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ひとり旅日記フランスとドイツへ8日目:世界遺産→裸で混浴サウナ→カウントダウン

2014年12/31ドイツ2日目。

朝食6:30am。それまでに出掛ける支度した。寝てる間、何度か苦しくて起きて水飲んだり、鼻かんだり。また鼻からなんかの塊飛び出してたね…今日は頭痛くないや。喉もそこまで痛くなくなってる。

朝食の会場でエーゴが聞こえると思ったら、TVでBBCやってた。エーゴが聞こえるってことは、いかに仏・独語は耳に入って来ず、何言ってるかわからないってことだよね…

ヨーグルトプレーンは酸っぱすぎて慌ててジャム投入。欲張りでゴメンナサイ。ブルーベリーとパッションフルーツのヨーグルトも頂いた。サラダ山盛りを食し、パンはひとつ。チョコ塗ったら美味しかった。コーヒーは旅行中で1番美味しかった。旅8日目ともなると、コーヒーの味が分かるようになるのかね…(笑)。

予定通り7:45amに出発。駅に早めに着いてネットして、念の為トイレに行ったら、有料。10ユーロ札を崩すのに食べたくもないが3コ2ユーロのデニッシュ買った。朝から3回目の大。よく出るよね…

ドイツ初の鉄道に乗り込んだ。ってか、トイレ付きだったし(苦笑)。だよね。特急だもんね。
途中駅で日本では久しく見かけなくなった、シベリアンハスキーと女性が乗って来た。犬が急に通路に出てしまったりしてた。尻尾をかなり低く丸め込んでたから、鉄道に乗るのイヤなのかな?もしくは、もともと人慣れしづらい犬だから、この状況に参ってるのか?

9:39am定刻通りにケルン到着。駅出て左手側すぐに、とてつもなくデカイケルン大聖堂が!! 駅近過ぎるッッッ!まずは外観をじっくり一周見て、写真を撮りに撮っていよいよ中へ。広い…寒い…吐く息は白く。パンフは有料1ユーロ。資料は大事。動画をゆっくり撮ったら、11分。手が疲れた。今度は自分の目で。モザイクにしか見えないステンドグラス、写真に撮ってもやっぱりモザイク。サントシャペルとは違ったステンドグラスの美しさ。ダイヤみたいにキラキラのは今まで見たことない。世界遺産を味わうには1時間かかったね…どれだけ好きなのか。誰かと一緒に来たら、ここまでゆっくりじっくり味わえたろうか?ひとりで良かった。思う存分ステンドグラスの写真を撮りまくった。

聖堂近くのインフォメーションのお兄さんにスパの行き方を聞いたら、紙に書いて教えてくれた。ガイドブックにあったバスは廃線らしい。まずは1コ駅戻って、そこからバスに乗ると行けるらしい。

駅1コ戻った。ここまではカンタンだとしても、バスは…駅のインフォメーションのお姉さんに聞いたら、別の出口との事で走った。外は小雨。でもそこまで寒くない。ちょうどバスを待ってたお姉さんに、ここのバス停からスパに行けるのか尋ねたら、「次のバス停で降りるのよ!」と教えてくれた。ケルンのインフォメーションのお兄さんが廃線と言ってた260番のバスは存在してた…このお姉さんがそれでも行けるとも教えてくれた。10分弱待ってバスが来て、5分も乗らずに到着。2ユーロ。

降車後に駅に戻るバスの時刻を確認。先にチェックしてたおばさんに今日の運行状況を聞いたら、「260番は恐らく今日はもうないんじゃないかしら?150番なら毎時19分と24分にあるみたいだから、19分までにここにいれば大丈夫」と教えてくれた。「ここには良く来るのですか?」と聞いたところ、「たまにね」とのことだった。

早速、中へ。受付をして、タオルをレンタルした。男女別のロッカーではなく、先に着替える場所があり、そうしないとロッカーに行けない。イギリスのバースもフィンランドのロバニエミもそんなダサイことさせなかったぞ?ドイツっぽくないな…。ってことは、上がったら濡れたまま荷物を着替える場所に運ぶってことだよね?

4時間コースにしたが、フランクフルトに戻る電車は16:20。バスは15:19だから、3時間くらいしかいられない。サッサと着替えてお風呂セット持って、まずは水着ゾーンから。

しょっぱい温水。茶色のいかにも温泉って所が混んでた。そこに10分浸かって、外の流れるプールへ。天を仰いで流れに身を任せて、ホント別世界。気持ち良かった。空気も湿っぽくて。ずっと流れのままに流されていたかったが、なんせバスの時間があるからね…

誰もいないジムのジャグジーみたいなとこがあった。外から戻って来たら満員になってた(笑)。ジャグジーは30分いた。ほぐせるとこをほぐし切って、いよいよサウナへ!

