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ひとり旅日記フランスとドイツへ4日目:冬の日の入り時間を気にしながらのパリ市内観光。

2014年12/27パリ4日目。

6:45am起床。朝食後8:15am出発。スーパー、8時には開いてると思ったが、開いてなくてパン屋でパンではなく水2本ゲット。2ユーロ。買ったら8:30にスーパーが開いたという…ありがち(苦笑)。

スーパーが夜は9時半に閉まるなら、今日はその前に水とみかん買わないと。部屋が暖かくてみかん1コ腐ってたし。

今日はパリ市内観光。

9時にノートルダム大聖着。バラ窓と青がメインのステンドグラスが印象的だった。

9時半にマリー・アントワネットが最期を過ごしたコンシェルジュリ。独房が再現されてた。ずっと監視されて最期の時を過ごしたんだろう。独房は身分ごとの違いが展示されてた。市民は藁敷き、その上はベッド有り、さらに上だと机があった。

次は隣のサントシャペル。セキュリティチェックに20分並んだ(帰国後、ナヴィゴーを貸してくれた同僚に聞いたら、隣が裁判所だからとのこと)。並んだ価値はあった。ってか、今まで見て来たステンドグラスの中で1番感動したかも!まるで万華鏡の中に入ってしまったかのような、内部三面、上から下までステンドグラスに囲まれて、それはそれは居心地の良い空間で、本当に去り難かった。パリ最古のステンドグラスとのこと。最古のものが、こんなに美しいとは!さすが世界遺産。感嘆のため息しまくりだった。

この次はパサージュ(アーケード)巡り。しかしながら、クリスマスホリデーシーズンで、お店は閉まってる所が多かった。日本の商店街アーケードとは全く別の世界。お店が閉まってても、ディスプレイを眺めるだけで楽しかった。

今日は午前中、小雨+北風がけっこう強くて寒かった。午後は雨が止んだが、北風は強いまま。

もうお昼にしようと、生牡蠣屋へ。ピラミッドというメトロの駅を降りたは良いが、手持ちの地図がなんとも分かりにくい。JCBプラザが近くにあったから場所を聞こうとしたら、窓口が閉まってた。仕方なく、日本人専用ツアー窓口の日本人女性に聞いたら、全然親切じゃない。そういや、6年前のロンドンもリース城行きのバス停を似たような日本人向け窓口の女に聞いたら、同様の不親切さだったのを思い出した。「親切じゃね~な~」と、つぶやきにしては声がデカかったから、他の日本人客にも聞こえただろう。同じ目に2回遭って思ったのは、日本人に頼るべからず。現地の人の方が余程親切。

ま、窓口の不親切さのお陰で、自分のカンに頼りながら、可愛いお菓子屋さんを見つけられたことは感謝しよう。

なんとなくのカンで、やっと着いた!けっこう日本人観光客が店内にいた。早速、生牡蠣6個で19ユーロを注文。日本とは違って、しょっぱ目だったが牡蠣自体の味は濃かった。いつも比べてしまうのは広島の生牡蠣。やっぱ、広島の濃いミルキーさには負けるな。お店のおじさんが話しかけてきた。20年前に2年位東京の梅丘でシェフしてた話をしてくれた。ハイソな街だって。あいにく自分には縁がないから、梅丘知らない…付け合わせの酸っぱいパン。後の空腹に苦しむよりは我慢して食べた。

可愛いお菓子屋に戻って、いよいよ店内へ。夢の世界みたい!まだ旅の前半でバックパックだと壊れる可能性があるから、土産として買うのは断念。この後のおやつとして、量り売りクッキーを買った。あと、お世話になってる1000円カットのお兄さんのお手伝いをたまにしてる小さいお嬢さんに、棒付きキャンディーを買った。レジで支払う時に、レジのお兄さんが日本語で「エーゴジョーズデスネ!」と言ってくれたが、彼とはエーゴ話してない…アジア系の店員のお姉さんに、どういうクッキーなのかを尋ねたやり取りを彼は聞いてたのかな…ドサクサに紛れて、iPadで店内撮影して良いか聞いたらOKが出た!ありがとう!

店内撮影を終えて、店を出て歩き出した道はショッピングストリートだった模様。小麦粉拒否が続いてる為、通りに何件もあったカフェのケーキのディスプレイたちは、もはや鑑賞&写真撮るのみ。小麦ダメになると、ケーキもダメなんだ…自分。残念。

予定にはなかったが、通りすがりにあったマドレーヌ教会に入った。

このまま真っ直ぐに行ってコンコルド広場に出た。地図を見て、おっと!凱旋門に行こう!とメトロに乗った。天気が持ってくれてるうちにね。ミュージアムパスはここでも役に立った。このパスは、観光名所に並ぶ時間考えたら、買う価値ある。特に陽が短い冬は。

凱旋門正面の写真を撮り、いざ凱旋門の下に行きたくてもどう行くんだろう…?しばらく様子を伺うと、右側に行けば地下通路がある様だった。凱旋門のてっぺんの入り口も、ミュージアムパスのお陰で並ばずスイスイ。螺旋階段を上りに上って、凱旋門のアーチの頂点の辺りにベンチがあって休憩。ここからアーチの真下を歩いてる人達が真上から見えたのは面白かった。なぜか物乞いらしい子供がいてしつこく何か言ってたが、どうして有料の場所にいるんだろう…

ついにてっぺんへ!相変わらず強い北風。iPadもデジカメも注意しないと風に煽られてしまう。上から見ると、凱旋門を中心に道路が放射状に伸びてるのが良くわかる。上からじゃないとわからない景色。

まだ15:30。エッフェル塔へ。パリ通同僚オススメエッフェル塔鑑賞ポイントの、エッフェル塔と対面の公園へ。近くにいた韓国人カップルの彼氏の方が写真撮ってくれたから、お返しに彼らの写真も撮った。彼は昨日メトロでスマホを盗られたか落としたかしてしまったらしい。「注意してね!」と言ってくれた。カムサハムニダ。でも、自分のはガラケーなんだ…

エッフェル塔の足元へ。こんな北風の中、上に上る為の行列の長いこと!特に上からの景色は直感に引っかからなかったからパス。

16時。あと見所はどこに行けるか?オランジュリー美術館に決めた。メトロではなく電車に乗ったら、これが大間違い。目的地と逆方向のに乗ってしまい、更に正しい方は電車ドン詰まりで動かない…終わった。

再びコンコルド広場着。明日の予習の為にオランジュリー美術館とルーブル美術館の場所確認。途中18時に、さっきは近くにあったエッフェル塔が、今は遠くでスパークリング!キラキラになってた。また見られて、ラッキー!ルーブル美術館の地下のお店巡り。今日済ませときゃ、明日はこの時間節約できるから。

ミュージアムショップで、あの美女と一角獣の可愛いうさちゃんクッションがあった。5月に東京で見た際には売ってなかったもの。26.5ユーロ=4000円くらい。どうかバックパックに余裕があります様に…
ここの地下をゆっくり見てたら、時間的にも身体的にも夕飯の時間。今日はホステル近くの「拉麺」と漢字であった中華屋にした。

限られた中国語に、なんと言って良いかわからない所はエーゴを混ぜて話したら、お店のおばさんに、「中国語か仏語にして!」と言われて、中国語で苦戦…お惣菜のショーケースにあった、大好き香菜の和え物と海鮮ラーメンと米飯にした。ラーメン、温まったし美味しかったが、麺はラーメンではなくあれはうどんだったな…香菜と干しエビの和え物は味がしみ過ぎててしょっぱかった。

以上で今日は終わり。

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