしたんです」との事で、自分とは逆周り。ミラノに昨日着いて、ヴェローナ、ヴェニス、フィレンツェ、ローマの予定との事。ナポリはマフィアの本拠地の情報は笑えた。そして、彼女たちはまだ2日目なのに既に伊のヤバさを感じたらしい。差別的だと。そしてレストラン高い。と。「席料と言えば大阪でも取られた」とひとりが言った。「居酒屋とかは取るね…。お酒飲むなら取る所が多いけど、お通し要りませんと言えば断る事もできるし、どうしても席料を要求されたら、お店を変えても大丈夫」と伝えた。ジュリエッタの手紙という映画の話も出た。「この映画観たから、今回ヴェローナも組み込んだんだ〜」と話すと、「タイトルは知ってるけど、まだ観てないんです」との事だったから、「是非観て!」と伝えた。だいぶおしゃべりしたから「おやすみなさい」と、それぞれの部屋に戻った。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?