昨日ネットで予備知識入れといて良かった。外のサウナの小屋3つ。みんなバスタオル敷いてる。一度全身洗って、人生初のマッパ混浴サウナへ!ちーんちーんぶらぶらそーせーじ。

ってか、どのサウナに入ってもアジア人いなかった…アロマのドライサウナは瞑想の世界に良さそう。数あるサウナで、最も良かったのは、トルコ風のタイルの円形スチームサウナ。円の真ん中からアロマスチームが出てた。男性が多かったから、男性専用かと思ってよく見たら、女性2名いた。ここはバースのアロマスチームサウナに近い癒しがあった。あまりに心地よく全身脱力してうとうと寝入りそうだった。時間制限なければ、ずっとここにいたかった。水プールでちょうど1年ぶりにマッパで泳いだ。

14:45。着替えて髪を乾かせば充分間に合うだろう。旅の前半の疲れが取れたと思う。来て良かった!4時間コース26ユーロ+タオルレンタル4ユーロ。いい所だった。

バスを待ってる間に飲泉試したが、あまりにしょっぱくて一口でギブアップ。駅行きのバスが来たから2ユーロ支払おうとしたら、バスの運ちゃんに「いいから座れ」と言われ、駅に着いて再度支払おうとしたら、「要らない。中央駅はあっち行きの電車で1つ目だ」と教えてくれた。親切。バスが去る時に、お互い手を振りあった。ダンケ。

で。中央駅行きの電車がどれかわからず、適当に行ったホームで電車待ってたおばさんに聞いてみたところ、ドイツ語だったが、言わんとしてることはなんとなくわかった。次の電車で大丈夫ってことね!おばさんが、自分にうまく伝わったかどうか心配だった様で、隣にいたお兄さんにも聞いてくれて、お兄さんがエーゴで説明してくれた。間違いなさそうだった。電車が来て、2人に手を振って乗り込んだ。ダンケ。

フランクフルト行きの電車が来るまであと40分。手持ちのゴミを捨てに行ったら、KFCの箱が捨ててあるのを見てしまった。この近くにあるんではないか?と駅構内を探すと、あった!昨日チキン食べたかったし。お約束のドラムスティック。1本2.39ユーロ。大きさは米・日と同等サイズ。英は異常にデカかったな…鶏の種類違うのかな。カンボジアも日サイズだったな。

時間になりホームに行ってみると、電車が遅れてるっぽかった。インフォメーションのお姉さんに聞いたら、15分くらい遅れるって。スパで泳いだりしたから、チキンだけで足るはずもなく、ケルンに来る前に買ったデニッシュここで登場。アップルパイ的なのはウマかった。レーズンのはマズくて半分捨てた。チョコクロはフツー。これでも足りず、KFC探しに行った時に気になったソーセージ屋に。ガーリック味があってそれにした。3.5ユーロ。大してガーリック感はなかったが、味はまぁまぁだった。隣にチョコレート量り売り屋さん。100g/4.95ユーロ。5個選んで買った。支払い時にコインチョコをおまけでくれた。

そろそろ時間?と思ってホームへ。鈍行の後ろ直ぐに特急が来てるという珍しい状況を写真におさめた。結局20分遅れ。テクニカルプロブレムだってさ。ってか、日本は特急こんなに遅れませんよ~。仏も独も特急遅れ…やっぱなんだかんだ言っても、日本の鉄道ってスゴイや。

この日記書いてる車内、隣の席の何系かわからない親子がマジうるせェ💢ババァは車窓に携帯❌とステッカーが貼ってあるにもかかわらず、携帯で話しまくってるし。こんな時の救世主が座席にあった。ヒコーキみたいにオーディオプログラムが楽しめる模様だったから、自分のウォークマンのイヤホンでクラッシクとクィーンを聴いた。

予定より30分遅れでフランクフルト着。駅構内のお店は18時閉店。スーパーも閉まってた。仕方ないから宿に戻り、イベントデスクの兄ちゃんにオススメのカウントダウンの場所を尋ねた。ユーロマークがある所もしくは川沿いとのこと。まだまだ時間あるから、朝見つけたキッチンでお湯を沸かしてみそ汁飲んで和んだ。声がだんだんかすれてきたし、眠いが、せっかくだからやっぱりカウントダウンの瞬間に身を置きたいと思った。部屋には2人の欧米人の女の子が入ってた。発音からイギリス人とみた。話してみると、1人はやっぱり英国からでもう1人は蘭からだった。オランダの子、おしゃべり好きだね…イギリスの子はチェックのズボンとメガネがオシャレだった。

聞くと、2人ともなんとNZクライストチャーチにいたと!自分が、「クライストチャーチの地震がショックで、そのあと日本でも大地震で…」と話したら、英の子が「2004年のスマトラの大地震から地球はおかしくなってるし、重なる時って重なって、地震があちこちで起きたよね。今年はヒコーキ事故が多かったしね…」となかなか鋭いことを言ってた。蘭の子はパティシエで仏にインターンで行ったり、今はアントワープのミシュランに載ってる店で1日12時間ランチ→ディナーと働きっぱなしで、睡眠時間は4時間。いつも緊張感で寝てても急に起きちゃったり…ストレスで追われてる感じがする。でも、年にトータル6週間休み取れるからヨーロッパ周れるしいいかな~と言ってた。NZでケータリング勉強してたとか。NZ繋がり、不思議な縁…

黙ってる予定が、シェアメイトとのおしゃべりに参加して、喉がもうどうにもムリ。ロンドンで買った効きそうなハーブティーを2杯飲んで23:30。街へ。

すでにロケット花火を上げに上げてて、遠くで消防車のサイレンの音が…若者がハメ外し過ぎないようにとの監視の独警察官…カッコイイ!まずは、川の方に行ってみたが、まだユーロマークの方が盛り上がってた。音楽かかってたし。そうくると、ヘルシンキは市でちゃんと催しもののプログラムがあって分かり易かったよな~。キレイだったし。

いよいよカウントダウン。なぜかよくわからないが、ドイツ人男性2人と自撮りすることに(笑)。ロケット花火が一斉に上がって、爆音と煙ゴイス…喉ヤバイ。こういうカウントダウンも初めてだからいいか…まだ本場物を見てないが、中国の春節の爆竹とやってること近くないか?12:15amに宿に戻り、1:00amに寝た。

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