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ひとり旅日記ギリシャとイタリアへ30日目:バスで世界遺産に含まれてるモンレアーレの大聖堂へ

2018年1/30モンレアーレ

昨日インフォメーションで教えてもらった、モンレアーレ行きのバスの時刻。そんなに早く行ってもな…。と思いつつ、チェファール行くのはどうすっかな…?とかなんとか思いつつ、結局チェファールはやめた。無理しても仕方ない。そんなに世界遺産の金ピカモザイクタイル画の大聖堂ばっか一生懸命見に行ってもね…。

向かった朝食会場。まさかの自分のみの用意。こんなに部屋数あるのに、宿泊客自分だけか…。「カプチーノ?」とオーナーのおじさんに聞かれて、「ハイ」で、マシーンで淹れられたカプチーノ…。アルベロベッロとマテーラはちゃんとしたフワフワの泡だったのに。ここのは泡がカップの上まで来てないし…。でも、ここのクロワッサンはおいしかった。中のあんずジャムは余計だから剥がしたけど。ってか、カプチーノ砂糖入りかよ。明日はエスプレッソだな。

インフォメーションで教えてもらったバス停の位置は昨日のうちに確認しといたから大丈夫。明日チェックアウトしたらまたキャリー引いて駅まで行くから、行きやすい道確認しがてらバス停に向かった。結果、昨日下見したバス停ではなく、この道を行った所にちょうどモンレアーレ行きのバスが停まってた。良かった。この道から来て。昨日の所だと思い込んでたら大変だった。

往復バスチケ3ユーロを買って乗車。10時発。通路挟んで隣のおばさんが自分以上に独り言言ってるし、散々バスチケ売り場の人と喋ってた女はバス発車間際に飛び乗って、今バスチケ買うとか…。チケット買ってから乗りゃイイのに。アタマ悪すぎ。席に着かず、バスの運ちゃんの横に立ちはだかる。せっかく自分1番前の席に座ったのに、このアタマ悪い女のせいで、なんも見えねーし。途中でこの女降りたが、運ちゃんは「やれやれ〜」と言ってたし、独り言のおばさんもその女についてなんか言ってた。たぶん自分が思ってることと同じ事だと思う。わざわざ2人ともなんか言ったって事は。

ってか、このバスの運ちゃん可哀想。道路は路駐多い。二重に路駐とか。寄せてない路駐とか。その度にクラクション鳴らしてはバスが通れるように路駐車に促して、イラついてて。伊人って、バカなの?去年から薄々思ってたけど。ローマ帝国築いた子孫じゃ、絶対ない。なんか落ちぶれ過ぎ。

なんとかバスはモンレアーレ到着。天気は曇り。雨降りそうに暗い感じ。降るなよ…。と大聖堂の着いたら霧雨。この位なら許そう。

中に入ってビックリ!昨日見た建築群よりも遥かに広くて、天井高くて、立派で。ここが無料で見られるとは!昨日行った小さいマルトラーナ教会ですら2ユーロ要求してきたのに。じっくり見ると、首が痛い。全ての金ピカモザイクタイルは高い位置にあるもんだから。1枚の金ピカモザイクタイル画が目に留まった。身体にブツブツできてる人たち。自分もこの一週間彼ら程ではないが、身体にブツブツ原因不明な発疹出てるから仲間だ!と思って写真撮った。

主祭壇の方に行くとジャンボツアーという、聞いたことない日本のツアーにカチあった。この団体が去るまで待って写真撮った。大聖堂を出て裏の方に行くと、なんと!この大聖堂は外観もモザイク。こんなの見たことない。素晴らしかった。

別料金エリアの回路も素晴らしかった。昨日の6ユーロ払った所と同じ金額ってのは、どう考えてもおかしいと思った。昨日の4倍の広さだよ?今日のは。柱の彫刻を修復してる職人のおじさんに「ボンジョルノ!」こういう地道な作業でしか世界遺産を保全できない。有難く彫刻の柱とモザイク画がはめられた柱をじっくり見た。

時計見ると、12時過ぎ。パレルモには13時台のバスで戻ろう。その前に大聖堂にもう一度戻って1ユーロ支払ってトイレへ。有料なのにここも便座ない…。用を足しトイレを出ると、もうひと団体のジャンボツアー参加のおばさんがトイレ探してたから、教えた。「便座ないので、中腰で気をつけてください」と言うと、「1ユーロでぼったくりね〜」「伊はこういうトイレ多いですよ〜」と伝えた。

土産物やらを冷やかして歩いてくと、視界が開けそうな道があった。そこに行ったら、海の方が晴れてるのが見えた。この見晴台からの景色はとても良かった。
バス乗り場に行く途中にスーパーがあったから寄った。99セント生ハムを買って、昼用のパンと一緒に食べた。でもこの生ハムしょっぱ過ぎ…。バスが来た。行きと同じ運ちゃん。戻りは昨日行った王宮周辺の渋滞が酷かった。昨日歩いた時は全く気付かなかったけど、実はいつもこうなのか?

駅で降りて明日のカターニャ行きの切符購入。レシートボタン押したのに、出てこない券売機…。まだ14時。昨日歩いてない所歩こう。昨日バス無賃乗車した時の車窓から見た気になった建物を見に行くことにした。

博物館?と思ったら、植物園だった。このまままっすぐ行くと海。海沿いを歩いた。日本にいたらこんなゆっくりな速度で歩かないよな…と思いながら。

最後に行っておきたい教会は16時〜か。あと1時間。カルフールに寄って、昨日けっこう人が並んでた店のコロッケセット食べながら時間潰そうと思った。注文時に、伊語メニュー見たけど、言うまでもなく無理だった。自分の前に注文してたお兄さんが代わりに注文してくれた。グラッチェ。揚げ上がるまで待って、出てきたのはけっこうな量!確かにメニューには10個とあったけど、一口サイズもあるって言ってたからそれにしたつもりが違ってた。中を開けると、5種×2個ずつ。いもコロッケ、ライスコロッケ2種、カリカリした棒状のもの、食パンの間にモッツアレラとハムを挟んで揚げたもの。食パンのやつはタイのエビトースト思い出す食感で1番おいしかった。ライスコロッケの肉、グリンピース、トマトソースで味付けした方はしっかりした味。黄色い米は薄味。いもコロッケは間違いなく美味しかった。棒状のは特に具が入ってる訳ではなく湯葉みたいな感じだった。さすがに全部食べられなかったから、半分食べて残りをしまって、サン・フランチェスコ・ダッシジ教会へ。

昨日入ったマルトラーナ教会のチケットは、他の入場料かかる教会の割引に使えるとの事で、提示したら3ユーロ→2ユーロで、自分の手持ちコイン1.91ユーロ…。あと9セント…。「スミマセンあと9セントないです…」と申し出ると、1.91セントで入れてくれた。ナポリのケバブ屋に続いて足りない分見逃してくれた。スミマセン。本当に。

中は写真NG。との事で、目に焼き付けるようにしっかりじっくり見学。ここは来る価値あると思った。ストゥッコの美しい彫刻。しかも一場面ずつ立体感というか奥行きある作りで、美人な彫刻も多かったし。しゃぼん玉液が入った器を持ってしゃぼん玉吹いてる天使が可愛いかった。奥行きのある小さいストゥッコ作品の中には元々あった彫刻が何者かに盗まれ、これを復元するのはかなり難しい。と受付のお姉さんが説明してくれた。左右にある木製ベンチを支えてる木の彫刻一つずつ違っていて、本当に素晴らしく、ため息ものだった。写真撮れない分、記憶に残ります様に。お姉さんにお礼を言ったら、「日本人?」と聞かれたから、「どうしてわかるの?」と聞いたら、「以前日本人がよく泊まるホテルで働いてたからなんとなく」と。日本人なのにあと9セント足りず、ごめんなさい。金ピカ教会も良いけど、ここはヴィーナス教会を思い出させるロココ調の教会だった。

宿方面に歩いて、信号が変わるのを待っていると、なんだ??信号、おかしい︎。赤のライトの中の人が横になってる!写真撮ってから渡りきって振り返ると、自分がさっきいた所の信号は通常通りだった。

宿にまっすぐ帰るにもまだ時間早い。昨日歩いてない方の道が賑わってる様に見えたから、そっちに行ってみた。進んでいくと、劇場があった(オペラハウス)。アラブチックだね〜と写真撮ってたら、ヘンなおっさんが目の前をチラつきながら話し掛けてきた。”It’s beautiful, isn’t it?”と話しかけてきた。はぁ…。どーでも良いが写真に入んなよ。「日本人?」と続いたから、「NO!」と険しい顔で答えた。うっせェよ💢日本人っだったらなんなんだよ?NYから来たとか言ってたが、So, what?キモ。

賑やかな通りも終わって、空も雨降りそうな雲になってきたから、もう宿に戻ろう。と、17時宿着。日中しょっぱい生ハムと濃い味付けのライスコロッケ食べて塩分強めの日だったから、パックサラダは素で食べた。今後の旅程確認して、ナポリからベネチアまでの電車のチケット取らないと!と思ってから取り終えるまでかかった時間は3時間。フザケンナ💢1回目はpaypalで支払えたが、予約確認メール来ないし、paypalから返金されたし。2回目はpaypal使えないとのメッセージ出たから、クレジットカードで支払ったら予約確定になって、メール確認すると、paypalでも支払い生じてるし。何なの?paypalに何が起きたのかのメールをして再度返金になったが、なんなのこの国。これでカードで予約したのもキャンセルになってたら、マジ困るわ。と、腹立てながら寝た。明日パレルモから乗る電車の時間確認しないと。


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